こうじマガジンNO.275 (2010.6.23)  


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こうじマガジン NO.275

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「2010年6月13日から2010年6月19日までのダイアリー」



●●2010年6月13日●●


「宇品西老人クラブ総会。」

11時から宇品西老人クラブ総会に出席しました。
毎年総会と忘年会に参加させていただいております。
「110万人のエコ講座」を約1時間受けた後、総会、懇親会と続きました。

懇親会では当然お酒がでます。いつもこの時間にお酒を飲むと
次の予定がある場合行けなくなるので遠慮することが多いわけですが、
久しぶりにじっくり腰を据えてお話しようと今日はビールを手にしました。
老人クラブでの酒の量は半端ではありません。とにかくよく飲まれます。
世代というものでしょうか、熱燗も登場し、
さらにはビールに焼酎を加えるという新しい飲み方まで伝授いただき、
酔っ払ってしまいました。幸い会場の宇品集会所から自宅は
徒歩1分ばかりなので心配ありませんが、
じっくりと70名近くの方々と対話させていただきました。


●●2010年6月14日●●


「全員委員会。」

朝8時から宇品ジャスコ前にて街頭演説。
先週開会した6月県議会についてご報告いたしました。
10時からは会派総会、10時半からは全員委員会で、
提出された補正予算、議案の説明を受けました。

昼食後1時からは自立援助ホームに関する打ち合わせ、
2時半過ぎに県議会を出て、
3時から全日本海員組合「政治活動委員会 中・四国地方参与会」
に出席しました。高速道路料金値下げによる旅客船航路の維持存続
のための動きが主な議題です。同じく政治参与を務められている
村上香川県議のほうから、宇高航路の状況等についてご報告がありました。
全国的にも注目された動きですが、維持存続に向け国・県・市が協議会を作り、
さらに関係住民や交通企業などが参加する地域の協議会がうごく
という仕組みづくりが大事だという話になりました。
政府はこうした取組に一括交付金を出していくという方針のようで
地域の自主的な取組が重要です。

広島県では一般旅客定期航路支援事業として港湾使用料の減免等で、
約2200万円の予算を半年の期限付きで組んでいます。
9月末には切れるので仮に国の支援方針が示されなければ、
また大変な事態になります。7月には要請活動をスタートさせること
を確認しました。藤澤組合長もご出席され、
活発な意見交換が行われた後懇親会。
今回は6人の政治参与が出席され、政治情勢等について意見交換いたしました。


●●2010年6月15日●●


「選挙情勢。」

国会日程も会期延長はなく、当初の予定通り6月24日公示、7月11日投票
という日程で参議院議員選挙が行われるようです。
このブログでもご紹介したように6月2日に鳩山首相の辞任を受けて
街頭に立ちましたが、驚くほど反応が一変しました。手を振ってくれる人、
民主党という言葉への反応、聞いてくれているという実感、
通り過ぎる人たちの顔色・顔つき、長年の街頭経験から言っても
ここまで劇的な変化は初めてです。世論調査でもV字回復といわれるように
菅政権の支持率は60%台、民主党への支持率も一気に回復しました。

そうした状況を受けて、今回の選挙の焦点は「民主党はどこまで勝てるか」
ということになりそうです。主役は自民党でも第三勢力でもなく、
あくまでも民主党を軸に舞台が廻っていくということでしょう。

この効果は非常に大きいと思います。ついこの間までは、
「第三勢力がどこまで伸びるか」が焦点でしたが、情勢は激変しています。
9月の民主党代表選を控えて、「単独過半数に届くか」というのは
大きな焦点になりますし、過半数割れの場合、連立する相手を巡って
政局が流動化する可能性もあります。1人区はどうなるか、
比例票はどこまで伸びるかが全国的な焦点ですが、
広島的には2議席独占なるか、が現実味を帯びてきているように思います。

第三勢力は擁立断念と報じられていました通り、
広島では実質上自民1VS民主2の争いが展開されます。
民主独占も夢ではないと感じています。今後どう動いていくのか、
いや動かしていくのか、県連幹事長として全力投球して参ります。
夜は企業経営者の皆さんとの懇親会。



