こうじマガジンNO.131(2006.11.15)  
△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼


こうじマガジン NO.131

△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼


「2006年11月1日から2006年11月10日までのダイアリー」


●●2006年11月01日●●

「第1回選挙対策会議」

9時過ぎから翠学区をパワーウォーク。

12時から第1回選挙対策会議。
本部長、
副本部長、
事務局長と、
共に闘っていただける皆さまに、
あらためて次回選挙のことについて
お願いいたしました。



●●2006年11月02日●●

「小児難病」

朝9時過ぎから翠学区をパワーウォーク。

11時に県議会で、
小児難病の患者団体の皆さまと
意見交換を行いました。
具体的な要望項目をもっていらしたので、
これからしっかりと実現に向け動いて参ります。

午後1時からは、
三菱重工労働組合広島支部及び会社へごあいさつ。
4時にはお世話になった方のお見舞に広島市民病院へ。

夜は松下政経塾の後輩、森本広島市議と意見交換、懇親会。



●●2006年11月04日●●

「開店祝い」

朝9時半過ぎから翠学区をパワーウォーク。
夕方、自主トレ(元宇品コース)。

今日はお世話になっている県警OBの方の息子さんが、
西区横川に日本料理のお店を開店されるということで、
仲間と一緒にお祝いに駆けつけました。
おいしいふぐ料理もいただき、]
非常に楽しく過ごさせていただきました。
メンバーは掃除の会で知り合った方々が中心で、
明るく前向きな生き方をされています。
私も活力を頂きました。



●●2006年11月05日●●

「パワーウォーク(10)」

日曜日は地域行事が入ることが多いですが、
今週は連休になっているためか、
空いていたので大河学区を歩きました。

在宅率は約50%、
平日とあまり変わりませんでした。
旭町界隈は、
商店街を中心に整然とした住宅街です。
大きな道路(霞庚午線)の整備がこれから進んできますが、
活気のある商店街にするべく知恵を出していく時期です。
しばらくはこの地域をみっちり歩いていきたいと思います。


●●2006年11月06日●●

「保育園」

朝久しぶりの雨のため、
街頭演説は明日に延期。

9時過ぎから翠学区をパワーウォーク。

先日保育園への入園に関するご相談をいただきました。
3歳と1歳になるお子さんを抱えて、
そろそろ仕事に復帰しないといけないという状況で、
上のお子さんと同じ保育園に
1歳になる下のお子さんも入園させたい、
と考えていらっしゃったわけですが
どうも難しいみたいだ、というご相談です。

何でだろう、と思い、
早速区役所に行って状況を聞いてみました。

保育園の入園に関しては、
福祉事務所に決定権があります。
南区内の公立・私立の保育園の入園状況
を見せていただきましたが、
どこも定員をオーバーしている状況でした。
保育士さんも足らないそうです。
この割り振りは大変な作業だと思います。

今回のケースのように、働きたくても働けない
という状態をなくし、
子育てしやすい環境をつくろう、
と国・自治体上げて取り組んでいるのに、
現場はまだこういった実情なんだ、
と厳しさを痛感しました。
何とか職場復帰を予定している12月下旬までに、
子どもさんお二人とも
安心して保育園に行けるよう
福祉事務所に頑張っていただきたいと思います。

夜自主トレ(元宇品コース)。



●●2006年11月07日●●

「企業会計決算特別委員会 個別審査」

朝8時から段原交差点で街頭演説。

10時半から、病院事業関係の決算審査を行いました。
県立病院は現在4病院あり
(広島病院・安芸津病院・瀬戸田病院・神石三和病院)、
医業収益が192億円(うち約170億円は広島病院)で
医業費用が170億円なので、
20億円の赤字を年間計上しています。
約120人の医師と約700人の看護師、
約1000床の病床を持ち、
約290億円の企業債(借金)を抱えています。
総資産が約300億円ですから、
経営自体は楽ではありません。
一方で最先端医療へのニーズは強く、
特に政策医療への取り組みも重要です。
投資がかさみ、
経営をさらに圧迫していく面は否定できません。
こうした中で、
県立病院のあり方をどう考えていくのか、
難しい課題です。
広島病院には新しく
小児感覚器科、小児腎臓科、臨床腫瘍科が拡充され、
新しい取り組みが始まっています。
こうした分野をしっかりと伸ばしていくことは重要です。
総合的に県民ニーズに応えていけるよう
チェックしていこうと思います。

午後は企業関係のあいさつ回り。



●●2006年11月08日●●

「パソコンダウン! 」

朝8時に事務所に出て、
いつものようにパソコンのスイッチをオン。
いつもの起動音がしたと思うと、
突然ストップ。
あれ、と思いましたが、
何度やってもパソコンが起動しなくなりました。
5年目を迎えるデスクトップ型のパソコンですが、
寿命がきていたみたいです。
後援会の名簿から必要な文書、メール等
全部つかえなくなったんでは、
と大変なショックを受けました。

