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こうじマガジン NO.378
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「2013年01月31日から2013年02月06日までのダイアリー」
●●2013年01月31日●●
「「人生論 トルストイ」(新潮文庫)、「維新する覚悟 堺屋太一」(文春新書)。」
「アンナ・カレーニナ トルストイ」はもう少しで読了ですが、
トルストイシリーズ三冊目、「人生論 トルストイ」を読み始めました。
あと、「維新する覚悟 堺屋太一」も読み始めました。この本は面白い。
今後の政治の対立軸や課題が明確に示してあります。
こうした議論の延長線上に政党の存在意義が
語られるべきだと思います。この二冊しばらく夢中になりそうです。
●●201213年02月02日●●
「神田神社節分祭。」
朝は久しぶりに太田川コースを自主トレ。ものすごい霧でした。
多分気温が最近高めなので、水面と反応したものと思われます。
10キロ1時間、コースを楽しんだ後、事務所へ。書類整理や来客対応に
追われました。
そして今日は神田神社節分祭前夜祭です。
6時から神社へ行って、8時からは豆まきに参加。
明日も同じく節分祭です。神社の年中行事ですが、
地域を巻き込んでこんなに賑やかに行っているところは他にあるのか、
知りたくなりました。宇品地域の特徴は見えてくる気がします。
●●2013年02月03日●●
「トム・クルーズ。」
今日も朝7時から早朝自主トレ(元宇品コース)。昨日と打って変わって
気持ちのいい朝でした。午前中は原稿書き、
午後から長男と映画を見に行きました。トム・クルーズ主演の「アウトロー」です。
ちょうど一年前も東京の品川プリンスホテルの映画館で、
長男とトム・クルーズ主演の「ミッション・インポシブル」を見たのを
思い出しました。一年で子供たちと映画を見る機会は1〜2度ですが、
不思議なタイミングだなあ、と思いました。
今日も夕方から神田神社節分祭へ。節目の時期で、運気が変わる
時期とも言われます。いい運気をいただきたいものです。
●●2013年02月04日●●
「決算特別委員会 総括審査。」
朝はあいにくの雨で街頭演説は明日に延期。
今日はいよいよ決算特別委員会の総括審査、表決の日です。
この総括審査には知事・副知事等も出席します。
16人の委員が答弁も含んで20分間の持ち時間で質問します。
朝10時半からスタートし、終わったのが午後5時過ぎ、充実した審査でした。
表決では賛成多数で認定するものと決しました。
詳細は委員長報告でまとめますので後日ということで、ようやく長かった
決算特別委員会が終わりました。6時前からは懇親会。
反省点も多々ありますが、議会のあり方を考えるいい機会になりました。
●●2013年02月05日●●
「議員定数等調査特別委員会」
朝8時から段原交差点にて街頭演説。
昨日とはうって変わって晴天です。
終了後は9時半から連合広島にて打ち合わせ。
さらに10時から民主党広島県連での打ち合わせ。
11時半には前益田市長の福原慎太郎さんと
昼食懇談、政経塾の後輩で捲土重来を期します。
彼の性格なのか、益田出身の方が皆実町でお寿司屋を
やっていて、かねてから福原さんを支援されていました。
是非そこで食事を、という彼の思い、政治家の原点ではないか、
と感じました。誇りに思う後輩です。
午後1時半からは議員定数等調査特別委員会でした。来年の今頃には結論を、
とのことですが、どれくらい削減できるのか、議会の自己改革能力が問われています。
終了後は午後4時から民主党広島県連正副幹事長会議。
その後懇親会と続きました。
●●2013年02月06日●●
「地域医療・健康づくり対策特別委員会県外調査。」
今日から一泊二日で地域医療・健康づくり対策特別委員会の県外調査です。
雪が心配でしたが、たいしたこともなく9時前に広島空港着、
