こうじマガジンNO.311 (2011.6.15) | |||
△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ こうじマガジン NO.311 △▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ 「2011年5月31日から2011年6月8日までのダイアリー」 ●●2011年5月31日●● 「更正保護法人 広島県更正保護協会総会。」 朝10時に西区役所へ。三菱重工労組広島支部の皆さんと、 地域課題について区長に要請を行いました。 定期的にこうした活動を行っていくことも確認しました。 11時前には理事を務めている更正保護法人 広島県更正保護協会総会へ (国際ホテル)。年間1500万円あまりの予算で、 一時保護事業や啓蒙活動を行っています。 理事長が深山英樹商工会議所会頭から、 高木一之広島信用金庫会長に変わりました。 昼食後は連合広島との事務レベル会議(ワークピア広島)。 県連への厳しい声をいただきました。 3時には県議会で港湾関係を中心に打ち合わせ数件をこなし、 夜は後援会の皆さんとの懇親会に出席しました。 ●●2011年6月1日●● 「日韓親善協会総会。」 午前中は事務処理にあて午後から民主党県連で打ち合わせ。 3時からは会派総会で、6月定例県議会に向けた補正予算を含む 提案見込事項のレクチャーを受けました。 その後来客対応の後、6時半からは日韓親善協会の総会・懇親会 に出席しました(ANAホテル)。 ちなみに私は広島県議会日韓友好促進議員連盟の幹事 という御役をいただいております。広島県議会では、 対中国、台湾、韓国、ブラジル、アセアン諸国との 交流を促進するための議員連盟があります。 ●●2011年6月2日●● 「内閣不信任案否決。」 昨日自公が提出した内閣不信任案が今日採決されるため、 朝からマスコミの取材に追われました。昨晩から今朝にかけての状況では、 マスコミ報道や私自身の個人情報等を勘案すると、 不信任案可決の公算大と思っていました。その場合は解散か総辞職か、 どちらにしても党分裂は決定的になる、との予測もしていました。 しかしお昼の代議士会で状況は一変、菅総理が辞任の意向を表明し、 流れは一気に不信任否決という方向に流れました。 ただいつ辞めるのか、総理の演説を聞いていても不透明、 あいまいな表現をあえてしたのか、わかりにくい決着と言わざるを得ません。 震災復興に全力を傾注することはもちろんですが、 今後の党内政局、内閣の行方はまだまだ不透明です。 ●●2011年6月3日●● 「一夜明けて…。」 昨日の夜の菅首相の続投宣言、やはり、と感じたのは 私だけではなかったと思います。代議士会での事実上の退陣表明も 言葉を選びに選んでしゃべっていた感じで、危ないなと思っていました。 鳩山前首相や原口さんの支持表明発言がなければ、 真意を問いただす場面もあったのでは、とも思います。 さてこれからどうなっていくのか、来年まで菅政権は続くのか、 また不透明になってきました。内部の手続きで代表を辞めさせる というのは至難の業です。今回の県連大会でも代表選出規則を作りましたが、 任期を定める以外は辞めさせる手続きはありません。 誰の目にも明らかなミスや失策であれば常識的に辞めることになりますが、 今回のように政局的な面が強い場合菅首相を支持する勢力も 相当数あるわけですから、辞めさせるというのは非常に困難といえます。 不信任決議は一事不再理効が働きますので、 いったん国会を閉じてから次の臨時国会で、 ということになりこれも9月以降ということにならざるを得ません。 果たしてどう展開していくのか、注視して参ります。 ●●2011年6月4日●● 「8月までに退陣…?」 昨日からまた一転、今度は8月までに退陣とのことです。 二転三転、どうも自らの進退を決めきれないようで本当に残念です。 一方で自民党との期限付き大連立の話も浮上、政治が迷走しています。 こうした状況になる一番の原因は両党ともにリーダーシップが 発揮されていない、ということだと思います。 