すぐに業者に連絡しきていただきました。
マザーボード(パソコンを起動する装置)が故障していて、
新しく買い換えないと無理とのことでした。
では肝心のデータはどうなるのか?
こちらはハードディスクを取り出して、
新しいパソコンに移せば大丈夫、
とのことで一安心。

明日には復旧可能とのことでした。
パソコンでの管理は便利な反面、
こうしたセキュリティの部分でも
万全の配慮をしておかないといけません。
いい教訓になりました。
とにかく大騒ぎした一日でした。

午後2時から後援会の打ち合わせ。


●●2006年11月09日●●

「企業会計決算特別委員会 個別審査」

10時半から、企業局の決算審査を行いました。
企業局関係の事業は、
工業用水道事業・土地造成事業・水道用水供給事業の3つです。
工業用水道事業は、
総収益約24億円、
総費用が約22億円で、
1.4億円の黒字を計上しています。

企業債(借金)が約100億円で
総資産が250億円ですから、
経営的にはほぼ安定しています。
ただ大規模な工場の稼動には
業種によっては大量の水が必要になります。
ハイテク関連の工場もそうで、
安価な工業用水のニーズは
ますます高まるのではないか、と思います。
積極的な投資が必要な分野だと私は考えています。

次に水道用水供給事業ですが、
総収益約110億円(供給先は市町です)、
総費用が約89億円で、
21億円の黒字を計上しています。
企業債(借金)が約570億円で
総資産が1600億円ですから
こちらも経営的には安定しています。
ただ先般の水道管崩落事故に見られるように、
メンテナンスを怠っていた部分があり、
今後の維持管理への投資は大きくなるものと思われます。

この事業も
複数の市町への水道用水供給
という県の役割を反映したものですが、
市町村合併が進んだ現在、
市町への事業移管ということも
考える必要があるのではないか、と考えています。

最後は土地造成事業についてです。
平成17年度は
営業収益が約80億円、
営業費用が約100億円で、
約19億円の赤字を計上しています。

企業債(借金)が約545億円で、
総資産(完成土地)が453億円です。
債務超過ではないか、とも思いますが、
未成土地(分譲可能な状態になっていない土地)が354億円あり、
会計上はつじつまが合うようになっています。
毎年借金の返済が利息・元金合わせて20億円近くに上ります。

毎年20億円(約10ha)完成土地を売らないと
資金ショートを起こす可能性があります。
ただその完成土地もあと150haぐらいしかなく、
完済に20年はかかることを考えると、
早晩行き詰まりが予想されます。
このまま利息(1.5%として約160億円)を払い続けるのか、
現時点で清算したほうがいいのか、
はこれも難しい判断です。
大きな課題を抱えた事業であることに間違いありません。

事務所のパソコンは無事復旧しました。


●●2006年11月10日●●

「第6回都道府県議会議員研究交流大会」

朝9時半の飛行機へ東京へ。

午後1時から始まる
「第6回都道府県議会議員研究交流大会」
に出席するためです。

地方分権の流れや道州制の議論が進む中で、
我々地方議員、特に都道府県議会議員のあり方や、
機能強化も重要な視点です。
自らでその可能性や問題点を探ろうということで、
こうした研究大会が開催されています。

おりしも福島県、和歌山県の談合問題、
岐阜県、長崎県の裏金問題、
高校の履修不足の問題等、
地方の事件が相次いでおり、
その統治能力自体が問われるようになっています。

500人近くの都道府県議会議員が一同にそろうとやはり大変で、
フロアーからの意見を募る場面では、
挙手が重なり
コーディネーターも整理がたいへんだったと思います。
国政やマスコミへの批判、
議員の身分強化の話等、
糾弾大会の様相を呈していました。
二元代表制(アメリカの大統領制を模した現在の地方自治体の仕組み)
のもとでの議会の役割、というのは奥が深い問題です。
問題点と解決策を的確にピックアップしないと、
議論が拡散して収集がつかなくなります。

後半は5つの分科会に分かれて
さらに詳細な議論をしました。
私は「予算・決算審査を通じた議会機能の強化について」
という分科会に参加しました。

私は特に決算審査が重要だと考えています。
福井県議会の前議長さんが
その取り組みをご紹介されましたが、
広島県議会も
決算審査をもっと充実させることが
当面の課題だと思います。

NHKの解説委員の方が、
同様の意見を述べられていました。
特にわかりにくい情報政策について
しっかりと追ってください、
というご意見にはわが意を得たり、
という感じがしました。
この日は、東京泊。


こうじマガジン目次へ