こうじマガジンNO.238 (2009.7.22)  


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こうじマガジン NO.238

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「2009年7月2日から2009年7月10日までのダイアリー」



●●2009年7月2日●●


「SOLUTION JAPAN 2009(by Panasonic)。 」

今日はなぜか朝4時に目が覚め、それから寝付けなくなりました。
5時前にはあたりは明るくなってきましたので、
思い切って早朝自主トレに出かけました(元宇品コース)。
1時間のランニングを楽しんだ後6時ごろ帰宅し、
子どもたちを起こし朝の支度を始めました。
今日は午前中父の叙勲記念祝賀会の打ち合わせがあったり
(グランドプリンスホテル広島)、その他来客対応に追われました。

午後からパナソニックシステムソーリュションズジャパン株式会社中国社主催の
“SOLUTION JAPAN 2009”に行ってきました(広島産業会館西館)。
公共・自治体・文教、流通・店舗、工場・物流、ビル・オフィス等、
最新のシステムを展示してあります。
数年前「ユビキタス」社会という言葉が流行りましたが、
その延長線上にあるシステムで、
今年は特に環境を意識したテーマ設定が多かったように感じました。
大変参考になりました。


●●2009年7月3日●●


「基幹労連広島県本部議員団会議幹事会。」

今日は三原市で基幹労連広島県本部議員団会議幹事会に出席しました。
今年度から副会長にご指名いただいておりますので、大事な会合です。
基幹労連では「生活総点検活動」という取り組みを行っており、
組合員やそのご家族を中心に、生活上の課題を幅広く吸い上げ、
その解決策を探っていくというもので2年間かけて行うおおがかりな活動です。
県レベルや市町レベルでの課題がどんな内容でどのくらい上がってくるのか、
しっかりとフォローしていかなければなりません。

幹事会終了後は懇親会に参加。この日は三原市泊。


●●2009年7月4日●●


「ドットジェイピー マッチングイベント。 」

朝8時ごろ三原市を出て自宅へ向いました。
そして午後1時からはドットジェイピー マッチングイベントに参加しました。
夏の学生インターンに向けて、インターン希望の学生たちとの面接を行います。

春と夏の年2回の恒例行事ですが、
今回は12名という参加学生の少なさにまず驚きました。
そしてスタッフもいつもに比べて半分ぐらいになっており、
なんとなく元気もないと感じました。
大学生の政治に対する関心が低くなっているのか(そうだとすると問題です)、
ドットジェイピー自体の運営に問題があるのか、
就職戦線が厳しくなりより実利が得られる活動に集中しているのか
(学生に余裕がなくなっている)、
原因はいろいろ考えられますがいずれにしてもさびしい現実です。
今回はどんな学生がインターンに来るのか、
楽しみに待っておこうと思います。


●●2009年7月5日●●


「外国人研修生受入事業。 」

午前中事務所で
外国人研修生受入事業をめぐるトラブルについてのご相談を受けました。
中小企業では協同組合を設立してこうした事業を行っている例が多いようですが、
経営不振で急に解雇されたり賃金未払いが続いたりと
トラブルが発生している協同組合もあるようです。

こうした事例における実態は、研修とは名ばかりの人件費削減のための手段で、
経営状況次第ではすぐに解雇や賃金未払いが起こっているようです。
研修生は在留期限を定められており、
当初の目的を達成することなく帰国あるいは送還されることもあるようです。
こうした問題をうまく解決していかなければ、
外交問題にも発展しかねないと危惧しています。
広島県では「中小企業等協同組合の設立認可」という権限がありますので、
こうした問題にどう対処していくのか、
今後も研究していきたいと考えています。


●●2009年7月8日●●


「地域課題集中処理。 」

今日は昨日の夜から激しい雨が続いています。
街頭演説は明日に延期し、事務所で地域課題を集中して処理しました。
保護司業務、相談事項が3項目、地域課題が2項目とたまってきています。
できることはできる、無理なことは無理、
時間がかかることはかかると一報を入れさせていただきました。
いつでもできると思っているとついつい時間が経ってしまいます。
意識して処理していかなければなりません。


