こうじマガジンNO.280 (2010.8.12)  



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こうじマガジン NO.280

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「2010年7月29日から2010年8月5日までのダイアリー」



●●2010年7月29日●●


「松下政経塾地方議員の会。」

今日は上京日程です。朝7時に自宅を出て東京へ。
昼前に東京駅着、昼食後は国土交通省に向かいました。
1時半からは前原誠司国土交通大臣との意見交換です
(前原大臣は政経塾8期生です)。全部で12名のメンバーが集まりました。
時間は約30分でしたが、それぞれが地元の課題を大臣にぶつけていました。

終了後新しくなった衆議院議員会館に移動して、
午後3時から公職選挙法の勉強会に臨みました。
来年4月の統一地方選に初めて挑戦するメンバーもおり、
今回は選挙に関する勉強会という企画です。
総会の後懇親会へ。当初は会長として明日のメニューもこなす予定でしたが、
明日は臨時県議会が急きょ入り、日帰り出張ということになりました。
懇親会を7時過ぎごろ抜け出し、8時前の最終の新幹線に飛び乗りました。
帰宅したのは12時過ぎ、疲れましたが充実した東京日帰り出張でした。


●●2010年7月30日●●


「7月臨時県議会。」

朝9時半からの議会運営委員会からスタートし、
10時半に7月臨時県議会が開会しました。今回の災害対応、
約111億円の補正予算が主な議案です。詳細につきましては
また後日アップしたいと思います。知事の趣旨説明の後二人が質疑に立ち、
午後1時からは各常任委員会での審査に入りました。

私は生活福祉保健委員会ですが、危機管理監もその所掌ということで、
「災害対策本部の送受信機能は果たして十分だったか」
という点に絞って質問しました。
広島県はこの危機管理機能に莫大な投資をしています。
総合行政無線通信網は今年度もその整備のために14億円計上していますし、
その通信網を使ってダム貯水量、主要な海岸線、河川、各地の雨量計等、
各市町とリアルタイムで共有できるというシステムも整備しています。

問題なのはこうした設備を十分に使いこなしているかという点です。
こうした機械から送られてくる情報が生かされ、
具体的な対策に繋がっていかなければ全く意味がありません。
今回の災害の最大の反省点は、尊い人命を5名も亡くしてしまったこと
にあります。避難勧告、避難指示が適切になされていたのか、
その指示が確実に伝達できていたのか、避難に際して十分に
市町は対応できていたのか、といった点をもう一度点検する必要があります。
さらには庄原市のゲリラ豪雨は早い段階で予知できなかったのか、
といった技術的な問題も指摘しました。こうした点を今回十分に反省し、
災害被害の極小化に生かしていただきたいと思います。

午後4時前に本会議が再開され、提出された補正予算等は
全会一致で可決成立いたしました。復旧作業はまさにこれからです。
国に対しては激甚災害の指定に向けた動き、
被災者に対しては生活再建への支援、市町の公共施設のできるだけ早い復旧、
とやるべきことは山積しています。
今後とも全力で取り組んで参ります。



●●2010年7月31日●●


「写真をアップします。」

写真をアップします。
7月28日(水)の県政報告会及び第1回選対会議の様子を2枚掲載しました
(グランドプリンスホテル広島)。この後は部屋を変えて懇親会。

続いて、7月29日(木)松下政経塾地方議員の会で
前原国土交通大臣を訪問した時の様子を3枚。
前原さんは8期、私は7期ですが年齢は一緒です。
政経塾時代は国際派としてよく議論しました。
是非頑張っていただきたいと思います。

今日は宇品東3・4丁目町内会の盆踊りでした。
来週も盆踊りで、しばらく続きます。


●●2010年8月1日●●


「第31回南区子ども会連合会夏季球技大会。」

朝8時から「南区子ども会連合会夏季球技大会」の開会式に参加
(東部浄化センター)。男子はソフトボール、女子はフットベースボールです。

少し曇っていましたので、暑さを忘れてプレーに集中できるのでは
と思いました。終了後は事務所に戻って即、パワーウォークに出撃。
曇っていた空がいつものように夏空に変わり、
修行のようなパワーウォークになりました。


