こうじマガジンNO.241 (2009.8.19) | |||
△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ こうじマガジン NO.241 △▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ 「2009年7月27日から2009年8月2日までのダイアリー」 ●●2009年7月27日●● 「知事要望。」 朝8時から鶴見橋東詰めにて街頭演説。久しぶりに強い日差しが照り付けました。 梅雨の中休みらしいですが、 8月に入ろうというのにまだ梅雨明けしないというのも異常です。 終了後は事務所で来客対応。 そして午後1時からは県議会三会派で9月補正予算に関する知事要望を行いました。 今年1月の臨時県議会以降すでに1200億円にのぼる産業雇用対策を行ってきましたが、 9月定例県議会でも切れ目のない景気対策が必要だ ということで緊急要望を知事に対して行いました。 例年9月補正は財政再建を第一に、必要不可欠なものに限定するということで、 小規模で推移してきましたが、 今年は思い切った対策が必要ではないかという意味です。 私自身は今までの1200億円の景気対策、特に雇用対策の効果を 十分に分析・検証すべきだ、と申し上げましたが、 今回の総選挙の争点も昨年暮れからの度重なる経済対策が本当に効果をあげたのか、 が争われているわけで、その点当局には明らかにする責任があると考えています。 約20分間の要望活動でしたが、 知事が「梅雨明けが8月までずれ込むのは異常、 その原因は太平洋の海水温が十分に上がっていないため 前線が列島に停滞しているためで、地球温暖化とは逆の現象が起こっている」 というお話が妙に印象に残りました。 終了後は午後2時から、南区宇品海岸にある全日本海員組合中・四国支部に移動し、 政治活動委員会(中・四国地方参与会)に出席しました。 テーマは「関係地方自治体への申し入れに関わる総括と今後の活動について」で、 東京から藤澤組合長も出席されました。 瀬戸内海の航路維持に向けての課題は山積しています。 今後とも頑張って参ります。 夜は学生インターンOBOGとの懇親会。 ●●2009年7月28日●● 「三次市へ。」 朝9時半から、 ひろしま県立美術館特別展「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」 のオープニングに出席しました。 19世紀末のロシア文化の粋といえる作品が多く展示してあります。 ロシア革命前夜、ドストエフスキーの生きた時代のロシアには 特に惹かれるものがあります。十分に堪能させていただきました。 そして夕方は三次市へ向いました。 連合広島備北地域協議会(三次市・庄原市の連合広島の地域組織)で 平和学習の講師として約1時間お話するためです。 演題は「日米同盟と日米地位協定」で、 特に米軍機による低空飛行訓練の問題を取り上げさせていただきました。 政権交代目前のこの時期に日米関係の現状と、 民主党のマニフェストについても触れさせていただきました。 日米同盟については現状維持、ただ日米地位協定の改定や 基地の再編問題については米国に対して協議を求めていく必要は大いにあります。 10時前に帰宅。 ●●2009年7月29日●● 「政権公約(マニフェスト)。」 民主党のマニフェストが月曜日に、 自民党のマニフェストは金曜日に発表されるようです。 政権与党は後出しでいいのかまず疑問に思いますが、 民主党のマニフェストに対しては財源論がその批判の中心だと感じています。 どこにどれだけお金があるのか、 これは政権与党でなければわからないというのが事実です。 自治体で言いますと 財源について知事しか知ることのできないことというのはたくさんあるはずです。 不正なものですと裏金、各種外郭団体の蓄えている埋蔵金、 ましてや無駄遣いだと既にして指摘している予算の実態などというのは、 政権交代後でなければ明るみになるはずはありません。 そこが野党の厳しいところですが、 仮に公約した財源を捻出できない場合は公約違反として、 次の選挙でまた厳しい審判を受けるだけのことではないか、と私自身は思います。 広島県を例にとっても、明らかに機能してない出資法人の解体でさえ、 4期16年続いた藤田県政のもとでは思うように進みません。 公共性が機能していなくても当然そこには既得権益が存在し、 そこに切り込んでいくことができないという大きな壁があります。 今回の政権交代の意味は「あらゆる財布をひっくりかえす」 ことに意味があるわけで、そこからどれだけの財源が捻出できるかというのは、 現状ではまだ推測の域を出ていないのでしょう。 