未来潮流バックナンバー

 18.介護保健制度について

平成11年9月6日

 「お年寄の住みやすい南区にする」〜選挙の際の私の公約の一つです。

来年度から介護保険制度が始まります。この制度のねらいは、
@家族でお年寄を支えるのではなく、社会全体で支える
Aねたきりをなくす
B民間活力を使って、介護サービスの質・量の向上を図る、というものです。

今までの制度と異なる主な点は、
@
40歳以上の方々からの保険料の徴収(額については3000円前後)
Aサービスを受けるお年寄の訪問調査による要介護認定
B介護・施設ともにサービスを選択できること
C市町村によって保険料・サービスの質・量が変わってくるというものです。

私は従来から、ゲートボールなどを楽しむ「元気なお年寄」と「何らかの障害を持ったお年寄」がおられ、元気なお年寄はいつまでも元気に、障害を持ったお年寄には十分なリハビリと介護をと考えて参りました。

下表の通り、南区の場合には「何らかの障害を持ったお年寄」=要支援+要介護見込数で2868人(13.4%)。となっています(広島市で19263人、13.3%)。 これらの方々をどう支えていくかが問題になります。

介護保険の導入により、ケアマネージャーによるケアプランが作成されます。ここまでの過程の中で重要なのは症状をよく把握したかかりつけ医をもっておくことです。介護認定の調査においても、ケアプランの作成においてもかかりつけ医の意見は尊重されます。

さて、次にケアプランに基づくサービスメニューです。ここで市町村による差が明確になってきます。(続く)


広島市

南区

主要指標    人口

        高齢化率

    1,117,838

     13.0%

135,835

15.7%

40歳以上の保険対象者数

     543,000

要介護(要支援)高齢者

19,263人(13.3%

2868(13.4%)

介護認定の自立見込数

     要支援見込数

     要介護見込数

        3,125

      16,138

サービス提供の在宅見込数

       施設見込数

利用者14,864人で訪問看護

利用者4,785人で待機者が

が遅れ気味 ほぼ大丈夫

969人 今後が心配

(今週の活動)

9月20() 9月一般質問打ち合わせ

9月21() 9月定例会全員委員会

9月22() 9月定例会開会

9月23() グリーンクロス広島大会出席

9月24() 台風18号の被害現場へ

9月25() 介護保険勉強会(丹那)

9月26()  そうじの会(仁保中)


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