●●2011年11月11日●●
「三菱重工労組広島支部第40回年次大会。」
午前中は市内企業のあいさつ回り。
午後1時から三菱重工労組広島支部第40回年次大会に出席しました。
支部顧問、準組織内議員という立場を与えていただいております。
組合活動の中では、一年で最も大事な大会です。
夜は防衛大学校29期の同期及び先輩と懇親会。
●●2011年11月12日●●
「宇品公民館まつり。」
朝6時起床後早朝自主トレ(元宇品コース)の後、
10時からは宇品公民館まつりに出席しました。
オープニングは宇品地区で活動している「MKU(むく)吹奏楽団」
のみなさんの演奏です。
私が広島市議に初当選させていただいた平成3年頃、
宇品中学校の吹奏楽部が全国優勝しましたが、そのころのOBの方々が
中心になって活動されているそうです。さらに地元の谷の百合幼稚園、
宇品保育園の園児たちのパフォーマンスもあり盛り上がってスタートしました。
個人的には昭和41年に廃線となった旧宇品線のなつかしい写真に
感動しながら、こうした歴史や伝統を守るのも公民館の役割なんだと
再認識しました。お昼前までいろんなサークル活動の見学等で過ごし、
午後からは家族で県立美術館へ。
「ウクライナの至宝 スキタイ黄金技術んも煌き」展を見学しました。
ウクライナにも行ってみたくなりました。
●●2011年11月13日●●
「民主党中国ブロック会議。」
朝6時起床後早朝自主トレ(元宇品コース)。午前中は事務所で原稿書き等を行い、
午後1時半の新幹線で岡山へ。3時から民主党中国ブロック会議に出席しました
(岡山アークホテル)。今日は党本部から樽床伸二幹事長代行、
城島光力幹事長代理が出席されます。
選挙対策や組織強化、陳情要請対応等について中国5県の各県連から報告があり、
その後議論を進めました。細かいことは書けませんが、
以前のような政府・執行部批判は少なくなったと感じています。
会議終了後は懇親会で、9時ごろ広島着。
●●2011年11月14日●●
「会派総会。」
朝8時から段原・的場交差点にて街頭演説。
その後来客対応2件。午後からは会派総会で、
(1)職員の給与等に関する報告及び給与改定に関する勧告の概要 広島県人事委員会、
(2)県政運営の基本方針2012(案) 「特に注力する重点施策」の取組方向、
(3)「広島県病院事業経営計画(H21-H25)」の中間見直し(骨子案) 病院事業局、
と勉強会が続きました。その後は会派懇親会。
明日は人間ドックのため早めに帰宅。
●●2011年11月15日●●
「人間ドック。」
今日は朝8時前に人間ドックを受診しました。年1回は受けるようにしています。
速報値では特に異常なしとのことで一安心です。
午前中早い時間には終了しましたが、特にアポイントも入れていなかったので
事務所で原稿書き等行っていましたが、陳情要望関係やスケジュール調整で
結構バタつきました。
今後とも元気に頑張って参ります。
●●2011年11月16日●●
「三菱重工関連労連広島地域連絡会第14回総会。」
朝10時から安佐南区上安の特別養護老人ホーム慈光園を訪問し意見交換、
その後県議会に移動して打ち合わせ3件、夕方自主トレ(京橋川左岸緑地)の後、
6時から三菱重工関連労連広島地域連絡会第14回総会に出席しました。
関連労連は2つ、リョーセンとMHIソルテックです。
終了後は懇親会。
●●2011年11月18日●●
「警察商工労働委員会&防災治安対策特別委員会。」
朝9時から来客対応2件、10時から会派総会の後、10時半から警察商工労働委員会。
今日はひろしまイノベーション推進機構について質問しました。
今回民間等が出資する新たな投資事業有限責任組合(2号組合)が、
県内外の16機関合計65億2千万円の出資を受け組成されました。
各機関の出資額を明確にするとともに、今後の投資への影響等質問しました。
この度広島県企業局が県西部の弥栄ダムの水をペットボトルで売り出す
という試みを行いましたが、実は自治体がらみでこの水ビジネスが現在注目されています。
取水から浄水し、各家庭に配水するまでのシステムは日本が先進性を持っている分野
です。10月に三菱商事を中心とした企業体がオーストラリアの浄水場の整備を受注した
というニュースがありました。建設費250億円を含み1000億円の事業です。
これは昨年国の産業革新機構が東京都水道局と連携して
オーストラリア水道事業会社を買収したというところからスタートします。
本邦初の海外ビジネスにおける官民連携案件として注目されましたが、
その企業体が今回受注したわけです。水事業は欧米系の水メジャーの独占市場でしたが、そこに日本が入り込んだということになります。こうした大きな立ち回りを演じた原動力が産業革新機構で、ひろしまイノベーション推進機構がお手本にした組織です。
まず規模感が違います。出資金は機構のほぼ10倍、さらに政府保証8000億円が
用意され大規模な投資が行われます。こうしたグローバルなビジネスチャンスを
