こうじマガジンNO.233 (2009.6.10)  

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こうじマガジン NO.233

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「2009年5月28日から2009年6月3日までのダイアリー」



●●2009年5月28日●●


「刃を研ぐ。」

私はここ10年来「フランクリンプランナー」という手帳を利用しています。
基本的な考え方は、一日に起こる出来事を、
重要性と緊急性という二つの軸で分析し、
「緊急ではないが重要な」課題に出来るだけ時間を割いて
取り組んでいくという考え方です。
例えば、準備・予防・価値観の明確化・計画・人間関係づくり・
真のリクリエーション・エンパワーメントといった内容です。

表題の「刃を研ぐ」とは、肉体面・知性面・社会情緒面・精神面において、
自らを鍛えるということで、まさに「緊急ではないが重要な」課題に当たります。
「刃を研ぐ時間もないほど、忙しくなることはあり得ないし、
ガソリンを入れる時間もないほど、運転に忙しいこともあり得ない」
という言葉が象徴しているように、
日々刃を研ぐことを意識していなければならない、と考えています。

「緊急だが重要でない」案件をどれだけ減らし、
「緊急でも重要でもない」案件をスケジュールからなくしていくこと
を心がけていくよう、手帳を見ながら考えています。


●●2009年5月29日●●


「5月臨時県議会。」

朝10時から会派総会の後、10時半から5月定例県議会が開かれました。
今回は補正予算案1件、議案3件、報告案件(専決処分)4件が議題です。
補正予算額は176億4千万円で、その内訳は新型インフルエンザ対策に4.8億円、
雇用機会の創出に13.8億円、社会基盤の整備に157.8億円となっています。
新型インフルエンザ対策と雇用機会の創出は
市町ではできない広島県独自の政策分野です。

社会基盤の整備は国の経済危機対策に係る「地域活性化・公共投資臨時交付金」を
活用したもので、今後広島市をはじめ各市町が事業化していくものと考えられます。
この交付金のスキームは、来年度以降行う補助公共事業や直轄事業で、
暮らしの安全安心に係るもので、なおかつ早期着工が可能な事業に対して、
県負担金(総事業費の四分の一)及び市町負担金(総事業費の四分の一)の
90%を交付金で措置するというものです。

例えば港湾事業として今回事業化されている出島廃棄物護岸は、
今回分34億円の事業費に対して本来は国庫から8.9億円、県費から16.6億円、
広島市負担金が10.3億円となりますが、
今回の交付金でその9割が負担され
残りの8千5百万円を起債によって手当てするというものです。
自治体にとっては1割の負担で事業が実施できるというもので
今回は157.8億円分を事業化したということになります。

民主党はこの補正予算には反対の方針で、
まさに今日参議院で採決が行われる予定です。
総額14兆円の経済対策ですが、うち6兆円が自治体に振り分けられています。
国の行う事業の中には問題があるものが多く、反対するのは当然ですが、
自治体に振り向けられた予算は有効に使って地域の景気回復に役立てる
というのが基本的スタンスであるべきと考えています。

午後4時から本会議が再開され、補正予算案は可決されました。
その他「北朝鮮の核実験実施に対する意見書」及び
「化学兵器の疑いのある物の調査等に関する意見書」
(今年1月、約20個の円筒状の物体が竹原市大久野島沖で発見された物)
が可決されました。

終了後は南地区保護司会の総会及び懇親会に出席しました。



●●2009年5月30日●●


「宇品小学校運動会。」

朝9時前から宇品小学校運動会に出席しました。
天気も良く子供たちも元気に頑張っていました。


●●2009年5月31日●●


「第11回民主党広島県連定期大会。」

朝10時から第11回民主党広島県連定期大会に出席しました。
11時からの開会前に記念講演が行われ、細野 豪志衆議院議員(静岡5区)が、
今回の補正予算の問題点、解散総選挙の時期、マニュフェストについてと、
わかりやすくかつ熱く語られました。

4年前のちょうど今ごろ、都議選に圧勝した民主党に政権交代の期待
が高まりましたが、たった1月で世論の風向きが変わった苦い経験があります。
4年前とは比べものにならないほど「政権交代への期待」は大きい、
麻生政権は追い詰められている、鳩山新代表も変わったといった好条件
もありますので、いい結果が出るものと信じています。

