こうじマガジンNO.278 (2010.7.29)  


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こうじマガジン NO.278

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「2010年7月13日から2010年7月20日までのダイアリー」



●●2010年7月13日●●


「あいさつ回り。」

雨の降り方が心配です。
今日は連合広島等お世話になった団体へのあいさつ回りです。
今後のことも含めてしっかりとフォローしていく必要があります。

夜はあどRUN太さんの7周年記念コンサートの打ち上げに参加、
久しぶりに盛り上がり、飲みすぎてしまいました。


●●2010年7月14日●●


「 「フェリー、旅客船の存続・港町活性化に関する要望」。」

朝10時から広島県庁にて全日本海員組合の皆さんと、
「フェリー、旅客船の存続・港町活性化に関する要望」を、
丸山空港港湾部長に手交しました。
高速道路料金の割引で瀬戸内海を結ぶ航路が大きな打撃を受けていること
は何度もこのブログでも報告してきました。

その対策として広島県では、当初予算で港湾施設使用料の減免措置
(約2000万円)を打ち出しましたが、政府の高速道路料金体系が決まれば、
政府が行うべき措置として半年間の期限を設けています。
残念ながら高速道路料金体系は先送りされ、
社会実験が先行して行われていますので、
抜本的な航路維持対策は当分示されないだろう、と思われますので、
引き続き年度末までの補正対応をお願いするというものです。

政府が立法を検討している交通基本法によると、
陸海空の公共交通手段を多方面から考慮し、
効率的に運営していくための基本的な考え方を示すとされていますが、
特に海の関係で言いますと全国的に約800億円のこうした支援措置が
必要になると全日本海員組合では試算しています。
交通基本法の審議の行方と予算措置に注目していかなければなりません。


●●2010年7月15日●●


「災害対応。」

降り続く雨の影響で、県内各地で災害が発生しています。
民主党広島県連としても迅速に対応する必要があるとの判断で、
今日は朝9時に昨日18時に設置された広島県災害対策本部を、
三谷代表(広島5区選出衆議院議員)と
橋本副代表(広島3区選出衆議院議員)と私で訪問しました。

被害状況の報告を受け、今後の対応について連携していくことを確認しました。
こうした災害対応はまずは現場での状況確認そして緊急対応、
特に人命が関わるような場合の対応、
次には現状復旧に向けた取組が重要となってきます。
その際に自治体だけでは対応できなくなるので、
当然政府の力を頼らざるを得ない事態も発生します。

民主党県連としては政府との橋渡しとして
当然迅速に動いていく必要があります。
政府与党の真価が問われる場面です。
午後1時からは議会運営委員会正副委員長打ち合わせ、
市内あいさつ回りを行って午後3時半からは会派総会と続きました。


●●2010年7月16日●●


「生活福祉保健委員会。」

朝9時半から議会運営委員会、10時から会派総会、
10時半から生活福祉保健委員会。
今日は主に所管業務の説明が主でしたが、概要をご報告したいと思います。

この委員会に関係する県庁の部局は3局1室です。
まずは環境県民局ですが職員数175人、予算規模313.2億円、
健康福祉局が職員数768人、予算規模1,634億円、
病院事業局が医師・看護師中心に職員数1111人、
予算規模が一般会計から50億円、
病院事業の収益的収支が収益205億円、費用210億円、
資本的収支が収入23億円、支出46億円と約23億円の赤字となっています。
最後に危機管理監ですが職員数68人、予算規模が26億円となっています。
合計しますと職員数2122人、予算規模が2279.2億円となります。

この人と予算を最大限効率的に運営し、
所掌業務をこなしていかなければなりません。
統一地方選挙の関係で3月までの委員会運営になりますが、
積極的に取り組んで参ります。

午後1時半からが議会運営委員会理事会、
2時半からは理事を務めております住宅供給公社から
高陽ニュータウンに関する調査結果の報告、
3時半からは連合広島との打ち合わせと続きました。



