こうじマガジン 2001.9.26 | |||
^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^ ★ こうじマガジン NO.5★ ^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^ 「ロシアへ行ってきました。」 お久しぶりのこうじマガジンになりますが、 皆様お元気でお過ごしのことと存じます。 2001年8月17日(金)〜31日(金)まで、 県のロシア東欧視察団に加わり、 ロシア、ブルガリア、ハンガリー、スイスの4カ国を 訪問させていただきました。 今回は、そのご報告メールとなります。 最初の訪問地、ロシア、サンクトペテルブルグは 2003年に建都300周年を迎えます。 それに向けて、 市のあちこちでリフレッシュ事業が進行中でした。 広島県は、現在「エルミタージュ美術館」(世界3大美術館の1つ) の分館誘致に動き出しており、 サンクトペテルブルグ市と 総合的な文化交流を実現したいというのが、 私達の訪問の目的でした。 市内には、冬の宮殿(エルミタージュ美術館) 以上の高さの建築物は全く無く、 市街地全体が巨大な歴史的建造物といった感じでした。 次に、ブルガリアを訪問しました。 訪問の目的は、福山市と友好関係を結んでいる、 カザンラック市を訪問し、 今以上の交流の可能性を調査すること、 世界一小さい世界遺産であるトラキア博物館、 日本の援助によって何とか保護されている ボヤナ教会を視察しました。 今後の世界遺産との交流を考えること、 ユーロマーケットを考えるとき、 旧東欧の一つであるブルガリアに どのような経済交流が可能かを調査することでした。 カザンラック市は、 「現在産業構造の転機を地方から図っていきたく、 日本からの投資、福山市、広島県との交流を推進したい。」 とのことでした。 ボヤナ教会の壁画は、世界遺産に登録されています。 中世ルネッサンスのはるか以前に 人間そのものの姿を正確に描き出したもので キリストやマリア像が身近な人間として描かれており、 1000年の時間を超えて、 前に立つ私達に語りかけてくるようでした。 壁画遺産を保全、維持することは、 技術的にも大変で、 世界的なレベルでの対策が望まれます。 ハンガリーは、NATOに加盟し、 ユーロ加盟を実現すべく、 国をあげて取り組んでいます。 広島県としても、 中央ヨーロッパの中心国としてのハンガリーを意識し、 調査していく必要を感じました。 最後に、スイスのジュネーブを訪問しました。 現在広島県は、 ユニタール広島事務所の誘致に動いています。 お金のかかることで、 今後行うパイロット事業 (世界遺産の保全についてのプログラムが10月に広島で行われる) の成果など、これからも目を向けていく必要があります。 (活動報告) 8月17日(金) 広島空港→羽田空港→成田空港 8月18日(土) 成田空港→モスクワ→サンクトペテルブルグ着 8月19日(日) エルミタージュ訪問 8月20日(月) サンクトペテルブルグ市庁舎訪問 8月21日(火) サンクトペテルブルグ→ウイーン→ソフィア 8月22日(水) ブルガリア日本大使館、 カザンラック市庁舎、トロキア博物館官庁訪問 8月23日(木) 世界遺産視察 8月24日(金) ソフィアへ移動、ブルガリア政府訪問 8月25日(土) 国立博物館視察、空路ブタペストへ 8月26日(日) 市内見学ブタペストへ 8月27日(月) ジェトロ訪問、航空関係者との懇談 8月28日(火) 空路チューリッヒ経由ジュネーブへ 8月29日(水) ジューネーブUNITAR訪問 日本国連代表部訪問、 8月30日(木) 空路、モスクワ経由成田へ 8月31日(金) 成田空港→羽田空港→広島空港 |
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