こうじマガジンNO.312 (2011.6.22) | |||
△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ こうじマガジン NO.312 △▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ 「2011年6月9日から2011年6月15日までのダイアリー」 ●●2011年6月9日●● 「写真をアップします」 4月の県議選の写真をブログに掲載いたしました。もうずいぶん前の事のように 錯覚しますがまた2ヶ月前です。まずは出陣式を終え、車に乗り込み出発の様子を一 枚。 街宣中もマイクは結構握りますのでウグイスいらずとも言われています。 その他に宇品橋のたもとでの街頭演説、個人演説会、 宇品フレスタ前での街頭演説、電車通りの練り歩きの様子をそれぞれ一枚ずつ掲載し ています。 徹底して街頭にこだわりました。 運動自体に悔いはありませんが、低投票率と逆風、厳しい選挙でした ●●2011年6月10日●● 「6月補正予算について」 24日から始まる6月定例県議会で提案される予定の 6月補正予算の概要が示されました。まだ公表は控える ということなので細部はご報告できませんが、規模は約50億円程度、 中味は東日本大震災関係約30億円、 緊急経済・雇用対策関係が14億円となっています。 6月定例県議会は新年度が始まったばかりで、 補正予算もそれほどなくむしろ議会構成等人事が中心になりますので、 人事議会とも言われます。今回は改選後ということもあり 人事というよりはやはり、ここ数年続いている緊急経済雇用対策の成果検証と、 震災対応ということだと思います。 開会までまだ2週間あまりありますがしっかりとフォローしていきます。 ●●2011年6月11日●● 「公益社団法人 認知症の人と家族の会 広島県支部第30回記念大会。」 朝10時から三菱広島OB会定期総会に出席しました。 OB会といっても会員が3000人近い大組織です。 日頃のお礼とともに県議会報告を行わせていただきました。 終了後は「公益社団法人 認知症の人と家族の会 広島県支部第30回記念大会」 に出席しました(県民文化センター)。今から約10年前にご縁をいただいた会です が、 その活動には教えられることがたくさんありました。 設立の最初のきっかけは「(認知症という)病気は治らないが、仲間がいるよ」 という早川一光先生(医師、総合人間研究所所長)の言葉だったそうです。 式典後の講演も早川先生と評論家の樋口恵子先生の対談で興味深くお聞きしました。 「織田信長以降、終戦後までの人間の寿命はずーっと50年だった。 寿命が一気に延びたのはここ60年ほどの間で、人生百年時代がやってくる」 というお話には確かに、と納得してしまいました。 高齢化社会への考え方が変わってきます。 これからもさらにご活躍いただきたいと思います。 ●●2011年6月12日●● 「NPO法人 高次脳機能障害 サポートネットひろしま 総会。」 朝10時半から「NPO法人 高次脳機能障害 サポートネットひろしま 総会」 に出席しました(東区地域福祉センター)。こちらの団体も 約10年前にご縁を頂きました。国が高次脳機能障害を ようやく社会問題として捉え対策に取り組むため、 全国何ヶ所かでモデル事業に着手した際、 広島がそれに手を上げ実施することになった経緯があります。 たまたまその時、議会での私の質問のタイミングが良かったせいか、 新聞等でも大きく取り上げられたのを覚えています。 この10年の間にずいぶんと対策も組織も充実したと感じました。 昨日の認知症の人と家族の会もそうですが、 やはり良きリーダーの存在は欠かせないと痛感した次第です。 ●●2011年6月13日●● 「街頭演説。」 朝8時から旭町・出汐交差点にて街頭演説。 選挙が終わって約2ヶ月が経過し、選挙前にあれほど候補者が 街頭に立っていた風景がうそのように、落ち着いた朝の出勤風景です。 「マイクを握って人前に立つ」ことが自らの政治活動の原点ですので、 毎週週始めの街頭活動は継続していく決意です。 