こうじマガジンNO.21(2002.03.12)  
「2月定例県議会」

2月21日から、2月定例県議会が開会しています。
3月19日には閉会しますが、
約1ヶ月という長期にわたっているのは、
平成14年度の当初予算を審議するからです。
もっとも約1兆1千億円あまりの予算審議を
これだけの期間で行うわけですから、
1月始めには予算ヒアリングということで、
概要の説明は受けています。

12名が本会議場で知事に対して質問をし、
各常任委員会(私は生活福祉保健委員会に
所属しています。)
で2日間にわたって審査し、
さらに予算特別委員会(14名で構成)で
参考人質疑も含め5日間みっちり議論する
という仕組みになっています。

県議1年目は、予算特別委員会の委員でしたし、
昨年は一般質問の機会がありましたが、
今年は私が発言できる機会は
常任委員会だけでした。
生活福祉保健分野以外の案件については
公式の場で発言できる機会がない
というのもおかしな仕組みだと思いますが、
ルールですから仕方ありません。

委員会では毎回質問するようにしていますが、
今回は、
@平成13年度2月補正予算に関連して、
介護保険財政の健全化について、
A出島2工区の埋立て事業に伴う
付近住民への粉塵被害とその対策について、
B医療保険制度の改正に伴い
長期入院が困難な高齢者への対応と
介護保険施設の増設・増床について、
C新生児への聴覚検査の実施に向けた取り組みについて、
の4点を質問いたしました。

個別に担当者と議論し、
対応させるということは
日常的に行っていますが、
委員会や本会議で質問をぶつけるというのは
ちがった意味を持ちます。

役人の側でも公式に聞かれると、
イエスかノーか明確にせざるを得ず、
ここで、「積極的に」とか、
「前向きに」とかという
いわゆるお役所答弁というのが出てくるわけです。

議会というのは言論の府ですから、
この議論がなくなると存在価値はありません。

今国会では予算委員会、
参考人質疑や証人喚問といった場が
テレビで中継されていますが、
「準備不足で追及が甘い」という批判が出るように、
十分な調査とデータ、
理論構成が事前に不十分だと
議論してもかみ合わないという場面が、
県議会でも多々見うけられます。

そのためには住民の皆様からの声を
しっかりと分析して、
具体論から行政のあり方を問いただす
という姿勢が必要だと痛感しております。

来週にはこの予算議会も終了しますが、
しっかりと住民の皆様の声を吸収して
意味のある議論を県議会で
実現していきたいと思います。

2月22日(金) 保護司研修会(南区役所)
2月23日(土) 39歳の誕生日、
         防衛大学校広島地域同窓会(呉市)
2月24日(日) 宇品詩吟の会(老人憩いの家)
2月25日(月) 本会議代表質問
         多賀 五朗(自民)、蒲原 敏博(県民連合)
2月26日(火) 本会議一般質問
         箱上 恵吾(公明県民会議)、児玉 浩(自民)
2月27日(水) 本会議一般質問
         砂原 克規(自民)、岡本 信一郎(自民)
2月28日(木) 本会議一般質問
         小島 逸雄(県民連合)、前川 和徳(公明県民会議)
3月1日(金)  本会議一般質問
         辻 恒雄(共産)、城戸 城太(自民)
3月2日(土)  WAAP で自主トレ
3月3日(日)  家族で瀬野川公園へ
3月4日(月)  本会議一般質問
         岡崎 哲夫(自民)、平田 修巳(自民)
3月5日(火)  港湾振興局で打ち合わせ、
         広島北警察署で暴走族についてのシンポジウム
3月6日(水)  生活福祉保健委員会、
         県議会議員1期生会
3月7日(木)  生活福祉保健委員会
3月8日(金)  広島南警察署長と交番配置についてのレク
3月9日(土)  大学院終了予定者発表(何とか卒業できそうです)
3月10日(日)  宇品中学校卒業式、
          大熊 健司内閣府科学技術政策統括官と会食
3月11日(月)  葬儀、空港港湾局との打ち合わせ
3月12日(火)  事務所で書類整理、メルマガ原稿作成(本文)

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