こうじマガジンNO.265 (2010.3.24) | |||
△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ こうじマガジン NO.265 △▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ 「2010年3月7日から2010年3月15日までのダイアリー」 ●●2010年3月7日●● 「ベイシティグリーンロード。」 朝9時に宇品東六丁目にある社会就労センターセルプ宇品に向いました。 この度スタートする「ベイシティグリーンロード」プロジェクト、 中広宇品線の緑化ボランティアの活動に参加するためです。 主催はセルプ宇品他、宇品東連合町内会、宇品東社会福祉協議会で、 70名近くの地域の方々が参加されていました。 この度中広宇品線が広島高速3号線の宇品ランプまで全通し、 この路線の賑わいづくりが進んでいきますが、 この道路を緑化ボランティア活動を通じて地域で大事にして行こう という試みです。具体的には歩道にある植樹枡にカザニアンという花を 一枡に8本植樹して回りました。 「この黄色い花が咲くと、何気にこの道を通っている小学生や中学生、 地域の人たちの記憶にグリーンロードとして残ることを願っています」と、 発足のごあいさつがありました。 約1時間かけてロードを歩きながら植樹して回ったわけですが、 非常に清々しい気分になりました。肌寒い朝でしたが、 これからもこのロードが記憶に残る道になることを期待しています。 午後2時半からは民主党広島県連地域主権委員会と 広島県宅地建物取引業協会の皆さんとの意見交換会に出席しました。 さらに5時前には明日行われる予算特別委員会参考人質疑で出席をお願いした 梶山恵司氏(内閣官房国家戦略室内閣審議官)のお迎えのため 広島駅新幹線口に向いました。6時からは懇親会と続きましたが、 詳細につきましては明日にいたします。 あわただしい一日になりました。 ●●2010年3月8日●● 「予算特別委員会参考人意見聴取。」 朝8時から段原・的場交差点にて街頭演説。 10時半からは予算特別委員会参考人意見聴取に出席しました。 今日の参考人は5人で、午前中は独立行政法人国際観光振興機構事業本部 海外プロモーション部長の平田真幸氏が 「訪日外国人旅行の動向と広島県の誘客戦略」について、 内閣官房国家戦略室内閣審議官の梶山恵司氏が 「新成長戦略と森林・林業再生プランの背景と検討状況について」 をお話になられました。午後からは3人で 京都大学名誉教授松井三郎氏が「広島湾の水環境の改善と水産業の発展」 について、財団法人メディポリス医学研究財団事務局長の本田知章氏が 「メディポリス指宿構想―21世紀のがん治療―」について、 最後は広島国際大学医療福祉部長の岡崎仁史氏が 「若者主体の福祉・介護人材養成の危機について」をお話されました。 それぞれ30分ずつで意見陳述されました。 メディポリス指宿構想については1月21日のブログでも 報告させていただきましたが、拠点機能対策特別委員会において 現地調査も行っています。今回は我が会派が推薦させていただいた 梶山恵司氏のご意見を振り返ってみたいと思います。 端的にその要所をまとめてみますと、 日本の林業は衰退の一途をたどっているが、世界の林業大国は ヨーロッパの先進国(ドイツ、フィンランド、オーストリア等)であるように、 林業は先進国型産業であるということ。 次にさらに重要なのは、日本は戦後復興期・高度成長期を通じて 乱伐を進めたため、そもそもの木材資源が枯渇し、外材の進入を許したが、 その後の植林政策により既に50億立方メートルにも迫る森林蓄積を築き上げて いること(国産材・外材合わせた国内木材供給量は約8600万立方メートル)。 まさに宝の山が目の前にある状態で、今後の政策転換で 10年後の木材自給率を50%以上に高め(現在は20%)、 年間4000〜5000万立方メートルの供給体制を政策目標とすること。 一方でこの5000万立方メートルの生産量は 日本の森林を適切に維持管理するための最低限の生産量であること (逆に言うと切り出せないと日本の森林は死んでしまうということ)。 