しかし確実にそのことを実行するということを今回信じていただけるかどうか、 が総選挙の意味だと私は考えています。 そして今政権交代への皆さんの期待は今までになく高まっていると実感しています。 政治というのは川の流れにたとえられると思います。 静かに流れている時はどの方向にどれだけ進むか確実に予想できます。 しかしこれが荒れてくるとどの方向にどれだけ進むか予想すら出来ませんし、 ましてやどこかが決壊すればその流れはもはや制御不可能です。 政治の力というのは歴史が証明している通り、 まさに激流のような大きな変化をもたらします。 政治を正すということはその激流の先にある不透明な未来を少しでも予見し、 手を打つことだと私は考えています。 今まだこの巨大な激流が見えていない方々にも、 そのことをしっかりとお伝えしていくことが大切です。 政権交代目前の荒々しい激流を肌で感じています。 ●●2009年7月30日●● 「海田駅。」 長引く梅雨の中休みといった晴天の一日になりそうです。 思わず早朝自主トレに出かけました(大芝水門コース)。 午前中は県議会で総務委員会の打ち合わせ等をこなし、 午後には海田駅へ向いました。 松下政経塾に興味を持っておられる有力者がいらっしゃるとのことで、 訪問してお話をということでした。 マイカーで県議会から海田に向いましたが、 府中・青崎近辺で大渋滞に巻き込まれ時間に遅れそうなので、 向洋駅付近に駐車してJRで向うことにしました。 海田駅に下車するのは久しぶりです。 駅前に立ってみて 駅前東西間を自動車で通り抜けられないようになっていることにまず驚きました。 駅前はロータリー方式になっていて侵入は一方向に限定されています。 お会いしたH氏によりますと かつては現在の13旅団(旧陸軍運輸部)に向けて引込み線が走っていて、 その廃線時に駅整備の十分な計画がないまま現在に至っているので、 こんな状態になっているのだそうです。 府中・向洋・海田と続くJR山陽本線は、連続立体交差事業が進められています。 財政難を理由に現在計画は中断していると理解していますが、 広島都市圏東部の整備には大変重要な事業であると再認識しました。 6時からは広島1区世話人会に出席。 ●●2009年7月31日●● 「街宣カー。」 今日は午後から民主党広島県連が街宣活動強化のため投入した 街宣カーに乗り込みました。 これから10日間広島1区だけで3台の街宣カーが走ることになります。 街宣は選挙運動期間中も花形的な活動ですが、 果たして効果のほどはというと明確なものはありません。 2年前の私の選挙の際には、 「街宣カーで影響を受けて投票を決断した、という有権者はほとんどいない」 というある調査結果を重視して、いわゆるプロのウグイスは投入せず、 地域の奥さん方やインターンOBOGに小刻みに乗っていただくことにしました。 「初々しくてよかったよ」、「○○さんがのっとったねえ」 と声をかけてくれる回数も増えたように思いました。 私も過去の選挙戦での経験を通じて、素人が一所懸命考えてフレーズを練り、 プレッシャーを乗り越えて街宣カーに乗るということは陣営の勢いにもなり、 いい作戦だったと思います。 私自身はこの街宣カーに乗ってしゃべるのが大好きです。 今日の街宣カー乗り組みもいいストレス解消になりましたし、 何といっても選挙に向けた緊迫感が違ってきます。 時間のある限り乗り込んでいきたいと思います。 なおこれは主観になりますが、前回の衆議院選のときと較べると、 有権者の反応は比較できないくらい良くなっていると感じました。 ●●2009年8月1日●● 「宇品東3・4丁目町内会盆踊り大会。」 今週、来週と盆踊りが続きます。 宇品地区では、宇品東学区が町内会単位の盆踊りが2ヶ所、 さらに青少年健全育成協議会主催の盆踊りがあります。 一方宇品学区ではやっと昨年から 青少年健全育成協議会主催の盆踊りが復活しましたが、 長い間盆踊り大会は開催されていませんでした。 こうした行事については地域色が出てきます。 地域の文化行事は大事にしていかなければなりません。 ●●2009年8月2日●● 「広島市南区子ども会夏季球技大会。」 朝8時過ぎから「広島市南区子ども会夏季球技大会」の開会式に出席しました。 昨日盆踊りに出かける時に近くの公園で日が暮れそうな時間なのに、 一所懸命練習している姿を見ていましたので、 「優勝目指して頑張って、いい思い出を残してほしい」と祈りました。 |
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