こうじマガジン ＮＯ．675


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≪2020年04月01日から2020年04月07日までのダイアリー≫

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■□□■□□■□□■□□■【 目 次 】 ■□□■□□■□□■□□■

◇新年度スタート
◇福山市へ
◇『国盗り物語』司馬遼太郎（新潮文庫）
◇『独ソ戦』大木毅（岩波新書）
◇安芸高田市長選挙
◇福山市議会議員選挙
◇Emergency declaration


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●●●2020年04月01日●●●


＜新年度スタート＞


今日から新年度がスタートします。

ただいつものような高揚感やフレッシュ感はなく、
天気も雨が降り続いて、気分は盛り上がりません。

入社式も遠隔で行われ、
景況感もマイナスに転じるなどいいニュースは流れてきません。

今日は主に県議会で新年度の打ち合わせを行いましたが、
スケジュールも立てにくい現状です。
いつまで続くかわからないのが一番の問題ですが、
そうにもなりません。

できることから手をつけます。


●●●2020年04月02日●●●


＜福山市へ＞


午前中は事務所にて原稿書き、
その後市内挨拶回りの後、午後からは福山市へ。

現在5日の投票日に向けて、市議会議員選挙の最中です。
基幹労連広島県本部関連の議員の事務所を３カ所激励に回りました。

コロナ感染防止の中での選挙戦、
とにかく個人演説会・ミニ集会は自粛してますし、
投票そのものにも足を運んでくださるか、
大変な状況での選挙戦です。

投票率の行方と得票数、
参考にしないといけない選挙だと思います。


●●●2020年04月03日●●●


＜『国盗り物語』司馬遼太郎（新潮文庫）＞


今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」を楽しく見ていますが、
その原作ともいえる『国盗り物語』を読んでいます。
これで3回目だと思いますが、内容は刺激的です。

若い頃には夢中で読みましたが、今回は結構冷静に、
全体を捉えながら読み進めています。

斉藤道三がのし上がっていく過程は本当に面白い。
しばらく読むのが楽しみです。

今日も朝から来客対応と打ち合わせ、
そもそも今言われる「三密」を求めて行動するのが政治活動ですが、
一転それを避ける生活です。

そろそろ慣れてきた感もあります。


●●●2020年04月04日●●●


＜『独ソ戦』大木毅（岩波新書）＞


気になっていた『独ソ戦』を書店で購入しました。
しばらくKindle版
（パソコンやスマホで読めるデータ化された本、値段は少し安くなります）
で読んでいたので、久しぶりの新書本です。

防衛大でロシア語を習い始めたころ、
『攻防900日』というレニングラード攻防戦を描いた本を読め、
と言われ読んだ記憶、
その後も『スターリングラード』という映画の強烈さ、思い出しますが、
著者が言うように確かにこの独ソ戦を体系的に論じた本は、
今まであまりなかったように思います。

知的刺激があふれています。


●●●2020年04月05日●●●


＜安芸高田市長選挙＞


今日は安芸高田市長選挙の告示日です。

立候補者は児玉元県議一人で、夕方5時には当選が確定しました。
児玉さんとは県議同期で同い年、
他の同い年の県議や県職員と38会（昭和38年生まれの会）
と称して懇親を深めたりしました。

また海外にもヨーロッパや南米の調査をともにするなど、
親しくさせていただきました。

御尊父が元高宮町長で、いずれは市長にとの声が強かったわけですが、
いよいよとなりました。

当初は出陣式に出席予定でしたが、
コロナ対策のため来賓はなしとのことで、
遠慮させていただきました。

中山間地域振興に是非とも力を発揮していただきたいと思います。


●●●2020年04月06日●●●


＜福山市議会議員選挙＞


定数38に対して46人が立候補した福山市議選の結果が出ました。
先週2日には私も関係する選挙事務所に激励にいかせていただきましたが、
この選挙はコロナウイルスの影響を受けるという意味で、
結果の分析が大事だと思っています。

投票率は10％近く落ちています（49.11%→38.34%）。
落選者の中で2000票前後の得票者は3名ですので（いずれも現職）、
実質は41人の中での争いだったと言えます。

そして落選者はいずれもベテランのようで、
低投票率の中若手の健闘が目立った選挙と言えます。

組織力で言うとJFE系の2名が5000票台で安定（大健闘と言えます）、
公明党は7名で3000票台でこれも安定、
共産系は3名で1名落選、得票数もばらつきがあり不安定です。

連合広島系の3名も安定、以上14名が市内全域に組織票を持つ候補です。
残り24名がそれぞれ地域を地盤にした保守系候補者となります。
やはり投票率の低下は保守票に大きく影響しているように思われます。

コロナ対策で言われる三密を求めるのが選挙戦ですが、
それができない中で一体何が決め手で当落が決したのか、
分析していきたいと思います。


●●●2020年04月07日●●●


＜Emergency declaration＞


今日の夕方安倍首相がついに非常事態宣言の発令を行いました。
約一週間ぐらい前から急ぐべきだ、との声もありましたが、
今日になりました。

「PCR検査を限定して、感染経路を特定して封じ込める」
という作戦だったようですが、
どうもこれがうまくいっていないとのことです。

公表されている感染者数は氷山の一角で、封じ込めに失敗したため、
医療機関での院内感染が多発して、医療崩壊が始まっている、
との報道もありました。

何が真実か見極めないといけませんが、
欧米に比べると感染者の増加は緩やかですし、
このまま爆発することなく収束に向かう、とも考えられます。

どうなっていくのか、不安な日々が続きますが、
政府の補正予算16.7兆円が発表されましたので、
広島県も対応していかなければなりません。

会派では知事要望も検討していく予定です。
できることをしっかりと進めて参ります。


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広島県議会議員（南区）
松下政経塾出身

中原 好治