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こうじマガジン NO.405

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「2013年11月06日から2013年11月12日までのダイアリー」


●●2013年11月06日●●


「「第30回 ひろしま技能フェア ひろしま ものづくりフェスタ2013」。」


今日は朝10時から、南区の県立産業会館で行われている
「ひろしま技能フェア ものづくりフェスタ」に出席しました。
ブログの写真は宮島工業高校のお宮作りと、
薄い銅板で作った折り鶴、見事でした。
このフェアは年々充実してきています。

同時に行われた「平成25年度 広島県職業能力開発促進大会」では、
職業能力開発功労者の表彰が行われました。

夜には「広島大学・千田塾創立総会」にも出席しました
(リーガロイヤルホテル広島)。


●●2013年11月07日●●


「「民主党政権失敗の検証 日本政治は何を活かすか」
日本再建イニシアティブ著(中公新書)。」


今「民主党政権失敗の検証 日本政治は何を活かすか」
日本再建イニシアティブ著(中公新書)を読んでいます。

今度「現在の民主党について」という演題で講演の依頼があり、
それに向けて考え方をまとめているところです。
「三年三ヶ月の挑戦と挫折」をどう捉えるのか、
しっかりと検証したうえで、次の目標を設定していかなければなりません。
既に「次に何を訴えるのか」が問われています。

私自身は「地域からの信頼をいただけるよう地域活動の原点に帰る」
という思いで 文字通り一所懸命に活動を進めていますが、
政党としての民主党の今後については、まだまだ不透明です。
「なぜ失敗したのか」と深く反省する講演の内容になりそうです。


●●2013年11月08日●●


「三菱重工労組広島支部 第42回年次大会。」


今日は「三菱重工労組広島支部 第42回年次大会」に出席しました。

平成25年末の三菱重工社の受注は約3.5兆円、売上も約3.5兆円、
営業利益は2900億円と前年を大きく上回っています(前年売上約2.9兆円)。
このことが労組が直面する課題をただちに解決するかは不透明です。

先日も指摘しましたが、グローバル経済の中での生き残りは熾烈です。
労働規制を緩和しようとする政府の動きもこれに対応しますが、
今後どう変化していくのか、まだ見極められません。

複雑な思いを抱いた年次大会でした。


●●2013年11月09日●●


「第25回宇品公民館まつり。」


今日は朝10時から「第25回宇品公民館まつり」の
オープニングセレモニー に出席しました。
毎年充実するこの公民館祭りです。
地域交流の核になる施設ですから、今後ともいろんなチャレンジを
地域と協力して仕掛けていって いただきたいと思います。

さらに今日は3時過ぎから知事選挙の応援に本通りへ。
投票率の低下が唯一の心配材料ですが、投票を呼び掛けて参ります。


●●2013年11月10日●●


「「想像ラジオ」いとうせいこう(河出書房新社)。」


先日 農林水産委員会の県外調査で宮城県を訪問しました。
復興は着実に進んでいて、仙台の街も復興事業の影響か賑やかでした。

まさに前に向かって進んでいるという感じですが、
ふと先日NHKのニュースで知った この本、
いとうせいこうさんの「想像ラジオ」を読んでみたくなりました。

いとうさんが震災で亡くなった遺族の方々と向き合う、というニュースでしたが、
生者と死者の境を「想像ラジオ」で繋いでいくというこの小説が
認められ賞賛された、というニュースでした。

あらすじは 大江健三郎さんが講演で触れられた一節を引用します。
「この小説は、大津波に遭って杉の木に引っかかってすでに死んでいる男が、
自分の残したい言葉をDJの口調で話し続ける、
自分がどのように生きて死んだのかを語る、そういう作品です。
福島のつらい現実を生きている人がいる中で、
このような亡くなった人の視点にたって、
小説を書こうという姿勢を私は尊敬するものです。」
とした上で、
「死者がどのように生き、そしてどのような思いでいたのかを言葉にしてみる
――そういう行為として、文学があります。」とこの小説を大変評価されています。

小説の中では、ヒロシマ・ナガサキのことも出てきますし、
9.11も同じように たくさんの犠牲者が出ています。
こんなにたくさんの死を前に、簡単にそれを
乗り越えていいのか、というメッセージがあります。

大事な視点だと感じました。


●●2013年11月11日●●


「広島県知事選挙。」


知事選も終わり、投票率は予想よりちょっと高めの32%でした。
予想では、前々回藤田知事の4期目、
同じく共産党候補との選挙でしたがその時が27%、
前回湯崎さんの1期目、5人が出馬するも盛り上がらなかった選挙が33%、
今回はその間におさまる感じで30%辺りか、と思いましたが少し高めでした。

これは自公民推薦という前二回にはなかった枠組みで、
結構組織が動いたことによるものと思います。
NHKの出口調査によると各党支持率は、
自民50、民主8、公明3、維新3、支持なし29という状況で、
やはり投票率30%前後の選挙だと自民が厚くでるし、
湯崎知事の得票が60万票を超えるという現象もこの辺りからと思われます。

共産党はもう少し いくと思っていましたが、
失点のない湯崎県政に流れたということでしょう。

呉市長選も予想通りでしたが、少し驚いたのが安佐北区の県議補選です。
有権者数が約12万人ですから、投票率33%で約4万票が出ていて、
共産党が知事選との相乗効果もあり約6,000票で残り3.4万票、
正木氏が2,000票(これはリコールの反対票とほぼ同じ)で残り3.2万票、
これを自民と維新の候補で分け合う選挙で、私自身は自民が2万票超えで
約2.5万、維新が5,000から10,000の間と読んでいました。

NHKの各党支持率通りでいくと自民20,000票、民主3,000票、維新1,200票、
支持なし層70,000票となります(共産に2,000、正木氏に2,000流れたと仮定)。
実際には自民候補は19,000、維新候補は13,000だったわけですから、
自民は支持層を固めきれず、維新は民主層も含めて支持なし層を大きく
取り込んだと言えます。予想外に善戦したと言えます。

これは維新候補の戦い方にいい面があったのか不明ですが、
候補本人は「一年半後の統一選に向けて手ごたえ十分」と感じているようです。


●●2013年11月12日●●


「「晩年様式集 イン・レイト・スタイル」大江健三郎(講談社)。」


東日本大震災関連で「想像ラジオ」に続く2冊目、
「晩年様式集 イン・レイト・スタイル」大江健三郎(講談社)を読み始めました。

大江さんの本は一時期集中して読んだことがあります。
夏には「ヒロシマノート」を読み返しました。
難解な小説が多いと感じていますが、現実社会へのメッセージには
先鋭なものがあり、刺激を受けます。


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広島県議会議員(南区)
松下政経塾出身

中原 好治