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こうじマガジン ＮＯ．856

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≪2024年04月06日から2024年04月13日までのダイアリー≫

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■□□■□□■□□■【 目 次 】 ■□□■□□■□□■

◇海上自衛隊幹部候補生学校
◇広島日印協会打ち合わせ
◇広島県立広島皆実高校入学式
◇宇品中学校、宇品小学校入学式
◇市内あいさつ回り
◇町内会役員会
◇ 「なぜ日本は没落するのか」森嶋通夫著（岩波書店）

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●●●2024年04月06日●●●


＜海上自衛隊幹部候補生学校＞
 
4月6日、まさに39年ぶりに候補生学校の中に
入り大講堂での入校式に参列しました。
広島県議会副議長就任の際にはごあいさつに
うかがいましたが、中に入って体感するのは
39年ぶりです。

緊張感とストイックな雰囲気、理不尽さに
耐え抜く力、ロイヤルネイビーを継承する
旧海軍以来のシーマンシップ、あらゆる
スマートさを凝縮したような実践教育が、
今でも行われているのでしょう。

そんな海上自衛隊が世界で戦えるグローバル
スタンダードな組織なのかどうかは
今後厳しく問われると思っていますが、
当時の同期はすでに全員海上自衛隊を退官、
次の世代にバトンタッチしています。
明らかにその役割も予算も装備も存在感も
遥かに高まっている今ですが、さらに大きな
役割が求められる時代に入っていくと思います。

私たちの頃はなかった最新の学生会館が建ち
、タコ部屋で20人ぐらいがすったもんだして
いた時代ではないのかもしれません。
ただ赤レンガの本館や桜越しに眺める古鷹山
は何も変わっていません。
ここでの1年間は今でも強烈に刻まれていま
すし、私の背骨を形成している大事な部分だ
と改めて感じました。
ちなみに今日は長男の入校式でした。
 
 
●●●2024年04月08日●●●


＜広島日印協会打ち合わせ＞
 
今日は午前中地域要望の原稿作成、午後から
東広島市のサタケで広島日印協会設立に
向けた打ち合わせを行いました。
ニキレーシュ・ギリ総領事にはじめてお会い
したのが副議長に就任した2022年3月15日
ですから、2年以上が経過しました。

この間総領事館主催の文化イベントに参加
しながらインドに次第になじんでいく中
さまざまな出会いがあり、広島サミットの時
にはガンジー像が寄贈されました。
昨年12月には広島県議会インド訪問団に参加
し34年ぶりにインドの地を踏みました。
さらに今回広島日印協会の設立と大事業を
目前にしています。
成功に向け頑張って参ります。
 

  ●●●2024年04月09日●●●


＜広島県立広島皆実高校入学式＞
 
朝一番で地域要望を南区長に手交して、
皆実高校の入学式へ。
体育科・衛生看護科・普通科・専攻科と
生徒も多彩で、同窓会の皆実有朋会では
有志の寄付で給付型の奨学金を創設すると
いう伝統ある学校です。

午後からは広島市立広島特別支援学校高等科
の入学式に参加しました。
新たに当選された市議の皆さんもみえられ、
来賓席もにぎやかになってきました。
さらに充実した教育を実現していただきたいと思います。

 
  ●●●2024年04月10日●●●


＜宇品中学校、宇品小学校入学式＞
 
午前中は宇品中学校、午後は宇品小学校の入学式でした。
3月19日の宇品小学校の卒業式では約200名の
卒業生でしたが、今日の入学式では150名の
新一年生でしたので、6年間で50名、
年間10名弱の減少です。

まだまだ宇品はマンションラッシュが続いて
いるので、大丈夫だろうと思っていました
が、少子化の波は迫ってきています。
そんなことを感じながらもかわいい新一年生
におおいにいやされました。

 
●●●2024年04月11日●●●


＜市内あいさつ回り＞
 
広島日印協会設立に向けたあいさつ回りが続きます。
今日は市役所、市議会、県議会を中心に回りました。
協会顧問就任の依頼です。

夜は家内と料理教室を中心にした大変楽しい
パーティーに出席しました。
おいしい料理はもちろんのこと、海外経験
豊富な方々もおられ大いに楽しい時間を
過ごすことができました。
最後には「パラオの海は世界一」が合言葉になりました。

 
●●●2024年04月12日●●●


＜町内会役員会＞

今日は朝事務所で来客対応の後、午前中商工会議所へ。
広島日印協会関係のあいさつ回りです。

午後からは県議会での打ち合わせ、
そして夜は町内会の役員会です。
今年度は組長にあたります。
また顧問も務めさせていただいております
ので、いただいた様々なご意見に対処してまいります。
対面での役員会は4年ぶりになります。

 
●●●2024年04月13日●●●


＜「なぜ日本は没落するのか」森嶋通夫著（岩波書店）＞

 1999年刊行で2050年の日本を予見すると
いう内容で、悲観的な推論となりますが、
著者独自の改革案（政治的イノベーション）
も示され、非常に刺激を受けました。

森嶋氏はイギリスでの生活が長く、オックス
フォード大学等その人脈も豊富で、防衛大学
校時代にも氏の論文をテーマに議論を交わし
たことを記憶しています。

2050年までに、人口減少、教育の不手際、
経済不振で日本は没落するが、唯一の解決策
は「アジア共同体論」だとされています。
EU（European Union）ならぬAU（Asian Union
）、EUの首都がベルギーのブリュッセルの
ようにAUの首都は台北市におき、
通貨統合までを目指す、というものです。
中国、韓国、北朝鮮、日本、台湾を視野に
入れています。

2024年の時点で、この可能性はほとんどゼロ
に近いのではと思われます。
それどころか岸田首相はさらにアメリカ追従
を鮮明にしています。
中国は成長速度が落ち、目は内政に向きつつ
ありますし、台湾統合が目下のテーマのよう
に思われます。

森嶋氏は2004年に亡くなられておられますが
、今の日本を取り巻く状況についてどのよう
に思われるのでしょうか。
幸い、氏が指摘した大量失業時代は現実の
ものになっていませんが、格差の拡大は
深刻化しています。
いつ爆発してもおかしくない、厳しい状況と
いえます。

今AUを唱える政治家も学者も私の知る限り
いらっしゃいませんが、日本の未来について
確たる見通し、それも明るい見通しを示して
くれるリーダーもいません。
そういった意味では非常に考えさせられる一冊でした。

今日は長男が突然息抜きに帰宅したりと
バタバタしましたが、夜には神田神社の
総代会に出席しました。

 中原好治の「こうじブログ」に写真掲載


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広島県議会議員（南区）
松下政経塾出身

中原 好治