こうじマガジンＮＯ．782

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≪2022年07月29日から2022年08月06日までのダイアリー≫

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■□□■□□■□□■□□■【目次】 ■□□■□□■□□■□□■

◇保護司業務

◇盈進高校甲子園出場激励式

◇「男子の本懐」城山三郎（新潮文庫）

◇「鏡子の家」三島由紀夫（新潮文庫）

◇第53回韓国人原爆犠牲者慰霊式

◇2022（令和4）年平和記念式典

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●●●2022年07月29日●●●

＜保護司業務＞

ひときわ暑さを感じる朝でしたが、午前中に保護司業務として

面談を行いました。

もう4年目になる対象者ですが、あと3ヶ月無事に

観察期間を終了できたらと思っています。

昼前に登庁し全国大会に出場する原南小の女子バレーボール部の

みなさんの表敬を受けました。

良い成績を残して欲しいとエールを送りました。

午後からも来客対応や執行部からのレク等続きました。

●●●2022年08月01日●●●

＜盈進高校甲子園出場激励式＞

今日は広島県大会を勝ち抜き、甲子園出場を48年ぶりに決めた

盈進高校の激励式が開催されました。

久しぶりの福山勢ということで、福山では大変盛り上がっているようです。

是非勝ち進んでいっていただきたいと祈念しています。

●●●2022年08月03日●●●

＜「男子の本懐」城山三郎（新潮文庫）＞

金解禁という当時の金融引締策を断行し、凶弾に倒れた

浜口雄幸と井上準之助を描いています。

金解禁は、金本位制度への復帰によって正常な金融機能を取り戻し、

産業界の底力をつけるためのものです。

同時に国力以上の出費、特に当時は軍事費への

過剰投資を抑制する意味もあったようです。

現在は管理通貨制度で変動相場制がとられていますが、

アベノミクスという名の金融緩和策、ゼロ金利政策が続いています。

円安傾向が続き、ウクライナ問題も勃発してさらに加速、

そこに物価高ものしかかっています。

井上準之助は、「大きな道があって、多少の坂はあるけれども、

それを登っていけば一番近道で、頂上に行けば、

非常に広い眺望の良い経済界の将来に

非常なる希みのある発展が遂げられるであろう」と述べており、

金解禁＝金融引締は「多少の坂」にあたり、乗り越えれば発展がある、

としています。

今の状況と似ているということで、この本を手にとったわけですが、

現在のところ引締策の理論武装は聞こえてきません。

ただこのまま緩和策を続けると日本の経済がダメになる、という危機感はあります。

今後とも議論の行方を注視して参ります。

●●●2022年08月04日●●●

＜「鏡子の家」三島由紀夫（新潮文庫）＞

久しぶりに三島作品を読んでいます。

若いころ一度読んでいますが、内容はすっかり忘れてしまっています。

やはり表現力に圧倒され、時を忘れて憑かれたように

文章を追っていく快感が蘇ります。

想像力をフル回転させないとついていけない世界ですが、

作者の意図した通りのイメージを受け取っているかどうかは別にして、

非日常的な世界に触れることができる楽しみがあります。

600ページを超える長編なのでじっくりと味わっていきたいと思います。

●●●2022年08月05日●●●

＜第53回韓国人原爆犠牲者慰霊式＞

明日8月6日に先立って今日韓国人原爆犠牲者慰霊式が開催され、

その午餐会に出席させていただきました。

1999年に本川の対岸にあった慰霊碑が

現在地に移設されてから23年になります。

いろんな意味で日本人被爆者よりもさらに辛い経験もされてきたと考えると、

心からの慰霊と今後の平和に向けた連携を進めていかねばならないと感じました。

さらに今日は修道高校33回卒還暦カープ観戦に参加しました。

同窓同期が今年還暦を迎えるということで、

今日から三日にわたり企画が組まれています。

還暦カープ観戦、母校見学 or 還暦ゴルフ、

還暦宴会（in 宮島有もと）、厄払いです。

カープは残念ながら敗れましたが、集った同期は元気です。
（こうじブログに写真掲載）

●●●2022年08月06日●●●

＜2022（令和4）年平和記念式典＞

今年の8.6は2年ぶりに朝起き会からスタートしました。

朝4時起床になりますが、会長先生のピカドンの拝読には

いつもハッとさせられます。「

原爆を落としたアメリカを恨むんじゃなくて平和を求めていこう」

という相手を恕す心を強調されています。

そして7時過ぎには式典会場へ移動しました。

今年の式典は今までとは雰囲気が変わったものとなりました。

ロシアのウクライナ侵攻と核使用の示唆、

この世界の現実にどう向き合うのか、

戸惑っている世論の様子が何となく影響しています。

冷静で賢明なことが前提の核保有国のロシアが、

通常兵器による侵攻に打って出て核兵器の使用も

辞さない姿勢にどう対抗するのか。

平和宣言にも、あいさつに立った岸田総理、湯崎知事、

グレーレス国連事務総長の言葉にも「核廃絶」の言葉は踊りますが、

どうすれば実現できるのかの具体策は出てきません。

今までであれば、これで受け入れられていたわけですが、

今年は不満が残ります。

ニューヨークでは今NPT体制が維持できるか、瀬戸際の交渉が進んでいます。

明確なビジョンが今求められています。

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広島県議会議員（南区）
松下政経塾出身

中原好治