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こうじマガジン NO.680


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≪2020年05月11日から2020年05月18日までのダイアリー≫

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■□□■□□■□□■□□■【 目 次 】 ■□□■□□■□□■□□■

◇障害を持った人たちは大丈夫か?
◇生活福祉保健委員会(コロナ対策)
◇会派総会
◇各派代表者会議、第二次補正予算ヒアリング
◇5.15:remove the Emergency Declaration
and adopt new management policy.
◇解除初日
◇『赤穂浪士』大佛次郎(集英社文庫、Kindle版)
◇4月臨時県議会

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●●●2020年05月11日●●●


<障害を持った人たちは大丈夫か?>


5月1日に可決した広島県の4月補正予算には、
障害福祉にかかわる予算が手厚く盛り込まれていました。

広島市の障害者施設でクラスターが発生しましたが、
全国でも高齢者施設や保育園等、
社会福祉施設でのクラスター防止は大事な課題です。

今回の補正予算では、まず障害者就業・生活支援センターの充実(1000万円)、
在宅障害者見回り支援に向けた相談支援員の拡大(2000万円)等、
相談業務を充実させてまず現状把握そして対応という流れがあります。
センターの運営状況や相談数、内容等チェックしていく必要があります。

具体的な課題としては、A型B型就労支援事業所の運営や、
障害福祉サービス事業所の感染防止対策や
サービスを継続するための追加経費や応援職員の派遣(1.6億円)、
放課後デイサービス事業への補助
(事業所数425・11,588人に支援決定、4月補正4.1億円+3月補正2億円)、
特別支援学校スクールバス増便(4.6 億円)があります。

広島県では施設に入所されている障害者は約3,300人
(障害者3,000人、障害児300人)で、
約10万人を超える障害者の方々は
自宅で就労事業所や通所施設に通っているという状況です。

今後コロナウイルスの感染防止対策を
かなり長期にわたって継続してくという前提で、
適切な予算措置と十分な施策が必要だと考えています。


●●●2020年05月12日●●●


<生活福祉保健委員会(コロナ対策)>


今日は午後から生活福祉保健委員会に出席しました。

コロナ対策で4月30日に招集された4月臨時県議会は、
6月18日までの日程が決定されています。

この間断続的に当局及び議会内の打ち合わせが続いていますが、
今週は月曜日から金曜日まで常任委員会が
1つまたは2つ開催される日程になっています。

今日は、政府が緊急事態宣言を特定地域を除く県で
解除する方針が示されたことを受けた広島県の対応についてと、
出産を控えた妊産婦へのPCR検査の24時間対応の必要性や、
陽性の場合の分娩施設の充実について質問しました。

全国的な大きな流れは自粛解除へと動いています。
広島県も感染防止を徹底しながらも、
経済の出口戦略に向けた動きが必要だ、と強調しました。


●●●2020年05月13日●●●


<会派総会>


臨時県議会開会中は、毎週水曜日に会派総会を予定しています。

議員報酬のカットや各常任委員会の動き、急変する日程管理等、
イレギュラーな動きに対応しながら、
結束して今回の事態に立ち向かわなければなりません。

もう一つ、今日の中国新聞の朝刊で河井事件を立件する動きが伝えられました。
いよいよか、という思いですが、
昨年の参議院議員選挙に関する買収の疑いでの立件ですから、
河井夫妻はもちろんですが、
金品を受け取ったとされる地方議員等も立件される可能性は高いと思われます。

その場合は県議会に限らず、
県政界を大きく揺るがしかねない事態も想定されますので、
緊張感を持って行動することも大事です。

いろんな課題に一致団結して取り組んで参ります。


●●●2020年05月14日●●●


<各派代表者会議、第二次補正予算ヒアリング>


今日は午前中各派代表者会議に出席しました。

議長から「半年間の議員報酬10%カット」の提案がありました。
コロナ対策の一環で、財源確保に少しでも役に立てば、
との思いです。
各会派持ち帰っての検討になります。

そして午後からは第二次補正予算のヒアリングがありました。
コロナ関連で業績が落ち込む業者への支援策が中心です。
十分とは言えませんが、前に進めていくしかありません。

そして今日、特措法による緊急事態宣言が解除されました。
12日の生活保健福祉委員会でも議論しましたが、
全国的に出口戦略に向けた大きな流れができており、
広島県も独自に示したレベル別解除方針をすぐにでも見直す必要がある、
と指摘しました。

感染防止と経済活動、このバランスをどうとるのか、
リーダーの手腕が問われる局面です。


●●●2020年05月15日●●●


<5.15:remove the Emergency Declaration
and adopt new management policy.>


昨日の緊急事態宣言の解除を受けて、
広島県は今日新たな対処方針を制定しました。

12日の生活福祉保健委員会で要請した素早い対応です。
本県の現状は県独自で定めたレベル2として、
一部自粛解除の前倒しを行います。

5月31日までの休業要請は、運動・遊技施設と
キャバレー・ナイトクラブ等の遊興施設等のみとなり、
食事提供施設も酒類の提供を22時までとする以外は、
通常営業となります。
ただ感染防止対策は万全を期すことは当然求められます。

またイベントの開催基準も緩和されましたし、
外出規制も週末のみとなりました。

ただ学校は31日まで休校のままです。

大きく流れが変わった日といえます。
しばらくは慣らし運転になりますが、
元の生活に少しづつ近づいていきたいと思います。

「フェーズが変わった、流れが変わった日」
として記憶に留めておきたいと思います。


●●●2020年05月16日●●●


<解除初日>


朝から霧雨模様で、自主トレの後事務所へ。
雨が激しくなることもありましたが、
昼過ぎには上がっていきました。

緊急事態宣言の解除後の土曜日です。
自粛要請は段階的に続いていますが、
近くのゆめタウン広島店のテナントも今日から空いているとのことで、
夕方行ってみました。

人出は多く、お店によっては人数規制をしているところもあり、
かなり日常に戻っている感がありました。
書店はレジ待ちに行列ができていて、
購入は控えましたが、皆さん警戒しながらも外出を楽しんでいるようでした。

このまま感染が拡大せず、日常の戻ることを祈っています。


●●●2020年05月17日●●●


<『赤穂浪士』大佛次郎(集英社文庫、Kindle版)>


横浜市の「港の見える丘公園」に隣接した大佛次郎記念館。
横須賀市にある防衛大学校に入校してまもなく、
外出して訪問した記憶があります。

あの頃まさかこの人の本を読むとは思ってもいなかったと思います。
外出自粛で読書できる時間も増えていますので、
しっかりと読み進めていきます。
将軍綱吉の「生類憐愍の御布令」にまつわるストーリーから始まるあたり、
ワクワクします。


●●●2020年05月18日●●●


<4月臨時県議会>


4月30日に招集された臨時県議会は、
連休を挟んでまだ続いています。

四週間目に入りましたが、22日に本会議、
さらに28・29日に本会議と日程が入ってきました。

いずれもコロナ対応の緊急施策をいち早く議決するためですが、
この期間はなるべく県議会控室に詰めるようにしています。

議長や執行部との打ち合わせが断続的に入ることがありますし、
緊急時の速やかな対応が必要との思いからです。

緊急事態宣言解除後も新規感染者ゼロが続いています。
気を緩めることなく、対応して参ります。


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広島県議会議員(南区)
松下政経塾出身

中原 好治