●●2009年7月9日●●


「街頭演説。 」

毎週週始めの日に街頭演説を計画していますが、
今週は早朝からの予定が入ったのと、
雨が降ったことで木曜日までずれ込みました。
「今日は何をしゃべろうか」と朝起きた時から考えますが、
最近は国政ネタもしゃべるようにしています。
政策ビラも同時に配ってもらっています。

週1回の街頭ですが今年に入って27回目になります。
「街頭に立てない、立ちたくない」、と思うようになったら
政治を志す人間としては失格だと考えていますので、
私の活動のバロメーターとして今後も継続していきたいと思います。


●●2009年7月10日●●


「米軍機低空飛行。 」

今日は朝から大雨・洪水警報が発令され、子どもたちの学校も休校となりました。
朝9時ぐらいには車に乗っていても前が見えないほどの土砂降りで、
山沿いでの被害が出ないことを祈りながら午前中は事務処理にあてました。


午後から県議会に出て、「米軍機の低空飛行訓練に関する広島県の取組」
について当局からレクチャーを受けました。
この実態は米軍側からは明らかにされていませんが、新聞報道等によると、
中国山地を縫うように飛ぶ「ブラウンルート」や、
広島・島根両県にまたがる空域「エリア567」が
いつの間にか訓練場所として勝手に決められているそうです。

在日米軍の行動は日米地位協定で保証されています。
いつ、どこを、どう飛んでも罰せられることはありません。
しかし1999年1月に日米合同委員会は在日米軍による低空飛行訓練について、
高度規制や土日祝日の訓練は必要不可欠なものに限定し、
人口密集地や学校、病院などに考慮を払うといった
6項目にわたる合意に達したことを公表しました。

その後10年間広島県によると「休日飛行」は約800件と目撃情報全体の1割に当たり、
昨年度も休日の3日に1日は「違反」があったとしています。
学校などの上をお構いなしに飛ぶ状況も変わっていません。
県では半年に一度、市町が報告する目撃情報をまとめ、
外務、防衛両省に中止を申し入れています。
国側は「米軍に伝える」とするだけで、
日米合意の遵守を求める等の具体的なアクションについては明確にしていません。

当局からのレクチャーを受けて今後の課題として私が認識したのは、
(1)定期的に目撃情報を整理し、半年に一度政府に申し入れをしている自治体は
広島県だけで、目撃が確認されている中国地方の他県では
全く動きがないという点です。まず連携して大きな声にしていく必要があります。
さらに(2)単なる目撃情報というだけで、
その詳細(高度、飛行ルート、時間、爆音の程度、住民被害の実態)については
調査が全く進んでいない、という点も問題です。
被害の程度が立証されることなく、
中止を申し入れるというのも不手際ではないかと思います。
(3)番目に、
空母艦載機にとって夜間も含めた離着陸訓練(タッチアンドゴー)と、
狭い空域を低空で飛行する訓練は必要不可欠だという点です。
つまり航空母艦「ジョージワシントン」を主力艦とし、
50-60の艦船、350機の航空機を擁する第七艦隊
(戦時には6万の水兵と海兵を動員する能力をもつ、平時の兵力は約2万)
の駐留を求める限りは、必要不可欠な訓練であるという点です。

そうだとすれば米国側としっかり交渉して、あくまでも訓練ですから、
その情報開示と99年の日米合意を遵守するよう米側に強く求めていくことは
今の政府がすぐにでも行うべきことだと思います。
しっかりとテーブルの上に乗せて交渉すべき課題だということです。
こうしたことをさらに強く主張していきます。


夜は松下政経塾の後輩で島根県益田市長の福原慎太郎氏が
来広しているとのことで同窓の面々で懇親会を行いました。




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