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 19.9月定例会一般質問を終えて

平成11年10月3日 

 「昨日に引き続き質問を行います。中原 好冶君」、檜山議長から声がかかりました。県議会での初質問、市議会では2回一般質問をしましたが、今回は6年ぶりで、なおかつ県議会はテレビ中継もあるということで緊張しました。
本会議で質問するというのは議員にとっては重要な政策実現の場です。いまのところ会派内の調整で、残りの任期の間にあと
2回できることになっています。国会議員と違って、県会議員(地方議員)には執行権がありません(国会議員は大臣になって各省庁の執行権を握るわけです)。

従って、こうした場でしっかりと自分の意見を主張しておくこと、また不正や正すべき誤りがあれば指摘すること、これが県会議員の任務ということになります。私がこうすべきだ、と主張しても知事はじめ執行部がだめと言ったらそれまでです。本会議での質問はセレモニー的な要素が強い(あらかじめ質問内容は打ち合わせを行い、どういった答弁を引き出せるかが勝負になります)

とはいえ、私の考えが受け入れられるかが問われるわけです。今回も8月下旬から一ヶ月にわたり
10回近くの打ち合わせを経て質問が出来あがったわけです。

今回の質問で得られた成果
(1)宇品・出島地区の高潮対策で、ポンプ排水を推進すること
   (今回初めて打ち出された政策で、これからもしっかりと追跡して
   高潮被害の克服に努めます)

    京橋川左岸(宇品西地区)の護岸工事の早期着工(今年中)

(2)出島地区の産業廃棄物処理場計画の安全管理を徹底すること
(3)県立広島病院の小児医療部門
   (小児救急、小児ぜんそく・アトピー性皮膚炎などの慢性疾患、小児難病等)
   の高度化・専門化を図る。

(4)痴呆性老人グループホーム整備を、市町村の実情に応じて支援・指導する。


 今回の質問で得られた成果は上記の通りです。特に力をいれた港湾機能の強化や、ポートルネッサンス21計画の見直しなどは、いままでと異なる答弁はもらえませんでした。議員が自らの考えを主張できる場は他に委員会があります。所属している建設委員会・生涯学習特別委員会でさらに主張して参ります。今後は何かテーマを定めて深く掘り下げた主張を展開できるよう勉強していきます。また今月はこのご報告を中心にミニ集会や街頭演説を行って参ります。

(今週の活動)

 9月27() 一般質問

9月28() 一般質問

9月29() 一般質問

9月30() 一般質問

10月1日() 建設委員会

102() 茶山さん結婚式

103() 井山さん結婚式


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