こうじマガジンNO.274 (2010.6.16)  


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こうじマガジン NO.274

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「2010年6月6から2010年6月12日までのダイアリー」



●●2010年6月6日●●


「第52回宇品東学区敬老会。」

朝5時半起床後早朝自主トレ(元宇品コース)。
11時からは第52回宇品東学区敬老会に出席しました。
宇品東女性会主催の恒例行事で、宇品西学区敬老会と同様、
敬老の日が制定される以前から続いている行事なので、
この時期に開催されます。女性会の皆さんを含めると
宇品東小学校の体育館が一杯になるほど、300人は集まっている
と思える一大行事です。宇品西では神楽、東は宇品中学校の吹奏楽部や
地域の方々の出し物と工夫されています。

こうした地域の恒例行事は大事にしていきたいと思います。
12時過ぎに抜けさせていただいて今度は老人クラブの会合に
出席させていただきました。こちらでは県政報告もさせていただき、
その中では地域の要望もいただきました。
頑張っていかなければなりません。


●●2010年6月8日●●


「総務委員会正副委員長勉強会。」

朝8時から旭町・出汐交差点にて街頭演説。
終了時「一方的にしゃべっているだけで、こっちの話は何にも聞かない、
対話しないと意味ないだろう、単なる騒音公害だ」とお叱りを受けました。
最もなご意見だったので「おっしゃるとおりです」とお答えしました。
今後は集会も必要だと思っています。事務所で作業をした後、県議会へ。

来客対応が続いた後、午後3時からは総務委員会正副委員長勉強会
に出席しました。あさって10日に行われる総務委員会の事前勉強会です。
特にHAV(広島エアポートビレッジ開発株式会社)の件で意見交換しました。
6月議会でも焦点にないrそうです。

終了後夕方は「おやじ日本広島設立記念事業」の打ち合わせに
三滝グリーンチャペルに向いました。
来る平成22年7月4日(日)午後2時から、
尾道市民センターむかいしま「こころ」で、この設立記念事業が行われます。
元広島県警本部長の竹花豊さんが「青少年問題と大人の責任」と題して
基調講演、その後「広島の子どもたちがすくすくと育っていける環境作り」
についてというテーマでパネルディスカッションが行われる予定です。

私もパネラーとして参加します。定員400名ですが、
三原・尾道のおやじの会の皆さんや掃除の会の皆さんが中心になります。
立ち上げの会として成功させないといけませんので、
内容についてもいろいろ工夫しようと知恵を出していきます。



●●2010年6月9日●●


「妻とオーリングテスト(1)」

年賀状に、オーリングテストのこと、子供の酷いアトピーや喘息が治ったこと、
主婦湿疹、20年もっていた花粉症が治ったことを書いたら、
いろいろな方から反響があったので今回とりあげることにしました。

 私の家内は20数年前の独身の時に、ひどい主婦湿疹が原因で、
「こわい○○○」という本を書店で見つけ、自ら本社に電話をかけて
その講習会に行ったそうです(平成2年頃)。その講習会終了後、
その会社の方達から「バイデジタルオーリングテストの実習」
という医学書をみせられ、実際にオーリングテトをしたそうです。

最初は全く信じられず、詐欺商法だと思っていたそうです。
その会社は、全商品オーリングテストが強力なプラスだったため、
家内の主婦湿疹だけでなく、慢性の持病が半年以内で治ってしまったことから、
「オーリングテストで強力なプラスのものは、奇跡を起こす」
という確信をもったそうです。商品以上に、
このオーリングテスト自体に大変興味をもった家内は、
我流でオーリングテストをやり始め、品を変え、人を変えて、
独学で習得したようです。オーリングテストは、通常2人でしますが、
家内は1人でもでき、しかも、その商品がなくても、写真や文字、
想念だけでもできるようになりました。
ただし、想念はよほどの集中力と無念無想が必要なので、
確実なのはやはり実物をもってすることだと言っています。

数年後、オーリングを教えてくれたその化粧品会社Eが、
新商品でオーリングがマイナスのものを出し始めたことを、
家内は、商品が出る前にそのパンフレットだけでオーリングをしてマイナス
とわかりました。品質を落としたためもう使えないと悟り、
それからオーリングが強力なプラスのものを探し回って
やっと6年前に今の本家本元Aに辿り着いたと言っていました。

子供の酷いアトピーも喘息も、又、独身時代と更に5年間苦しんだ主婦湿疹、
パックリ割れ、20年もっていた酷い花粉症も、婦人科系の持病も
全てこれで治りました。体質改善の好転反応もすさまじかったのですが、
会社Aに出会ってから4年目で体温が上がり、
体温が上がったと同時に花粉症も治りました。
製品は、オーリングを全く意識しないで作られていました。

家内は、本家本元の会社Aと社長に出会えたこと、
オーリングテストに出会えたことが、一生の財産だと言っています。



●●2010年6月10日●●


「総務委員会。」

朝9時30分過ぎから議会運営委員会、10時から会派総会、
10時半から総務委員会。いよいよ6月定例県議会が始まりました。
提案見込事項の説明では、「緊急経済・雇用対策」に関わる補正予算額
約25億円の説明がありました。財源は昨年作った各種基金からの繰入金
を充てることになっています(緊急雇用対策基金19億円、
安心こども基金5億円他)。