●●2010年8月2日●●


「学生インターンスタート。」

今日は朝8時から旭町・出汐交差点にて街頭演説です。
そして今日からは学生インターンも加わります。
今回は男女二人の受け入れですが、
今日は広島大学総合科学部の林さん(女性)が参加しました。

約1時間汗だくになり、さらに事務所に帰って休む間もなく
パワーウォークに出撃。さすがの暑さに11時には事務所へ。
その後インターンについてのオリエンテーションを行いました。
午後からは市内企業のあいさつ回りをこなして、
夜はマスコミの方々との懇親会。


●●2010年8月3日●●


「泉健太内閣府大臣政務官。」

朝9時からパワーウォークに出撃。
10時半には切り上げてホテルグランヴィア広島へ。
11時から泉健太内閣府大臣政務官(京都3区)
との懇談会に出席しました。

民主党広島県連との懇談会ということで
地方議員を中心に13名が集まりました。
テーマは「子ども・子育て新システム」
(幼保一体化を含む次世代育成支援システム)についてです。
このことにつきましては7月1日のブログでも
詳しく紹介させていただいておりますのでご参照下さい。

特に大事だと感じたのは、この政策の背骨とも言える思想について
分かりやすく説明されたことです。
チルドレンファースト、幼児教育をすべての子どもに、
0〜2歳児に幼児教育を、といった部分が新たな考え方ですし、
システム的には介護保険制度のように認定制度が導入される、
ということのようです。
泉政務官には非常に分かりやすく説明をいただきました。

午後からも県議会に場所を移して打ち合わせが続きました。



●●2010年8月4日●●


「議会基本条例。」

朝9時前からパワーウォークに出撃。汗だくになるのが
どうもクセになってきているようで、ある意味修行中のような感じです。

終了後は県議会に移動して打ち合わせをこなし、
午後1時からは議会基本条例についての会派勉強会。
12月県議会において議員提案で提出予定の条例案です。
議会改革がどこまで進むか、その内容で県民の皆さんが納得されるか、
がポイントとなります。
大阪府や名古屋市では橋下知事や河村市長が頑張っていることもあり、
この議会改革が一気に進んでいます。広島はどこまで進めるのか、
これからの議論です。


●●2010年8月5日●●


「民主党広島県豪雨災害視察団。」

今日は民主党広島県豪雨災害視察団(衆議院災害対策特別委員会委員長 
五十嵐文彦衆議院議員他筆頭理事、理事、委員5名参加)に同行する
ということで、11時には広島空港に行かなければなりません。

8時半からパワーウォークに出撃後、早めに切り上げ
10時には事務所を出ました。視察団は庄原市の災害現場に向います。
11時半に到着後空港内会議室で石井広島県危機管理監より、
今回の豪雨災害の全体像をご説明いただき、12時には空港発。
庄原市役所までは約1時間半の行程です。

まず滝口市長から今回の災害概要の説明を受けました。
その後2時ごろから現地に向いました。時間雨量最大91mmというのは、
「ナイアガラ瀑布の真下にいる感じ」とのことでした。
そして流れ出した雨水と共に被害を拡大したのが流木です。
「立木が流木になった」とうまく表現されていましたが、
根こそぎ流れ出すといった状態で民家を直撃したわけです。
地元の小林県議も同行されましたが、「不思議に墓は残っているし、
古いため池もうまく土砂の滞留地として機能していた点を
今後徹底的に分析して、昔の人たちの知恵を生かした対策が必要」
と言われていました。私自身も初めて庄原市の被災地に入って見て、
驚くべき被害だと感じました。

今までも県内の豪雨災害の被災地には幾度となく入りましたが、
これほどひどい被害は初めてです。
なくなられた方がお一人というのが信じられないと言いますか、
本当に不幸中の幸いだったと感じるほどでした。

庄原市の被害額の集計が46億円、さらに事業主体が広島県である箇所
の被害額が約30億円、計約80億円に上ります。
当然これからは復旧作業が大事になってきます。
「早期の激甚災害の指定、現状復旧だけでない改良型の復旧、
生活再建に関わる各種法律の要件緩和等」を
五十嵐委員長はじめ視察団の皆さんによくよくお願いしておきました。

現地を5時ごろ出発して広島空港へ向い、
団の皆さまを送った後広島市へ戻り、
今日はさらにFM放送の収録に中国新聞に行きました。
詳細はまたご報告いたします。




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