●●2010年7月17日●●


「民主党広島県連・常任幹事会。」

朝5時半起床後早朝自主トレ(元宇品コース)。
梅雨も明けたようで朝から青空が広がっています。
気持ちのいいジョギングを楽しみました。
選挙、選挙で生活も不規則、体調管理もおざなりになっていましたので、
この三日間は早起き自主トレを続けたいと思います。

それにしても昨日の庄原市の土砂災害には驚きました。
木曜日に災害対応に動いて一段落、その日の午後6時には
災害対策本部も解除されたと思っていた矢先の土砂災害、
山に生々しい傷跡を残した映像を見ると、本当に自然の恐ろしさを感じます。

今日は3時から民主党広島県連・常任幹事会です。
幹事長として会議を主宰しないといけませんので、
その準備等にも時間がかかります。議題は参議院選挙総括です。
詳細につきましてはまた後日ご報告する機会もあると思いますが、
とにかく前に向って進んでいこうと前向きな会議だったと思います。
次は統一地方選挙です。候補者の擁立・調整、
ローカルマニュフェストをどうするか、支援体制等、課題は山積しています。
ひとつひとつ効果的に効率的に打ち出していきたいと考えています。



●●2010年7月18日●●


「 「空海の風景 下 司馬遼太郎」中公文庫。」

今この本に夢中になっています。
空海が開いた真言宗は1000年以上経った今でも、
たくさんの信仰を集めていますし、四国八十八ヶ所巡りは
菅首相もその一部を歩いていました。

あまりに大きすぎる空海という人物像ですが、
司馬遼太郎がこの空海を描くと、その人間味がいやと言うほど出てきますし、
歴史的な背景も的確に捉えて、現代に引き戻して空海を捉える事が
できるという点で夢中になれます。その生い立ち、
遣唐使船に乗り込む際の苦労、唐での生活、最澄との対立
といった部分は大いに参考になります。

最澄は不完全な形でしか天台宗をうち立てられなかったため、
そこからいくつもの新しい宗派は生まれ育った(例えば浄土真宗等)。
しかし空海の場合、密教を完璧に体系化し宗としてうち立てたために
その後も新しい宗派は生まれてこなかった、という辺り、
現代の宗教を見る目にも大きく影響する部分だと思います。
しばらくは日々の楽しみが増えています。


●●2010年7月19日●●


「海の日。」

昨年の海の日は雨でした。なぜ記憶しているかというと
長女の臨海学校が行われており、雨で残念だね、
と遠く思いを巡らせていたからです。
帰ってきた本人にそのことを伝えると、
みんなで「ポニョ」が見れて本当に楽しかったよ、
と何食わぬ顔で答えたので、物事考え方次第だな、と関心しました。
今年は長男が臨海学校に参加しています。
打って変わって梅雨明けの夏空で十分に海を楽しんでいるんだろうなあ、
と思っています。

今年は昨年に較べて梅雨明けが10日近く早くなっている一方で、
ゲリラ豪雨による土砂災害は大きな被害をもたらしています。
天候の変化に一喜一憂してもしょうがありませんが、
これが異常気象なのかどうか、詳細に分析していただきたいものです。


●●2010年7月20日●●


「 「集中豪雨に伴う災害に対する緊急要望」。」

朝8時から鶴見橋東詰交差点にて街頭演説。
今日は汗が吹き出る街頭になりました。
立っている箇所がちょうど直射日光を浴びる場所です。
本当に暑かった演説でした。これから2ヶ月はこうした状況が続きます。

午前中はその勢いで地域のあいさつ回り、そしてお昼には県議会へ。
今日は交渉会派連名で「集中豪雨に伴う災害に対する緊急要望」
を知事に提出しました。ポイントは早期復旧に向けた激甚災害の指定です。
これは政府が行うものですが指定を受けると復旧予算への
国の補助率が大きく上がります。イコール早期復旧が可能になる、
ということで、何とか指定が受けれるよう政府に働きかけて参ります。




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