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こうじマガジン NO.355
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「2012年6月21日から2012年6月27日までのダイアリー」
●●2012年6月21日●●
「6月定例会開会日。」
今日も雨です。今日から6月定例会です。
提出議案の知事説明がありましたので、これを分析してみたいと思います。
説明形式はほぼ固まってきました。これは藤田知事時代と変わっていません。
役人の知恵が詰まっている文章です。まず当面する県政の課題、
次に平成24年度主要施策、これは例の重点項目である
「新たな経済成長」「人づくり」「安心な暮らしづくり」「豊かな地域づくり」
の4つの柱ごとに説明しています。最後に6月補正予算案等の概要です。
今回の特長は、「新たな経済成長」への挑戦が分厚いことです。
これは何と言っても新観光プロモーションと「ひろしまブランド」の確立
がうまくいっているという自画自賛が中心です。
これといった成果はまだ出てきていません。
単なるプロモーションで終わってしまうことのないよう、
これも監視していく必要があります。
当面する県政の課題で上げているのが、
まず県内の景気認識は「持ち直しの動きが見られる」とした上で
雇用情勢への不安材料や、円高対策、エルピーダメモリの動向等
に触れています。また、国の出先機関の事務・権限の移譲に係る取組について、
広島市との連携について、鞆地区における道路港湾整備事業について、
広島高速5号線についてと続きます。
あとの挑戦は施策の羅列で、いろんなことに挑戦していくことだけはよくわかりました。
6月補正予算額は約19億円となっています。
6月定例会の大事な機能は、
県が資本金の四分の一以上を出資等している法人の経営状況説明書
についての議論です。
常任委員会等を通じてしっかりと議論して参ります。
●●2012年6月22日●●
「全員委員会。」
10時半から全員委員会。6月定例会に提出された補正予算、条例案等の説明を
受けます。事前に会派で、所属する常任委員会所管部分も事前に委員会で、
そして全体説明をこうして受けるわけですから、3回は目を通すことになります。
終了後は議員互助会総会、拉致議連総会と続きました。
その後、午後からは打ち合わせが続き、5時からは
民主党広島県連・連合広島事務レベル会議に出席(連合広島)。
緊迫する党内情勢について意見交換をいたしました。
●●2012年6月23日●●
「基幹労連広島県本部。」
午前中は事務所で原稿書き。
午後からは基幹労連広島県本部議員団会議
第8回総会に出席しました(ワークピア広島)。議事の中の議会報告を行わさせて
いただきました。テーマは「ひろしま産業新成長ビジョン イノベーション立県は可能か?」
です。答えはもちろん、very
difficult!、「じゃあどうしてくれるん?」という厳しい質問も
ありました。私は、地域主権先導型=統治機構の改革なくして成長戦略なし、
という考えなので、今までの延長線上での成長戦略には限界がある、という考え方です。
中途半端な成長ビジョンなら、福祉にお金と人材を回したほうがよっぽどいい、
と思います。
続いて3時からは同じく基幹労連広島県本部主催の「2012ふれあい対話集会」に出席。
その後懇親会。さらに今日は2件目も。ハードでした。
●●2012年6月24日●●
宇品長寿会(老人クラブ)総会。
今日は11時から、宇品長寿会(老人クラブ)総会に出席しました
(宇品集会所)。宇品学区には地域ごとにこうした長寿会が組織されています。
10クラブ、総会員数は約500名です。元気なお年寄りですから、お酒もよく進みます。
出席するときには心して臨むようにしています。
いろいろお話させていただくと、勉強になることばかりです。
大事なふれあいの場ですので、大事にしていきたいと思います。
●●2012年6月25日●●
「出資法人。」
朝8時から、鶴見橋東詰交差点にて街頭演説。
ここは自転車の往来が激しい交差点です。
通行の邪魔にならないように気をつけながらしゃべりました。
今日は28日の委員会審査に向けて、県出資法人の経営状況について
勉強会を行いました。
基本的にこの出資法人は県職員の天下り先と見られてもしかたない側面があります。
本当に必要なのか、成果をしっかり出しているのか、プロパー職員を大事にしているか、
経営状況に問題はないか、といった視点が大事だと思います。
とくに商工関係の出資法人は、県との二重行政ではないかという問題、
本当に成果が上がっているのかのチェック、必要性の再検討が行われなければ
なりません。6月定例会が出資法人をチェックする主戦場になりますので、
しっかり議論していきたいと思います。
●●2012年6月26日●●
「一般質問一日目、増税法案採決。」
朝10時半から一般質問で、午前中は安井裕典議員(自民刷新会議、廿日市市)、
午後からは金口巌議員(民主県政会、尾道市)、
坪川禮巳議員(自民会、呉市)と続きました。
そして今日は社保税一体改革法案の採決が行われます。
焦点は民主党内の造反者の数です。今の世間の関心は、
この民主党の党内政局と、鞆の架橋計画撤回です。
どちらも大義をかざす同志の闘いです。
決めきれる政治もいいですが、
しっかり責任をとってもらわないと支えるほうは大変です。
どちらもその辺りはいい加減な気がしています。
政局はますます混沌としてきました。
会期延長でしばらくは緊張感のある場面が続きます。
果たして総選挙はいつになるのか?
この日程次第でいろんなスケジュールに影響が出てきます。
目が離せません。
●●2012年6月27日●●
「一般質問二日目。」
朝10時半から安木和男議員(公明党、呉市)、
午後からは下森宏昭議員(自民刷新会議、三次市)、
吉井清介議員(自民刷新会議、尾道市)と続きました。
お昼には広島県議会ASEAN研究会総会も開催されました。
本会議終了後も打ち合わせが数件、
さらに明日行われる予定の議員定数の特別委員会の勉強会と続きました。
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広島県議会議員(南区)
松下政経塾出身
中原
好治