目にすると、1件当たり10億円、最大10件の投資で広島経済の活性化を図るという目的が本当に達成できるのか、不安に感じてきます。
そういったことも今日は質問としてぶつけてみました。
昼食後2時からは防災治安対策特別委員会でした。今日はダブルヘッダーです。
私の質問は、平成14年以来自衛隊OBを危機管理担当官として採用しているが
その効果はどうなのか、という点と、危機発生時の救急体制についてです。
先日県立広島病院のレクチャーを受けましたが、驚いた数字があります。
それは救急車が4回以上救急対応を断られた事例が2558件(広島市内)あるということ、 つまり一日7件発生しているという点です。4回断られる間に救急車は立ち往生したまま
ということになります。こうした事例は私自身も身内のケガの際に体験しましたし、
何とかならんのかとお叱りを受けたこともあります。救急出動は県内で年間10万件、
広島市内で4.7万件です。そのうちの2558件ですから5%の発生率です。
幸い命に関わる重症患者やかつて事故のあった妊婦といった事例は
このうちの400件未満とのことですが、多すぎはしないかという問題意識です。
さらに市内で事件・事故が発生し、同時に数百人の負傷者が出た場合に、
日常的にこんな状態であって、適切な医療機関で適切な治療を受けられるのか、
逆に今の医療体制でいったい何人の負傷者に適切な治療を施すことができるのか、
この数字は非常に大事だと考えています。
現状の医療体制のキャパシティを知ることは非常に大事だという意味です。
当局からの適切な答弁はありませんでしたが、おぼろげなから3000人〜6000人
という数字が出てきただけでした。昼間・夜間早朝の医師・看護師の数、空きベット数、
薬品等の器材の状況、各病院の受け入れ可能患者数等をしっかりと把握すれば
出てくる数字だと思います。これを超えると他県や自衛隊への支援要請、
DMATへの依頼と具体的な対応が可能になるのではと考えています。
今後とも追及していきたいと思います。
●●2011年11月19日●●
「合唱祭。」
最近の写真を3枚アップしました。2枚は11日にあった三菱重工労組広島支部の年次大会、1枚は16日にあった三菱重工関連労連大会の様子です。いずれも顧問としてごあいさつ させていただきました。この時期各労働組合では年次大会が行われます。
18日には連合広島の年次大会も行われました。
今日は長男の通う小学校の合唱祭で、選挙でしばらく行けなかった学校に行きました。
何と広島県が行っている夢配達人プロジェクトに選ばれて、書道ガールズになる、という夢がかなったそうです。今日はそのパフォーマンスもありました。6年全員で「平和」をテーマに大きな紙に思いっきり筆を入れていました。平和に向かって、「一歩前へ」という言葉、 さらにそこから連想して「花鳥風月」とくるあたり、発想の柔軟さに感動しました。
作品展を見学して合唱祭へ。音楽の重要性を再認識させられました。
こちらも感動しました。子供たちの成長には本当に驚かされます。
午後からは事務所で原稿書き。
●●2011年11月20日●●
「民主党広島県連常任幹事会。」
午前中は事務所にて原稿書きや会議の準備、
昼過ぎから晴天に誘われて自主トレ(京橋川護岸コース)。
4時からは第4回民主党広島県連常任幹事会(ホテルニューヒロデン)。
終了後は陳情要請対応委員会と続きました。
●●2011年11月21日●●
「防災・治安対策特別委員会県外調査。」
朝9時半過ぎの新幹線で新大阪へ。
今日は防災・治安対策特別委員会県外調査です。
新大阪で乗り換えて和歌山市へ向かいました。車内で弁当をいただき、
1時に和歌山駅へ到着、その後和歌山港湾事務所に向かいました。
こちらは国の出先機関にあたりますが、海岸防災対策等を調査しました。
和歌山市は初めて、と思いましたが、実は2度ほど訪問していました。
最初は防衛大学校時代に、乗艦実習で和歌山港に入り、高野山に参拝した
ことを思い出しました。かすかな記憶ですが高野山行きのバス停で
ふと思い出しました。2度目は広島市議になってすぐのころ平成5年ごろ
だと思いますが、当時の松下興産が進めていた和歌山マリーナシティ構想
について調査にうかがいました。松下グループが工場を持たない都道府県が
2県あって、一つは広島、もう一つが和歌山で、特に和歌山は幸之助さんの出身地
ということもあり、松下グループが地元に貢献しないと、ということでスタートした、
とお聞きしていました。
当時は世界リゾート博とセットで素晴らしい構想だ、
と感動しましたが、その後松下興産は膨大な負債を抱え解散、この構想も
頓挫しましたが、開発面積65ヘクタールの人工島はリゾートとして運営
を続けています。今回の調査ではこの和歌山マリーナシティにも行ってきました。
調査地の和歌山下津港ですが、この地域は四国沖の南海地震(M8.4前後)の
発生確率(今後30年間で遭遇する確率のことで、ちなみに交通事故で
