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こうじマガジン NO.678


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≪2020年04月20日から2020年04月28日までのダイアリー≫

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■□□■□□■□□■□□■【 目 次 】 ■□□■□□■□□■□□■

◇コロナ対策とコスト削減
◇感染拡大防止協力支援金
◇特別給付金10万円、県職員分を徴収?
◇補正予算ヒアリング
◇各派代表者会議
◇宇品築港131周年
◇衆議院静岡4区補欠選挙
◇テイクアウト
◇「私学助成をすすめる会」として緊急要望


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●●●2020年04月20日●●●


<コロナ対策とコスト削減>


政治活動のうち、街頭活動や訪問活動は自粛していきますが、
打ち合わせや複数での意見交換は可能です。
今の時期どの会社も同じような状況で、
積極的に投資したり市場を攻めたりする時期ではないのでは、
と思います。

私の知人で「だからこそ今コスト削減の提案は、みんな時間もあるし、
じっくり聞いてくれる」と言っていました。
まさにその通りだ、と感心しました。

この時期だからこそじっくりと知人と話ができるとも考えられます。
この発想はすごいと思いました。

ちなみに私の知人は、下水道料金のコスト削減を提案する会社に務めています。
いろいろ考えて動いてみます。


●●●2020年04月21日●●●


<感染拡大防止協力支援金>


感染拡大防止のため、
知事が営業自粛を要請した者に対する協力支援金のスキームが明らかになりました。

中本議長からの連絡でしたが、こうした議論が百出する案件で、
しかもスピードを要するスキームは
「エイヤアッ!」でやらないと進まないと思います。

30万円をベースにしたもので、
他県と比較しても遜色ないスキームだと思います。

早速連合広島等、関係先に連絡し、
受給要件の確認と手続きに向けた準備をお願いしました。

対象となる者は約2万、予算規模は100億を超えます。
財源の問題、スピード感を持った給付、簡素で確実な手続きと執行、
課題は山積しています。

しっかりとフォローできる態勢で臨みます。


●●●2020年04月22日●●●


<特別給付金10万円、県職員分を徴収?>


昨日感染拡大協力支援金のスキームについて議長より連絡が入り、
会派メンバーに連絡、さらに関係機関に連絡したわけですが、
そのスキームについては問題なかったわけですが、
その財源について知事が記者会見で
国からの特別給付金10万円の県職員分を基金を作って徴収する、
と発言したことが判明しました。

夜にかけて事実確認に追われましたが、
私自身全く知らなかった案件で、
どうしたものかと関係議員等と打ち合わせを行い、これは容認し難い、
ということでまとまりました。

議長も同様の考え方で、知事に反対表明する、
とのことでしたのでその対応に注目しておりましたが、
昼過ぎには発言撤回ということで早期に決着しました。

ただ財源論については引き続き検討が必要で、
東日本大震災の時のような給与カットも視野に入れないといけない、
という認識です。

ある意味不況の谷が深いほど、公務員の対応も必要になってきますが、
あくまでも労使間の協議で話し合うべきもので、
当然議会としてもその妥当性について判断しなければなりません。

今回の件はそうした手続きを全く無視した発言で、
撤回されたので早期に収束しましたが、
今後ともしっかりと向き合って参りたいと思います。

緊張感のある1日でした。


●●●2020年04月23日●●●


<補正予算ヒアリング>


今日は11時から4月補正予算ヒアリングが行われました。
420億円余りの補正予算で、検査体制強化等の感染拡大防止対策に26億円、
軽症者用の宿泊施設借上げ等医療体制の確保に56億円、
協力支援金(93億円)や無利子・無担保融資(196億円)等の
3密を避けた事業継続と雇用維持に294億円、
子育て支援等安心安全な県民生活に20億円、教育機会の確保に15億円、
となっています。

