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 27.生涯学習特別委員会県外視察について

平成111127日 

 1125()から26日(金)にかけて、所属しております生涯学習特別委員会で県外視察に行って参りました。特別委員会は任期が2年で、最後に特別委員会としての提言を行うわけです。県議会として提言していくわけですから影響力があります。Vol.20では、生涯学習のテーマは、「新しい自分を発見する」「自分自身を変える」ことだとご報告いたしました。その機会をどう県民に提供できるか、これが行政の役割です。今回は福井県と滋賀県にいって先進的な施設や事業を調査したわけです。私自身の切り口は、「事業としての採算性」を重視しました。確かに生涯学習は、行政サービスとして無料で提供するという性格もありますが、予算的に厳しくなると真っ先に切られる分野です。またお金を払ってでも学習したいというメニューを準備することがこの事業のポイントだと思います。

 福井県のユー・アイふくいは、生涯学習と女性の能力開発を絡めたもの、滋賀県の淡海(おうみ)ネットワークセンタ‐は、NPOを中心とする市民運動(約600団体)のネットワークをテーマにしたものでした。どちらも運営費は1億円程度で事業収入は福井が1600万円、滋賀は微々たるものとのことでした。ユー・アイふくいの建設費は53億円だそうです。淡海ネットワークセンターの場合は県の自治研修センターやホテルピアザびわ湖との合築で、区分所有というユニークな方法で建設されていました。どちらも行政評価をどう考えるかが今後課題だと思います。今回の視察では、非常に印象的なことがあり、以下箇条書きにさせていただきますが、広島で同様の事業を展開する場合のヒントが隠されていると思います。脈絡はあまりありませんが、具体的行動に結びつくと思いますので列挙します。

 @帰広後、芸術専門家・建築家・新聞記者と懇親会を行い、県の管理する出汐町の被服廠(ひふくしょう)・宇品海岸の水上警察署の跡地利用について考えようと盛り上がった。 A移動中に「五衰の人」(徳岡孝夫著)を読んだが、その主人公である三島由紀夫の命日が1125日だった。B移動途中よった賎ヶ岳インターで、羽柴秀吉軍は約50kmの距離を5時間で移動し、戦いに勝利したことを解説書きで知った。 C滋賀県は琵琶湖を昭和30年代の水質に戻そうと努力している。水文化を大切にしようとしている。

(今週の活動)

1122()  広島政経塾準備

1123()  地域団体勉強会・懇親会

1124()  広島県遺族会記念式

1125()  生涯学習県外視察(福井)

1126()  同     上(滋賀) 

1127()  そうじの会懇親会

1128()  南区子ども会20周年


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