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こうじマガジン NO.825

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≪2023年07月10日から2023年07月14日までのダイアリー≫

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■□□■□□■□□■□□■【 目 次 】 ■□□■□□■□□■□□■

◇広電路面電車の便数再編、
 宇品から中心部へのアクセス向上
◇会派役員会
◇生活福祉保健委員会県内調査
◇生活福祉保健委員会県内調査二日目
◇「原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年」 
   堀川惠子著(文春文庫)

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●●●2023年07月10日●●●


<広電路面電車の便数再編、
宇品から中心部へのアクセス向上>
 
 
今日は午前中広電からのレクを太田前広島市議
から受けました。
現在の3号線(宇品~西広島)を廃止し、
7号線(千田町~横川駅)を広島港まで延伸する
とのことで、これによって広島港から紙屋町等
市内中心部への便数が増えることになり、
利便性が向上することになります。

宇品の住民にとってはいいニュースです。
これから周知しようと思います。



●●●2023年07月11日●●●


<会派役員会>
 
 
今日は10時から会派役員会に出席しました。
三原市本郷にある産廃処分場の件で打ち合わせを
行いました。
この処分場に関しては先日県の設置許可が不適切
だったとして、許可取消を求める判決が出ています。
県が18日までに控訴するのかというのが課題ですが、
それに加えて県が実施した浸出水の水質検査で
BODが基準値の2倍という結果が出て、
廃棄物の搬入中止という措置も取られるなど、
業者側の真摯な対応が求められる局面にも
なりました。

再度こうした状況で県が控訴するのか、に注目
していますが、地元の方々の意見をお聞きしながら
対応して行きたいと思っています。

午後からの打ち合わせが続きました。



●●●2023年07月12日●●●


<生活福祉保健委員会県内調査>
 
 
今日明日と常任委員会の県内調査です。

最初の調査地は、広島市立北部医療センター
安佐市民病院です。
この病院は2022年5月1日に開院した新しい病院です。
かつての安佐市民病院は527床の高度急性期病院
でしたが、数キロ移転して434床の新たな病院に
なりました。

跡地には102床の回復期の病床を有する
安佐医師会病院が残ることになっています。
新病院は敷地面積3.8万㎡で、現県病院の2.5万㎡より
も広く、低層の機能的な病棟の配置が印象的でした。
医師数は約180名(職員数1210名)、外来患者数は
約700人/日となっています。
「待たせない外来」というフレーズに惹かれました
が、DXの推進と前述した効率的な病棟配置、
さらには導線の確保等様々な工夫が見てとれました。
新しい病院ならでは、の取組です。

視察では2台導入された内視鏡手術支援ロボット
「ダヴィンチ」での施術の様子も見れました。
前立腺の手術でしたが、拡大された部位に
きめ細かく機械が動く様子が見られました。
高度医療の範疇に入るものと思われます。

また屋上ヘリポートや救急医療への対応も工夫
されており、救急患者の受け入れも年間5,000人
近くを受け入れています。
やはり新しい病院のメリットである機能性が十分
に発揮されている、と強く感じました。

一方で、この新病院と新たに計画されている
県病院の主要な指標を比較してみると、
まず病床は1,000床ですから、倍以上となります。
外来患者は2,000人以上を目標にしているという
ことですからこちらは3倍、そうすると医師数も
2.5倍で計算すると450名となり、現在の統合予定の
3病院の医師数合計329名を上回ることになります。
救急患者に関しても「断らない救急」を掲げ、
現在の3病院合計の7,000名以上の受け入れが想定
されています。

こうして比較してみると新県立病院の運営のあり方
は非常に厳しくなることが想定されます。
そうした点を十分に配慮した基本計画が示される
ことを期待しています。

昼食をはさんで、午後からは広島市東区にある
広島市子ども療育センターを視察しました。
こちらは改修工事がほぼ完成し、新たな体制での
取組を学ぶことができました。

さらに防災道の駅「西条のん太の酒蔵」を視察しました。

この日は三原市泊。



●●●2023年07月13日●●●


<生活福祉保健委員会県内調査二日目>
 
 
県内調査二日目です。

最初の調査地はコカコーラボトラーズジャパン
株式会社です。
もともと三原市本郷にあった工場が西日本豪雨災害
で大きく被災し再建が危ぶまれていましたが、
シャープの事業所が撤退した跡地(高台の工業団地)
に新たに工場を建設し、稼働しています。
見学コースも充実しており、堪能できました。

昼食後廿日市市に移動し、「山崎本社みんなの
あいプラザ」を訪問しました。
こちらの取り組みは、地域共生社会の理念に基づき
「断らない福祉」実現のため、ワンストップの
相談窓口を設置していることや、ネウボラ の取組、
産前産後ケアの取組等調査しました。
(中原好治の「こうじブログ」に写真掲載)



●●●2023年07月14日●●●


<「原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年」
     堀川惠子著(文春文庫)>
 

「暁の宇品」では歴史の闇に埋もれていた陸軍運輸部
の全貌を、徹底した取材力で明らかにした著者ですが、
その前に原爆供養塔についての著作があり今回読んで
みました。

議員になって毎年8月6日の早朝6時過ぎから戦災供養会
主催の追悼式が行われていて、私も参列させて
いただいてきましたが、ここには7万柱のご遺骨が
眠っているということぐらいしか、意識していません
でしたが、この場所にこの塔が設置されるに至った経緯
と関わった方々の並々ならぬ努力、身元が分かっていな
がら引き取り手のない遺骨の抱えている様々な事情等、
一気に読み進めました。

私自身広島で生まれ育ち原爆の悲惨さはあらゆる形で
伝わってきましたが、一つ一つのストーリーを忠実に
追って真実に迫っていく著者の姿には感銘しました。
インパクトのある著作でした。



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広島県議会議員(南区)
松下政経塾出身

中原 好治