11過ぎから定期大会が始まり、当然衆議院選挙の必勝が最大の目標ですが、
そのことを再度確認する意味で大事な大会だったと思います。
私は引き続き副幹事長というお役に任命されました。頑張って参ります。


●●2009年6月1日●●


「写真をアップします。」

六月に入りました。今日も街頭演説からスタートしました。
今日は宇品ベイシティ前です。快晴の青空の下、5月臨時県議会のこと、
民主党広島県連大会のこと等ご報告させていただきました。
本日の街頭演説の様子をブログに掲載いたしました。
合わせてご覧ください。
今週も元気に頑張って参ります。


●●2009年6月2日●●


「会期延長。 」

国会では7月末までの大幅な会期延長が決まりました。
補正予算関連法案等の採決が必要とのことですが、
解散をにらんだ判断であることは間違いありません。

補正予算の具体的な中味について、
県レベルでは先週の臨時県議会で議決した分のほかに
6月定例県議会(6月19日から30日まで)で規模・内容ともに
明らかになってきますが、与党としてはこの経済対策の効果を十分に待ってから
解散といきたいところでしょう。しかし7月始めにはサミットがあり、
さらには7月3日告示、12日投票の東京都議選があります。
この選挙結果も解散に向けての大きな変数になります。
なおかつ任期満了の9月10日までの日曜日でいうと、
お盆にあたる16日・23日の投票は避けるとすれば、
8月2日か9日、または30日か9月6日と投票日の設定は絞られてきます。
真夏の選挙は間違いありません。今は嵐の前の静けさといった感じですが、
与野党ともどうこの膠着状況を詰めていくのか、
あるいはこのまま力勝負で激突するのか、状況は緊迫していくと思います。


●●2009年6月3日●●


「 「ヒトと生き物の未来館」。 」

昨年県議会予算特別委員会で参考人として意見陳述された
渡辺 一雄広島大学名誉教授と久しぶりにお会いし、意見交換をいたしました。

「21世紀の医療、環境と教育―広島からの発信」というテーマのご意見は、
この10年間参考人の方々の意見をお聞きした中でも、説得力のある、
未来志向の素晴らしいものだったと思います。もう一度振り返ってみますと、
個々の利害や地域エゴを超えて、「まず全体をよくしないと始まらない」
という基本合意(厳しい現状認識と危機意識)のもとで、
「説得力と駆動力のある理念(理想・思想)の提示が不可欠だとした上で、
財政に縛られ、「自分のことしか考えない」という姿勢では、
もう全部が駄目になる、というご問題提起に大いに賛同しました。

その上で、@州都を張る条件を満たしているか―もう時間がない、
A「国との連携不足(広島大学の経験から)」では、広島の特性として、
「良いところの真似」をしないこと、未来や理念より「ときの当事者の既得権」
が優先されるとして、中央からの人材や改革への情報が不可欠をされています。
そしてB提案として、仮称「ヒトと生き物の未来館―ヒロシマから世界への発信」
の設立を唱えられています。単なるハコモノの提案か、
と思われた議員も多かったようですが、
私自身はここで示された理念のほうが重要だと思いました。
レジュメに沿って再度確認してみます。

@情勢の分析(アジアの役割、三大環境資源と日本、中国軍事費7兆円超の中で)
*明治維新以来の工業立国の限界。「理科=数学・物理・化学」という『工学の図
式』の次は?
*医学・医療・健康・環境・生物生産(農漁業)の時代→「21世紀はライフの時代」
*来るべき「経済・社会構造の大変革」を先取りせよ
*世界的な「理科離れ」への根源的対策→身近な自然(人体と環境)を教えること

A被爆都市→「科学と人類の未来」への解答と発信!「機械工業からライフへの転
換」は好機

B広島大学跡地、市民球場跡地の活用→現状への指弾

C「ヒトと生き物の未来館」の設立はヒロシマの責務?理念/現実/未来の展示(120
万人以上に)
 *最先端の医学・医療・健康の現状は?「薬と洗剤の時代」は終わりつつある。
 *自然環境と生物生産―アジアの現状と日本の役割は?

渡辺先生は今のこの時期、つまり政権交代をかけた衆議院選挙が目前、
その直後に広島県知事選、さらに来年は広島市長選といった
変革が予想されるこの時期に構想として打ち出して生きたいとのことでした。
内容がさらに煮詰まっていくと素晴らしいものが出来上がると思います。
実現に向けしっかりと関わっていきたいと思います。




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