この補正予算は30日、5月1日の臨時県議会で
審議・採決されることになります。


●●●2020年04月24日●●●


<各派代表者会議>


午前中各派代表者会議が開催され、
30日からの4月臨時県議会の開催、
さらにその後の6月18日までの会期における大まかな日程について確認しました。

また午後からは「私学助成をすすめる会」の打ち合わせを行い、
来週緊急要望を行うことになりました。

感染拡大防止に向け着実に動いていきます。


●●●2020年04月25日●●●


<宇品築港131周年>


昨年宇品築港130周年ということで、様々なイベントが組まれました。
毎年4月23日には宇品築港の恩人千田貞暁翁の命日ということで、
記念行事及び遺徳顕彰祭を開催しますが、
今年はコロナ感染防止のため中止といたしました。
131周年となる予定でした。

今年は特に築港の難工事を請け負った服部長七翁の御子孫とのご縁が繋がり、
ご招待の上懇親を深めようと思っておりましたが、
こちらも中止となりました。

昨年11月に愛知県岡崎市(三河の地)にある
岩津天満宮の服部宮司(服部長七翁ご子孫)を訪問し、
記念行事での再会を約しました。

残念ですが、来年の楽しみとしたいと思います。

こうした節目の行事がことごとく中止となって、
年間の長期のリズムも失われていくのに不安を感じています。

思いだけでも馳せていきます。


●●●2020年04月26日●●●


<衆議院静岡4区補欠選挙>


注目していた静岡4区の補欠選挙、与党の圧勝で終わりました。
与党系6.6万対野党系4万ですから、
6:4まで持っていけていない惨敗だと思います。

野党の候補者は、前回希望の党での出馬に続く2回目の挑戦で、
若手42歳ということを考えると、敗因はどこになるのか十分な分析が必要です。

まず投票率が34.1%と前回より20ポイント近く下がっています。
ただこれは与野党同じ条件ですので、敗因とは言えません。

大きいと思われるのはコロナウイルス感染拡大下、
非常事態宣言下での選挙という点です。
有権者が不安を抱える中での投票行動ということで、
与党に有利に働いたと言えるのではないか、
同じことは韓国の総選挙でも起こりましたし、
各国のリーダーの支持率が軒並み上昇していることからも
不安バネが働いたと言えると思います。

ただもしそうだとしたら、
今後の都知事選や総選挙も同じ結果になる恐れがあります。

「危機を迎え不安な心理状態での選挙で、野党が支持を獲得する方策はあるのか」、
これは選挙を控えて大事なテーマだと思います。

今後の野党の動きに注目していきたいと思います。



●●●2020年04月27日●●●


<テイクアウト>


飲食関係の業種につきましては、休業要請の対象外ですが、
休業や営業時間の短縮等、
協力する業者に対しては支援協力金の対象になります。

今日は県庁周辺を歩いてみましたが、
ランチタイムにすでに休業している店も多く、
またテイクアウトのみの店も多く見かけました。

売り上げはどうなっているのか、知るよしもありませんが、
こうした営業努力に少しでも答えていきたいと思っています。

4月に入って夜の外食は全くありません。
こうした傾向はこれからもしばらく続くのでは、と思います。
緊急事態宣言がどうなるのか、広島ではどうするのか、
大事な判断になります。



●●●2020年04月28日●●●


<「私学助成をすすめる会」として緊急要望>


今日はかねてよりご相談を受けていた
「家計が急変した世帯に対する授業料の減免」について、
私が会長を務めさせていただいております「私学助成をすすめる会」として、
知事に緊急要望を行いました。

要望書を新宅環境県民局長に手交しました。

私学助成は毎年予算編成期に要望活動を行い、
一定の成果を上げておりますが、
支援策は前年度の所得の応じて立てられており、
今回のコロナウイルスによる景気後退で、
収入が減った世帯への支援は手付かずですので、
今回緊急要望いたしました。

私学も公立学校にならって現在休校中ですが、
再開しても経済的理由で学校にいけなくなるような事態は、
なんとしても避けなければいけません。

午後からは30日からの臨時県議会に向けた政調勉強会に出席。
質問項目等の整理を行いました。


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広島県議会議員(南区)
松下政経塾出身

中原 好治