内容は一般公募による雇用創出事業に15億円、
子育てバリアフリー化の推進(子ども対応型トイレ300ヶ所、
商業施設の入口へのスロープ・手すりの設置100ヶ所、
ベビールーム設置100ヶ所に対する助成)に2.5億円等となっています。
その他条例改正、人事案件、その他の議案、専決処分報告等があります。
今日はこの他にHAV(広島エアポートビレッジ開発株式会社)
における新たな再生計画案の概要についての説明がありました。

ゴルフ場事業の公募売却は、幸陽船渠株式会社が約5億5千万円ありで落札し、
ホテル売却収入等と合わせて弁済原資は約16億円となっています。
再生債権額は約52億円ですから最終的な弁済率は31%を超える見込で、
旧再生計画案弁済率27.58%を4%あまり上回ることになります。
この計画案を採決する債権者集会は6月23日に予定されています。

この件に関しては地裁選任の監督委員(弁護士)が
「プレー権を評価しない判断が会員にとって不利であり、
債権者平等の原則に反する恐れがある」と指摘しています。
債権者集会での採決への影響が懸念されますが、
これ以上の高値でゴルフ場事業が売却できる見込もない中で、
債権者集会での否決への流れは難しいのではないかと思っています。



●●2010年6月11日●●


「6月定例県議会開会。」

朝10時から会派総会の後10時半から本会議。
今日から6月定例県議会開会が始まります。
初日の今日のメインは知事説明です。藤田知事時代に較べると
若干丁寧になったという感じはありますが、
いずれにしても役人が書いた文章を棒読みしているという点は
変わっていません。少しご自身が書かれたな、という部分がある
というのが変化です。

構成は
1.県政運営に当たっての基本的な考え方、
2.当面する県政の課題、
3.平成22年度主要施策、
4.6月補正予算等の概要と4部構成になっています。
この構成自体藤田知事時代となんら変わっていません。

内容についてですが、
1では「新たな総合計画(10年)」を作りますよということ、
財政健全化に取り組みますということ、
さらにお得意の県政コミュニケーションを進めますよという
当たり前のことを言われました。まだ仕込みの時期ですと宣言され、
具体論は何も出てきていません。国政の変化や地域主権、
大阪府や名古屋市が果敢に取り組んでいる自治体・議会改革等について
何ら見識を持っていないというのはさびしいかぎりです。

2には、(1)口蹄疫対策、(2)高速道路の料金割引制度の見直し、
(3)HAV問題、(4)鞆地区、(5)広島高速と広島西飛行場
をあげています。いずれも問題を紹介するだけで明確な解決策や方針は
示されず、継続した話し合いや国への要請で終わっています。

3では、まず「緊急経済・雇用対策」として、
マツダの好調に支えられ一部に明るい兆しが見えているけれども
依然有効求人倍率は0.6と低い水準にあり、
3月に議決した総額672億円の産業・雇用対策の速やかな事業執行
に努めることと、6月補正で25億円規模の「雇用機会の創出」に取り組むこと
が述べられています。「人づくりへの挑戦」には目新しいものはなく、
「新たな経済成長への挑戦」についても
広島版「産業革新機構」、「瀬戸内海の道構想」もまだ準備段階、とのこと
「安心な暮らしづくりへの挑戦」も従来の行政実務の域から出るものはなく、「豊か
な地域づくりと真の地域主権の確立への挑戦」も
国に働きかけるだけで自発的な動きには全く触れられていません。

総じて役人主導の守りの説明と言わざるを得ないものでした。
もっと「事実を通して思想を語る」という姿勢が見られてもいいと思いますが、
事実や具体論には踏み込まず、思想も語らない、
というのでは議論のしようもありません。
今定例会から一般質問に一問一答方式が導入されますが、
質問者以上に知事の答弁がこんな調子では
議論を深めることは不可能ではないか、と暗い気持ちになりました。

広島市長のように理念先行型でも困りますが、
理念なき政策にも問題があります。
こうした点を浮き彫りにするような議論を期待しています。



●●2010年6月12日●●


「 「雪国 川端 康成」(新潮文庫)。」

今「雪国 川端 康成」(新潮文庫)を読んでいます。
いそがしいと時間を見つけては活字を読む、それがストレス解消になる、
ということでここのところ結構読み進めています。
「樅の木は残った」は読了しましたし、菅首相の側近ブレーンである
神野直彦教授の最新著書「分かち合いの経済学」も読了しました。

所信表明演説にあった、「強い経済、強い財政、強い社会保障」
の理念の原型はここにあります。将来の日本の国家像を
ようやく提示し始めたと思っています。その内容もさることながら、
著者のあとがきで「理想の老後として目標にしていたのが、
鎌倉の海岸をステッキを持ちながら優雅な和服を身にまとい、
軽やかに散策されているノーベル文学賞を受賞された川端康成だと独白され、
老醜をさらしたくないとした作家の自殺に大いに刺激された」、
と述べられている部分に妙に引っかかりを感じて、
今まで読んだことのない川端康成を読んでみようと
手に取ったのが「雪国」です。どんどん引き付けられていきます。
この本を読むのがつかの間の楽しみです。

今日は午後1時から平成3年の市議選以来ご支援いただいてきた方の葬儀に
参列しました。本当にさびしい限りですが、
故人の徳の高さでしょうたくさんの参列者の皆さんに見送られました。
ご冥福を心からお祈り申し上げます。

さらに5時半からは、参議院選挙予定候補中川圭さんの
地元高陽町での事務所開きに参加しました。広島出身であること、
さらには地元高陽が盛り上がっていること、
大いにアピールしていただきたいと思います。




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