つい10数年前には定期的に「マイクを握って人前に立つ」議員または候補者は、 地方議員には皆無だったと思いますが、今では結構普通に与野党問わず 街頭活動をこなす方が増えてきました。 こちら側の勝手な思いだけで、皆さんに本当に伝わっているのか、 が大事なポイントです。もう首都圏ではみんなが駅頭立ちや 街頭活動を行うため差別化ができず、 むしろ騒音とうっとうしさで迷惑行為として敬遠されつつある という話も聞いています。 じゃあどうやって知名度を高め政策を訴えていくのか、 これもまた大事な問題です。試行錯誤が続くと思いますが、 要は政治への志です。 原点を確認しながら頑張って参ります ●●2011年6月14日●● 「福山市へ。」 今日は会派の政務調査で福山市に行きました。 16人全員がまとまって調査を行うのは久しぶりです。 1時に福山駅を出発して訪問先は6ヶ所、駆け足の調査でした。 まず「福山港(内港地区)水質・底質改善の対応」についてです。 福山城築城時に掘られた運河が今も内港として残っています。 ここに合流式下水道が流れ込み、悪臭・赤潮・青潮等が発生している とのことでした。現在石炭灰造粒物を利用し実証実験を 行っているそうですが、一番の解決策は「この内港全体を 埋め立ててしまうことじゃないですか」と提案してきました。 次は入江大橋の架橋工事現場を調査、総事業費120億円の架橋は 完成真間近でした。三ヶ所目は中国電力メガソーラー(太陽光発電所)です。 マツダスタジアム約2個分の敷地に 太陽電池モジュール約16,500枚が配置してあり、まさに圧巻でした。 出力3000キロワット、年間発電電力量は約368万キロワット時で 一般家庭約1000世帯の年間使用電力量に相当します。 2020年度までに約1万キロワット程度の大規模太陽光発電の導入を 目指しているとのことでした。次はこの4月に供用開始した 箕沖第二バース(福山港国際コンテナターミナル)です。 全体事業費は約46億円で、現在の福山港のコンテナ取扱量は、 7.9万TEUで全国17位だそうです。広島港は16万TEUで全国10位ですが、 うかうかしていたら抜かれてしまうと感じました。 次は「県立福山若草園」建替え移転候補地です。 平成26年度完成予定ですが、肢体不自由児通園施設定員20名、 重症心身障害児施設定員60名、同通園事業定員15名、 そして今回のポイントは発達障害児の診療・療育です。 県東部地区では始めての試みとなります。頑張っていただきたい施設です。 最後は懸案となっている鞆地区道路整備港湾整備事業です。 調査終了後は羽田福山市長との懇親会に臨みましたが、 市長のこの問題に対する並々ならぬ熱意を感じました。 以上駆け足で福山市の課題を調査しましたが、 解決に向け常に意識していきたいと思います。 ちなみに今回の調査の段取りをお願いした広島県東部建設事務所ですが、 職員126名、年間予算140億円(40億円は繰越分)で、 県内の建設事務所では最大規模だそうです。 10時前には広島着。 ●●2011年6月15日●● 「 「日本中枢の崩壊 古賀 茂明」 講談社。」 今日は朝から調整作業に追われました。 17日に開催予定の会議の段取り・資料作成、陳情要請への対応、 諸連絡等県連事務局長がしばらく不在のため、 県連幹事長としての業務が増えてきています。 そうした処理をしつつも先日本屋でみつけた 「日本中枢の崩壊 古賀 茂明」(講談社)を読み始めています。 数日前テレビの政治討論番組を見ていてこの著者が出演されていました。 現職の経産省の官僚でテレビに出て、しかも政権の問題点を指摘する姿 を見ていて、いったい何者だろう、と思っていたところにこの本です。 タイミングが良すぎるので、うまく宣伝戦略に乗せられたのかと感じますが、 内容的にはグッドです。地味な分野ですが、 著者の主張する公務員制度改革こそが改革の本丸で、 民主党が行き詰っている原因もここにある、という指摘です。 政治主導を掲げながらそれ自体がうまくいっていない現状を分析するには 大事な指摘だと思います。しばらく読み続けていきます。 夜は南区民スポーツ大会の懇親会に出席。 |
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