●●2010年6月16日●●


「一般質問(1)。」

朝9時半から議会運営委員会。口蹄疫対策で約9900万円の追加補正の提案
がありました。10時から会派総会、10時半から一般質問。
午前中は平田修己議員(自民刷新会議、三原市)、
午後1時から内田 務議員(民主県政会、福山市)、
下原 康充議員(自民会、東広島市)と続きました。
今回から試行的に一問一答方式が導入されました。

対面式で質問席と答弁席が用意され、質問時間のみの計測で40分間
と定められています。聞いていて感じたことを数点。
まず質問者がどうしてもしゃべりすぎてしまうこと。
一問一答の醍醐味は質疑を繰り返しながら議論を深めていくことにあります。

しかしまだ慣れていないせいか、質問者が問いを発するまでに
時間がかかりすぎています。答弁も当然準備されていて
相変わらず読み上げています。この辺り、議論の迫力という点では
原稿の読み上げでは問題があるな、と感じています。
次に答弁者の答弁が短すぎるという点。答弁も読み上げですから
そこからさらに突っ込んでいくことが必要ですが、
なかなか難しい面もあります。提案型の質問の場合、答弁もおざなりで
結局「要望します」で終わってしまいます。
問題点を浮かび上がらせるような工夫が必要だと思います。

今日は追及型の質問はありませんでしたが、この場合は問題を普遍化し、
聞いている側にどれだけ分かり易くするかがポイントです。
こうした工夫をしながら定着させていかなければなりませんが、
一応に認識しているのは「もっと勉強しないといけない」ということです。
この点だけでも大きな前進ではないかと捉えています。

午後議運の後会派総会。
夕方市内のあいさつ回りを行って、
夜は南区民スポーツ大会の懇親会(グランドプリンスホテル広島)と、
第1回児童自立生活援助施設「とまり木」設置委員会に出席しました
(広島サンプラザ)。



●●2010年6月17日●●


「一般質問(2)。」

10時半から一般質問。
午前中は井原 修議員(自民党広志会、東広島市)、
午後から安木 和男議員(公明党、呉市)、
中村 道徳議員(自民刷新会、広島市安佐北区)と続きました。
質問終結後、議会運営委員会理事会、会派総会と会議が続き、
6時からは会派懇親会でした。


●●2010年6月18日●●


「総務委員会。」

朝9時から事務所にて来客対応。10時から会派総会、10時半から総務委員会。
22日の閉会日に新議会構成になりますので、
今日が委員長として最後の総務委員会になります。

HAV債権者有志の会が再生計画案に賛成の意向を確認したとのことで、
HAV問題に一定の方向性が見えたためか、
マスコミのテレビカメラが入らない久しぶりの委員会だと思います。
言い換えるとこの1年注目された委員会だったわけですが、振り返ってみると、
民事再生申請でHAV問題に火がついたのが昨年の9月、
当然その前にもくすぶっていたわけですが、昨年6月の委員会スタートから
この問題が引っかかってきました。さらに11月の新知事就任後は、
給与抑制措置の問題でまた揺れることになります。

さらに再生計画案否決後は3度の臨時委員会、
HAVの代表取締役社長を招致しての参考人質疑
(取締役会長の副知事にも出席いただきました)等、
臨機応変に出来る限りの対応をしてきたと思っています。
平成15年の生活福祉保健委員長の時には、
「乳幼児医療費公費負担事業を小学校に入る6歳まで拡大する」
という大きな決断がありましたし、福山市のRDF施設の事故の際には
すぐに現地調査も行いました。何か一つでも成果を残していく
という思いで今後も務めて参りたいと思います。
午後1時からは議会運営委員会、
2時からは民主党広島県連にて参議院選挙対策で打ち合わせ。



●●2010年6月19日●●


「 「空海の風景」司馬 遼太郎 中公文庫。 」

県議会と参議院選挙で身体がなまってきていますので、
朝6時起床後自主トレ(元宇品コース)。
曇り気味のお天気でしたが快調にゆったりと楽しみました。

昨日「空海の風景」司馬 遼太郎 中公文庫を購入、
今時間を見つけては読み進めています。
「雪国」はその心理描写に感動しながら、
昭和初期の日本の風景に浸っていましたが、
今度は歴史書をと考えていました。
じっくりと読み進めていきたいと思います。
今日はまたサッカーワールドカップ、日本対オランダ戦があります。
つかの間の娯楽といった感じですが、頑張ってもらいたいものです。




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