こうじマガジンNO.24(2002.04.09)  


「市長選挙について」

去る331日(日)、松下政経塾の後輩、
中田 宏氏(第
10期生、ちなみに私は7期生です。)
が横浜市長に当選しました。

3
期勤めた衆議院議員からの挑戦で、
与党相乗りの
4期目を目指す現職市長を破っての当選で、
彼のこれまでの努力と、
選挙戦を勝ち抜いた強さに敬意を表するとともに、
横浜市長として大きな成果を上げていただきたいと思います。

私は
11年前に広島市議に当選してから、
「広島を変えるにはどうすればよいか」
ということを考え続けてきました。
当時は平岡広島市長が就任早々で、
商工会議所が挙げて選挙を行って勝った直後で、
変化への期待感が満ち溢れていました。
しかし、平岡市政
28年に間に、
広島市は何が変わったのか、
全く変わっていないというのが現状だと思います。

市長というのは、
1兆円の予算を握り、
1
万人の職員を部下に持つ絶大な権力者なわけですが、
予算の組み立ては人件費等の義務的経費が大半で、
投資的経費というのも継続中の公共事業がほとんどで、
新しい市長色を出していくための新規事業はわずかなもので、
これでどうやって広島市を変えるのかと、
市議会で平岡市長に質問したこともあります。

今の秋葉市長も公約実現ということで、
女性助役登用に必死ですが、
議会との対立の中で混沌としています。
来年
2月に迫った市長選へは、
前回次点の太田さんも早々と出馬表明し、
激戦が予想されています。

中田氏はいつも、
「政治家は、選挙の出方(出馬の方法)によって決まる」
といっていましたが、その通りかもしれません。
彼が横浜市をどう変えていくのか、
大きな期待を持っています。

私達の広島市も財政難と
新たな未来への展望が開けないままで、
変化への期待が満ちていると思います。
NHKの大河ドラマではないですが、
織田 信長、豊臣 秀吉と
強烈な個性とカリスマが時代を変えましたが、
最後は徳川 家康という実務家が国家の安泰を担いました。
中国においても毛沢東の後のケ小平、
ロシアにおいてもエリツィンのあとのプーチンといったように、
最後は実務家が政治を担ってきています。
それは、組織を知り尽くし、幅広い人脈を持った、
きちっと準備された政治家だと思います。

これから日本の政治はさらに混沌としていくと思いますが、
私自身はしっかりと地に足をつけ
準備を怠らないようにしたいと思っています。


41日(月) 渡部社長と打ち合わせ

42日(火) 市民相談とリクルートとの打ち合わせ

43日(水) 山口元広島市議と懇談

44日(木) 水素燃料の開発について勉強会

45日(金) 事務所で、未来潮流レポート作成

46日(土) 家族と「千と千尋の神隠し」を見に行く。

47日(日) 家族と過ごす。

48日(月) 宇品中入学式、産廃問題打ち合わせ


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