11時前に羽田空港、さらに東京駅に移動して上越新幹線で越後湯沢へ。
最初の調査地は新潟県立小出病院です。
こちらの病院で進めている地域医療魚沼学校、
「住民とともに地域医療を考える取り組み」について調査しました。
魚沼市は人口4万人弱で面積は東京23区より広い、
しかも新潟県は10万人当たりの医師数が126人と
全国でも医師不足の深刻な地域です。
地域医療とは何かが非常に重要な課題になっています。
そこで医師会と連携して起こした事業が地域医療魚沼学校で、
2011年4月にスタートしています。地域医療というのはあくまでプライマリケア、
医学教育の拠点という面があり、まず「現場が教室になる」という思想で
学生研修医の受け入れを行っています。新潟大学医学部の学生研修医が
20班に分かれ年に20回研修を行います。
第二は医療に限らず介護分野、教育分野、さらに地域の方々まで枠を広げて、
「病院が地域の学校となる」という思想で医療分野との共通言語を増やしながら、
「在宅死」を増やしていくことを目標として掲げています。
第三は「住民こそ医療資源」という思想のもと、地域で医療に関わる知識や
平穏死等の死生観について学んでいきながら、住民自ら医療サービスについて
考えていくという試みです。2015年6月に魚沼基幹病院が完成予定ですが、
この基幹病院で治療が必要な患者は1000人のうち1〜2人、
介護サービスとうまく組み合わせてベストなサービスをどう受けるのか
がポイントです。現在約8割の日本人が病院で亡くなっています。
これから高齢化が進む中でこの病院のキャパシティもなくなっていくし、
そもそも住み慣れた家で人生の最後を迎えるという選択肢も
準備しなければならないといった考え方です。広い地域で訪問診療が中心、
老老介護が増える中、24時間ホームヘルプサービスは普及していない
という状況で、人生の最後をどう迎えるのか、
重い課題をこの学校で解決しようとされています。
全国でもめずらしい取り組みとのことでしたが、「いずれ迎える死」と
どう向き合うのかを医療・介護・教育等多方面から捉え、
なんといっても地域住民の皆さんとともに考えることができる
というのは画期的だと感じました。広島でも欲しい取り組みです。
終了後は南魚沼市へ移動、
ここで「ICTを活用した医療連携ネットワークの構築に向けた取り組み」
を調査しました。魚沼市を含む四市二町で構成する魚沼医療圏は、
人口22万人、面積2800平方キロ(神奈川県が2400平方キロ、
広島県が8500平方キロですから、その広さがうかがえます)
で拠点となるのが17病院あります。ここで画像診断や処方・調剤情報の共有
といった連携で、健康寿命の延伸とより良い医療サービスを目指すのが
このネットワークです。広島県でも尾道地域医療連携推進特区で
同じような取り組みを進めています。このネットワークで重要なのが
コンピューターシステムですが、このシステムの設計に問題意識を持っています。
価格があってないようなもので、どこまで整備するのかがコンサル任せ、
予算を食う部分だからです。ここではシステムに5億円、
年間維持管理費の上限を3000万円に決めてプロポーザル方式で
入札する予定とのことでした。費用がかかるのがセキュリティの問題と、
バックアップ機能だそうです。完成形を是非また調査したいと思います。
さて、豪雪地帯→雪解け水→コシヒカリと連想する南魚沼市ですが、
今日の宿はあの坂戸城の麓です。上杉景勝と直江兼続が生まれた地です。
翌朝散歩すると長尾姓(景勝の旧姓)、と樋口姓(兼続の旧姓)の家が目立ちました。
関ヶ原で天下を夢見た2人、さらに苦闘しながらの国替え、
上杉家を残すことに腐心した晩年です。坂戸城のさらに奥は八海山、
NHKの「天地人」ではこの山頂に立った兼続こと妻夫木さんは
本当にかっこよかった。
一度は登ってみたい山です。
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広島県議会議員(南区)
松下政経塾出身
中原
好治