こうじマガジンNO.232 (2009.6.3)  

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こうじマガジン NO.232

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「2009年5月21日から2009年5月27日までのダイアリー」



●●2009年5月21日●●


「広島県西部建設事務所 平成21年度事業箇所説明。」

昨日に続いて朝10時から事務所で
「広島県西部建設事務所 平成21年度事業箇所説明」を受けました。
広島市南区関係の事業のみですが、河川高潮事業が約5億円(猿こう川)、
流域下水道事業が約5億円(東部浄化センター)、
その他急傾斜(似島、向洋大原町)、河川改良(京橋川・猿こう川)等
合計で11億5千万円の予算が計上されています。

そして4時からは三菱重工労組広島支部にて、
約1時間県議会報告を行わせていただきました。
県議会の仕事と広島県の農業と2点にわたってお話しました。
5月24日のブログにて、県議会報告の様子を撮影したものを掲載しております。
そちらもぜひご覧ください。


●●2009年5月23日●●


「日帰り東京出張。」

朝7時35分広島空港発の便で東京へ。
今日の出張の目的は、首都圏で政治活動中の松下政経塾出身者の元を訪ね、
激励するとともに掲げるべき政策を研究する、というものです。
現在私は松下政経塾地方議員・首長の会の会長をおおせつかっており、
その立場からも是非研究をということで参りました。

まずは明日に投票日を控えたさいたま市長選挙に立候補している
松下政経塾同期の清水 勇人前埼玉県議の事務所へ。
事前の報道で接戦が伝えられており、
事務所も最終日を迎え緊張感が漂っていました。

次にJR田端駅前に移動し、原田 大東京都議会議員とともに街頭演説を行いました。
都議選も約1ヵ月半後に投票日を迎えます。
さらに有楽町線平和台駅前では、同じく野上 ゆきえ東京都議会議員と街頭演説、
移動して吉祥寺駅前にて松下 玲子東京都議会議員と街頭演説と、
都内を駆け回りました。
吉祥寺駅のある武蔵野市は、民主党代表代行の菅 直人さんの選挙区で、
今日は菅さんもともにマイクを握って街頭演説に立たれました。
さすがに地元での菅さんの人気は圧倒的で、
あっという間に人だかりができるといった状態でした。

終了後は羽田空港に向かい7時半発の便で広島へ帰ったわけですが、
松下政経塾出身者ではこの他にあと2名ほど来る東京都議選に挑戦する予定です。
是非とも頑張っていただきたいと思います。


●●2009年5月24日●●


「運動会。」

昨日は羽田発の最終便で帰ってきましたが、
今日は一日子どもたちの通う小学校の運動会です。
当然会場準備や後片づけのお手伝いもやりますので、
朝早くから夕方は4時過ぎまでよく動きました。
途中雨が降ってきたりして、プログラムの変更はありましたが、
見応えのある楽しい運動会でした。

そして夜7時ごろ昨日応援にいったさいたま市長選の出口調査の速報が入ってきて、
「どうも大差で当選です」といううれしいニュースでした。
結果はその通りで、投票箱が閉まって開票作業が始まる午後9時前に、
NHKが当選確実の報を流しました。

松下政経塾の同期(7期生)で自治体の首長に当選したのは彼が初めてです。
ちなみに松下政経塾7期生は14名(うち政治選科3名)いましたが、
衆議院議員3名、県議会議員2名、そしてさいたま市長が政治の道に進んでいます。
ただ現在衆議院選挙に挑戦している者や、
過去議員経験があるものが4名おりますので、
10名が政治の道を進んでいるということになります。
各期の中でも政治の道に進んでいる比率が高い期です。
私も初心を忘れず頑張らねばと気合が入りました。


●●2009年5月25日●●


「少子化・人づくり対策特別委員会。 」

朝8時から宇品ジャスコ前にて街頭演説。
今日は10時半から少子化・人づくり対策特別委員会に出席しました。
私が委員長を務めさせて頂きましたが、平成19年6月定例会において設置されて以来、




7回にわたる委員会と2回の現地調査を実施しました。

この間広島県では、@出生率は全国平均が低迷する中上昇に転じたこと、
A出産におけるさまざまなリスクが全国一低いことや、
医療機関における妊婦受け入れ体制が充実していることから、
「子どもを産むなら広島県で」と全国にアピールできた、
B企業も巻き込んだ子育て支援キャンペーンが、広島県方式として定着し、
「子どもを育てるなら広島県で」という態勢整備が進んだ、
C発達障害やひきこもりといった課題に対する広島県の認識や対策が進んだ、
Cものづくり人材の育成等、広島県の特徴を生かした総合的な人づくり対策
が進んだ、といった点が一定の成果として上げられると思います。

今後は6月定例会までにさらなる課題について整理して、
執行部に処理を促すことになります。

終了後は午後2時から会派総会。


●●2009年5月26日●●


「基幹労連広島県本部議員団会議 第5回総会。 」

朝10時から事務所にて全日本海員組合中・四国支部の皆さんと
「海運・フェリー・旅客船の航路存続と船員の雇用対策」について
意見交換を行いました。

12時過ぎには事務所を出て福山市へ向い、
2時から「基幹労連広島県本部議員団会議 第5回総会」に出席しました。
新たに議員団会議の副会長の任を仰せつかりました。
基幹労連は、鉄鋼・造船重機械・非鉄産業関係の労働組合の産業別組合組織で、
広島県本部は、JFEスチール福山労組、三菱重工労組広島支部、日新製鋼労組、
三菱重工労組三原支部、尾道造船労組、IHI労組、日立造船労組等
が構成しています。

総会の後行われた「2009政策制度セミナー」では、
産業政策・政策制度2010−2011年度の説明が行われました。
特に「地球温暖化防止策の推進とポスト京都議定書への対応」
については興味を持っている分野なので大変参考になりました。
広島県にも関係してくる問題なので、さらに研究してまいりたいと思います。


●●2009年5月27日●●


「 「こころ」「それから」「草枕」 夏目 漱石。」

4月20日のブログでも紹介しましたが、夏目 漱石の作品の現代的意味を感じ、
「こころ」「それから」「草枕」を読了しました。
学生時代には敬遠していた作家ですが、
こうして読んでみると現代にも十分通用するテーマで、
しかも心理描写もストーリー展開も素晴しく、
空いた時間に夢中になって読みました。

個人の自由やその尊厳が最重要視される現代において、
そのことによって個人が覚える絶望的な孤独感、足元の不安感、
こうした社会のありようの中で、
自殺、ニート・フリーターや引きこもりといった具体的な課題解決のために
何が必要なのか、について少しでもヒントがないかと意識しながら読み進めました。
まだまだ漠然としていますが、さらに作品を読んでいきたいと思います。




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