そのためには明治維新のころ西欧から技術を学んだように、 ヨーロッパの林業から日本は学ぶ必要があり、 流域林の基本設計と10年で一巡する事業計画を立案するフォレスターの招聘、 それにもとづく森林所有者への働きかけと施業集約及び作業指示を行う プランナー(日本では森林組合改革が急務)、 現場作業を行う事業体の開拓(民間企業の林業参入)等を行う必要があること。 そのために必要な人材等はフォレスターが約1万人、プランナーが1万人、 路網技術者・現場技術者が8万人であり、将来有望な産業であること。 そしてその森林・林業再生プランのモデル事業として 全国5地域が採択されているが、広島県でも大田川流域の5森林組合が その一つとして採択されていること。 これからまさにこの広島県でもこの壮大な実験が行われることになります。 大いに期待できると思っています。 「坂の上の雲」ならぬ「山(森)の上の雲」を追いかける夢が 今の広島県にはあるということです。 ●●2010年3月10日●● 「第2回県議在任10周年実行委員会。」 先日3月4日(木)に第1回実行委員会を開催し、 昨日からお願いに歩いています。 今日も市内を駆けずり回っていますが、 お昼に第2回県議在任10周年実行委員会に出席しました。 とにかく徹底して訪問しお願いして歩く、 今月一杯は地域を歩き回りたいと思います。 ●●2010年3月11日●● 「あいさつ回り。」 今日も市内企業をあいさつ回り。 10周年行事のご案内をさせていただきながら回っています。 景気低迷、規制緩和による競争激化、雇用不安、資金繰り等 経営に関するいろんなお話を聞きながら、今の厳しい現実と、 今後の政策を考えていかなければなりません。 引き続き頑張って参ります。 ●●2010年3月12日●● 「平成21年度第62回宇品中学校卒業証書授与式。」 朝9時半から宇品中学校へ。 平成21年度第62回宇品中学校卒業証書授与式に出席しました。 年間行事の中でも楽しみにしている行事の一つです。今年も感動しました。 卒業生が退場する場面、ユーミンの卒業写真が流れる中、 クラスごとに退場する姿がクライマックスです。 本当に元気で、一人一人が幸せを掴み取って欲しい、 と強く願いながら見送りました。 終了後は民主党広島県連にて要望・陳情の受け付け、 その後は市内あいさつ回りを続けました。 4月10日にむけ全力投球して参ります。 ●●2010年3月14日●● 「 「カネミ油症 被害者の救済を求めて!広島集会」。 」 午前中は南区内のあいさつ回り。 午後1時半から「カネミ油症 被害者の救済を求めて!広島集会」 に出席しました(県民文化センター)。 カネミ油症事件は、昭和43年に西日本地域を中心とした広域で、 被害者として認定された方は全国に1,927人で、 このうち生存している方は1,395人に上っています。 食中毒の原因はライスオイルに混入したPCBやダイオキシン類で、 その被害は深刻で40年以上を経た今では症状は慢性化しています。 問題はこの事件の場合、他の公害・薬害事件等に比較して 被害者救済が全くなく、極めて不公平な状態におかれており、 食中毒でありながら、法的根拠のない「診断基準」が設けられ、 多くの未認定患者を生み出しているとのことでした。 私はこの問題は「人と環境ホルモン」という視点で捉え、 現代の環境汚染問題、特に廃棄物処分場問題とも密接に関連した 社会問題であると感じました。共同代表のごあいさつでもありましたが、 政権交代がなった今の民主党で是非被害者救済を実現していただきたい と思いました。「ミッション、パッション、アクション」 をスローガンに戦っていくとの決意には、並々ならぬ闘志が感じられ、 しっかりと支援していきたいと私も共に決意いたしました。 終了後はお通夜に参列のため大竹市へ向いました。 ●●2010年3月15日●● 「議会運営検討部会。」 朝7時半から実践倫理宏正会(朝起き会)の春季大会に出席 (グリーンアリーナ)、いつもながら会長先生のお話には心を揺さぶられます。 終了後県議会に移動して、11時から議会運営検討部会。 いよいよ次の6月定例県議会から一般質問に一問一答方式が導入されます。 今日はその詳細について議論しました。 昼食後市内企業のあいさつ回り。 4時からは会派総会、終了後6時からは懇親会。 |
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