死亡する確率が0.2%、ケガをする確率が20%だそうです)が60%、
東南海地震(M8.1前後)の発生確率が70%(ちなみに最も高い確率は
東海地震(M8前後)で87%となっています)で、地震・津波に対する危機感・切迫感は
広島県とは比較になりません。東海+東南海+南海三連発モデル地震が発生した際、
海岸の津波の高さは、和歌山県沿岸では5mと予測されています(広島湾は2〜3m)。
特に海南地区に来襲が予想される津波水位はD.L.+7.0m、全壊棟数約2.4万棟、
死者数約1,300人〜2,100人とされています。この海南地区には産業集積も
進んでおり(企業売上高2,370億円で県全体の26%)、被害想定額は約5,000億円
に上ります。そこでこの地区の津波浸水対策が進められています。
工期は平成21〜31年で、総事業費は約250億円護岸嵩上げ工事(750m)と、
世界でも初の取組となる「直立浮上式防波堤」の設置が進められています。
これは画期的な装置で、通常時は海底面下に格納され、津波来襲時にのみ
上部鋼管(直径3m)が浮上(浮上時間約10分)する仕組みで、平常時はその上を
船舶が自由に航行しています。浮上・沈降の動力は送気・排気のみで、
海面下約14mから海面上約7mまで浮上します。この防波堤(約250mで約200億円)
が完成し評価が高まると、東日本大震災で大きな被害をもたらした
河口部から遡ってくる津波に対する対処も可能となります。
しかしここまでくると地震・津波の発生確率と設置にかかる費用の判断が
微妙になってきます。新しい可能性を秘めた技術だと思いました。
次に和歌山マリーナシティに向かいました。こちらは日本初の
ダブルデッキ型親水性防波堤が調査項目です。約1kmにわたり築かれ、
総事業費が120億円で通常の護岸に比べると2割程度割高だそうですが、
素晴らしい取組だと感じました。これだけの直線的な護岸でなおかつリゾート施設がある
という条件はなかなかないと思いますが、親水性と賑わいづくりという観点では
大事な手法です。マリーナシティ自体は民間マリーナが300隻、公共マリーナが400隻
という規模で、ロイヤルパインズホテルやマンション群、ポルトヨーロッパ
(子供向けの遊園地)、物産館とそろっていますが、当初の計画からすると
こじんまりとした感がありました。
この日は和歌山市内泊。
●●2011年11月21日●●
「防災・治安対策特別委員会県外調査二日目。」
朝6時起床後、今日は和歌山城周回コースを約1時間自主トレ。
熊本城、皇居に続いて出張の時の楽しみになっています。
今日は9時半から和歌山県庁を訪問し、防災・減災対策や防災センターの取組
について調査しました。昨日も感じましたが、和歌山県では地震・津波に対する
危機感・切迫感が非常に高いようです。訪問した庁舎は南別館で
築5年余りの新築で、防災という発想が散りばめられています。
まず建物の構造が、1階部分が耐震、2階以上が免震構造となっています。
10階の建物としては最強となる構造だそうです。2階、3階には
和歌山県防災センターがあり、最新式の災害対策本部室(80名収容)、
防災対策室(150名収容)、ヘリポート等が備えられています。
さらに総合防災情報システムも衛星無線回線、無線回線、有線回線(光ケーブル)
と端末局106局と繋がれており、自動的に有効な回線を選択しながら
連絡する仕組みになっています。もう一つ和歌山県では自治体として初めて
エリアメール(ドコモ)を取り入れています。これは緊急時に強制的に緊急速報を流し、
ブザー音や着信音で危機を伝えるシステムで、この度の台風被害の時にも活用され
多くの県民から「これで助かった」と感謝の声が寄せられているそうです。
このシステムは携帯の普及状況から考えてかなり有効だと思いますので、
広島県でも導入が必要だと思います。今回の調査の観点から広島県の
防災システムをもう一度チェックしてみる必要があると感じました。
昼食後広島に向けて移動。
到着後は直ちに「私鉄広電支部推薦議員懇談会・懇親会」に出席しました
(ワークピア広島)。「世界的に見て公共交通機関の充実に関して、
日本では公的支援が少なすぎる」という論点ですが、
さらに調査していきたい視点です。
地元宇品地区の電車運行に関しても意見交換することができました。
●●2011年11月21日●●
「南区PTA親善スポーツ大会。」
朝10時から「南区PTA親善スポーツ大会」(ソフトバレー)の開会式に出席。
ソフトバレーもしばらくご無沙汰しています。飛んだりはねたりが怖い
歳になってしまいました。捻挫や肉離れを気にせず頑張っていましたが、
さすがに競技に夢中になれなくなってきています。
同世代の方々もおられましたので、やはり鍛えないといけないな
と感じる大会でした。
午後からは原稿書き等にあてました。
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中原 好治