こうじマガジンNO.229 (2009.5.13) | |||
△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ こうじマガジン NO.229 △▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ 「2009年4月26日から2009年5月3日までのダイアリー」 ●●2009年4月26日●● 「 「資本主義崩壊の首謀者たち」広瀬 隆(集英社文庫)、読了。 」 先日購入した「資本主義崩壊の首謀者たち」広瀬 隆(集英社文庫) を読み終えました。広瀬 隆氏の新刊が出るごとに読むようにしています。 世界レベルでの富の集中が加速度的に進んでいること、 オバマ政権の経済ブレーンには全く期待できないこと、 ノーベル経済学賞の意味、 1955年4月のバンドン会議におけるスカルノ大統領の開会演説の真意を 理解できるかどうかに人類の未来がかかっている、 といった刺激的な内容です。 これから世界経済はどうなっていくのか、そして日本は、 という根本的な問いにヒントを与えてくれます。 具体的に目の前のこと、広島県の舵取り、 格差に苦しんでいる社会的弱者にどう政治の光をあてるのか、 地域社会の建て直し、衆議院総選挙と課題は続いていきますが、 いずれも良い知恵を出して結果を残していきたいと考えています。 ●●2009年4月27日●● 「街頭演説。」 朝8時から皆実町六丁目交差点にて街頭演説。 週始めの日に欠かさず行っていますので、今年に入って17回目の街頭演説です。 もう10年近く行っていますので、街頭仲間といいますか、 親しくお話したことはないけれど、いつもすれ違う、 そして軽くあいさつをかわす、という不思議な関係ができています。 また、久しぶりに偶然お会いする方もあり、 そういう時は少し演説を止めてお話することもあります。 今日は「メルマガを時々読むが、どうも宇品地域のことに偏りすぎていないか」 というご指摘を頂きました。その方は皆実町にお住まいの方ですが、 宇品地域以外の地域課題への切り込みが弱いというご指摘です。 こうしたご指摘を活動に生かしていかなければなりません。 地域訪問活動も強化していこうと思います。 ●●2009年4月28日●● 「 「こころ」 夏目漱石 新潮文庫。 」 今日は午前中原稿書き、午後は来客対応にあてました。 お昼休みに「こころ」 夏目漱石(新潮文庫)を購入しました。 先日「悩む力」 姜 尚中( 集英社新書)を読了しましたが、 その中で19世紀末から20世紀にかけて生きた同時代の夏目漱石と マックス・ウエーバーを対比しながら、自我の目覚めと個人主義、 そして自由という問題をテーマに、鋭く論理展開していました。 そこに関心を持ちました。また昨年読んだハーマン・メルヴィルの 「モーヴィ・ディック(白鯨)」でも 夏目漱石と対比する部分がありました(5月22日のブログ「芸術の役割」)。 現代のこころの問題、いじめ・不登校・ひきこもり、自殺、ニートフリーター、 教育のあり方等、夏目漱石の作品にその答えが用意されているかもしれません。 ●●2009年4月29日●● 「第80回広島県中央メーデー。 」 朝4時に起床後、5時から会創立記念朝起き会に参加しました。 今日も演壇をさせていただきました。 6時に終了後、快晴の天気に誘われて早朝自主トレ(元宇品コース)。 そして9時半には第80回広島県中央メーデーに出席しました(広島市中央公園)。 今年のメインスローガンは、労働者の使い捨てを許さない、 全ての働く者の連帯で、「労働を中心とする福祉型社会」と 「自由で平和な世界」をつくろう!でした。 約1万人の参加者のもとそして快晴の中、 「雇用と生活の安定」と、政権交代で「公正と連帯の社会」の実現 を求めるメーデーは、イベントも含めて終日行われました。 ●●2009年4月30日●● 「県庁舎。 」 いつも県庁舎の職員の皆さんの職場を訪問した際に感じることですが、 本当に狭い中で仕事をされています。机はパソコンを置いたら一杯で、 他の書類等があると仕事が出来ない状況です。 さらに書類はどんどんたまっていきますので、 保管していくスペースにもずいぶん困られていると思います。 大阪府の橋下知事が大阪市のWTC(ワールドトレードセンター)に 庁舎スペースを借りるという提案を行い、結果的に府議会で否決されましたが、 橋下知事の思いも職員に十分な仕事スペースをということだったと思います。 県庁舎の建替えは現在凍結されています。 150億円の建替え基金も財源不足のため切り崩しているという現状です。 今日は東京から県庁舎の移転整備あるいは建替えについて プロポーザルを行いたいということで訪問を受けました。 民間資金の導入等いろんな手法があるということで 今後研究課題として検討していくことが大事だと考えています。 紙屋町一体の都市中心部の活性化と県庁舎建替えが両立するようなことを 考えていかねばなりません。 ●●2009年5月3日●● 「新社屋完成祝賀会。」 朝10時過ぎから、南区出島二丁目で廃棄物処理業を行っておられる 松岡クリーナー株式会社の新社屋が、同じく南区出島ですが 国際コンテナターミナル北側の埋立地に完成したとのことで、 その祝賀会が新社屋で行われ私も出席させていただきました。 宇品内港が埋め立てられ、そこに面して立地していた同社ですが、 海に向っての出入りも出来なくなり、 なおかつ内港埋立地に高層マンションが立地してきましたので、 同地での営業に関してはこうした周辺環境の激変で、 騒音や噴煙の問題があり早期に移転をしていただければと 数年前からお話をしてきました。 やっと移転が決まり、同社にとっても地域住民にとっても いい環境ができるものと確信しております。 一般廃棄物、産業廃棄物の処理は、行政にとっても大きな課題ですし、 さらにその処理の環境負荷をどれだけ低減させるかという課題も抱えています。 リサイクルの推進やそのための新技術の開発、最終処分に関わる問題等 今後も行政が関わって成果を上げていかなければならない分野です。 私もさらに研究していきたいと思います。 |
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