出島埋立地区廃棄物処分場設置事業について考える

〜県の計画の概要と、地元住民のこれまでの活動の流れについて〜

 この計画については、地元住民の方々から、不安の声が上がっています。今後の方向性を考える上でも、今回は、これまでの経緯を総括してみたいと思います。

平成元年7 「ポートルネッサンス21事業」開始
内容:広島市南区出島沖の海面を134.8ヘクタールほど埋立、コンテナ埠頭、メッセ・コンベンション施設、スポーツ施設などを建設するという壮大な計画でした。

バブル崩壊、経済状態の変化により、巨大交流施設や、巨大スポーツ施設は採算が合わない為計画の変更を行うことになります。
 
 
平成113  港湾計画の134.8ヘクタールのうち、第5区・18ヘクタールは、土砂でなく、産業廃棄物の埋立地とする、改訂。廃棄物は、五日市産廃処分場(広島市佐伯区沖)にいったん集めた後、船で搬入します。
平成1112  広島県、広島市長へ実施計画書を提出
平成123 県が環境影響評価(アセスメント)の実施にとりかかります。
平成129 9月の定例県議会で、この問題について私は、一般質問をしました。主に地元住民の方々への説明、海面最終処分場の安全性についての質問でした。
平成131 県は、環境影響評価準備書を市長へ提出平成132    地元・宇品の3つの小学校での説明会開催。

このころから、地元住民の方々と県当局との間で定期的な、勉強会を持つことに成り、私も一緒に勉強させていただきました。

平成135 藤田県知事へ公明党広島南支部から32,200名の見直しと情報公開を求める署名を、直接提出。私も同席いたしました。
平成136 南区役所にて、公聴会開催。公述人15名中14名が処分場設置反対の意見を述べます。
平成136 6月の県議会の定例会で、この問題について、私は、関連質問をしました。質問の内容は、さらなる説明会や意見を聞く会を設けるべきだということと、護岸の安全性について問うものでした
平成137 県は、事業者見解を広島市に提出

また、この頃から、マスコミ各社も注目を集めはじめ、テレビや新聞の取材が頻繁になり始めます。勉強会の様子や、風向風速の再調査も広島市民の広く知るところとなります。

平成137 地元住民の方々と、実態調査のため五日市の処分場を見学に行きました。
平成138 産廃問題で有名な香川県・豊島、岡山県・牛窓へ。地元住民の方々、関係者、マスコミ2社、総勢17名の勉強会見学ツアーを開催しました。※本ホームページ活動フォトレポートで豊島の写真を公開しております。)
平成1310 広島市長意見提出
内容:1)一時凍結を含め、信頼感の醸成に努めること2)住民の疑問には、科学的データをもって具体的に答えること3)事業の着手にあたっては、大方の住民の合意を得ると共に、それを確認した上で行うよう努めること
市長意見に対し、県は、「県としては、準備書の内容は、妥当と評価されたものと受け止めている。」「県としては、住民理解の形成に十分配意してきたところであるし、今後とも対応していく。」とコメントを発表。
同月 愛媛県新居浜市の廃棄物処理センタ−の運営するエコニックス(環境ホルモンが発生しない、溶融施設)を視察しました。※本ホームページ活動フォトレポートにて写真を公開しております。
同月 地元住民の方々と安芸区瀬野川にある将英運送鰍訪問しました。産業廃棄物リサイクル事業として焼却施設を持っておられます。※本ホームページ活動フォトレポートにて写真を公開しております。
同月              昭和62年からいち早く、溶融施設を持たれている、諫早市環境センタ−を視察しました。※本ホームページ活動フォトレポートにて写真を公開しております。
平成1311 広島県知事が市町村からの、焼却灰の受け入れ凍結を検討すると表明

広島県は設置権者である広島市長の設置許可を
13年度中に取り付け、14年度から処分場設置工事に入る計画です。



「今後の流れ」と「こうじの考え」

●環境アセスメントの説明会の開催。
事業者である広島県が広島市長の設置許可を得る手続
●廃棄物埋立護岸の予算化

地元住民の方々の意見を述べる機会がたくさんありますし、私自身は、県議会や、生活福祉保健委員会の場を通じて積極的に、見直しを求め発言してまいります。