今度こそ被災地の復興を最優先にした政治的決断が求められています。 ●●2011年6月5日●● 「宇品東学区敬老会。」 今日は朝4時起床後5時からの朝起き会へ。演壇に立たせていただきました。 11時からは宇品東学区敬老会に出席。 毎年の恒例行事ですが今年も200人近い方々が参加され、 主催の女性会の皆さんも50人ぐらいはいらっしゃったと思います。 さらに宇品中学校の生徒もボランティアで手伝っていて、 地域上げての行事です。 こうした地域の繋がりを大事にしていきたいといつも感じます。 第53回ということですから1958年、昭和33年がスタートです。 宇品東女性会そして宇品東社会福祉協議会の皆さん本当にご苦労さまです。 ●●2011年6月6日●● 「陳情要請対応委員会。」 民主党広島県連では、各自治体や業界団体からの陳情要請につきましては、 陳情要請対応委員会(委員長:橋本博明衆議院議員)で受け付け、 党本部の陳情要請対応本部に送るという段取りになっています。 各省政務三役との面談につきましても原則このルートでしか アポイントが取れないことになっております。 これはかつての政官財癒着構造の象徴といわれたいわゆる霞ヶ関詣で、 永田町詣でといった無駄な陳情要請活動をなくするために導入されたシステムです。 このシステムは小沢幹事長時代のようには徹底していないのが実情で、 繰り返しシステムの改善等について党本部に意見しているところです。 政務三役に簡単に会えない仕組み、直前までアポイントが確定しない といった問題があり、いつもてこずっています。 広島県連では先月で事務局長が転身されたため空席となっていますので、 有能な事務局長だった分事務処理の重圧がもろにかかってきています。 ひとつひとつ丁寧に処理していかなければなりません。 ●●2011年6月7日●● 「事務処理能力。」 最近感じていることですが、事務処理能力=パソコンの操作能力ということです。 大きい組織で働く方ほどどうもパソコンの操作能力は高いように思います。 社内で文書作成等かなり鍛えられるのではないでしょうか。 私自身はワードをようやく操れるようになりましたが、 エクセルの文書作成はまだまだです。習熟しないと、 と思いながらそれほどの必要性が生じないため、進歩していません。 しかし事務処理能力というのはパソコンの操作能力だけではありません。 的確な判断と伝達、指示とリーダーシップ等その構成要素は多岐にわたります。 先日参加したジョージタウン大学リーダーシッププログラムでは、 補助教材としてiPod2が貸与されました。 アカデミックなプレゼンテーションではパワーポイントは常識ですし、 この操作能力も実力のうちと言えます。 ひとつひとつ身に付けていかなければなりません。 そういった意味では議会での質問、答弁のやりとりは 無味乾燥過ぎるように感じます。 こうした器材を積極的に利用してわかりやすくする というのも議会改革の一つかもしれません。 ●●2011年6月8日●● 「決断力。」 朝8時から段原・的場交差点にて街頭演説。暑さを感じる季節になりました。 菅総理の決断力が問われています。しかも自らの出処進退についてです。 もっと悪いことに選択肢は非常に限られており、いつ辞めるかの決断です。 総理の決断力が問われた場面は古来多々あったと思いますが、 いつ辞めるかの決断が問われているというのは本当にさびしい話です。 なんでこうなったのか、私たちは深く反省しないといけませんが、 一番大事なことは「また総理が約一年で変わってしまう」という点です。 小泉総理以降、安部・福田・麻生・鳩山と続き、 これに菅さんも続くことになります。 政権交代の意義がこれほど問われる課題はないと思います。 前と一緒じゃないか、と思われるという点でです。 政治の安定が最も求められている時期に成果が出せないわけですから、 この問題は深刻です。今の情勢ですと遅くとも9月までには 新総理が選出される様子ですが、安定した政権運営をお願いするばかりです。 |
|||
|