こうじマガジンNO.216 (2009.1.21)  

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こうじマガジン NO.216

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「2009年1月3日から2009年1月9日までのダイアリー」



●●2009年1月3日●●


「箱根駅伝。」

今日も子ども達と朝6時に起床後、早朝自主トレ。
帰るとちょうど箱根駅伝の復路スタートの時間でした。
毎年楽しみにしている箱根駅伝です。
駅伝中継を見ながら年賀状の整理をするのが恒例になっています。
素晴らしいレースでした。やはり首位を争うチームの選手は、
注目が集まるので普段以上の力が出せるものだと思いましたが、
これも一つ間違うと緊張のあまりペースを乱すこともあるので紙一重です。
そういった意味でも東洋大学の優勝には感動しました。

全国高校サッカーも皆実高校が二年連続ベスト8進出が決まりました。
去年以上の結果を残してもらいたいものです。


●●2009年1月5日●●


「2009年、始動。」

今日から2009年の仕事始めです。
朝8時過ぎに三菱重工労組広島支部へ。
社長の年頭訓示をアナウンスで聞きながら、9時前には広島製作所所長室へ。
年始のあいさつの後、しばらく懇談。
その後は年末にもごあいさつに回った関連会社等13箇所を一気にあいさつ回り。
そして今年は始めて昼休みを利用しての職場集会でも
ごあいさつをさせていただきました。

今日は5ヶ所を回り、明日は8ヶ所、あさっては6ヵ所となっています。
各職場とも50名〜100名近い方々がお集まりで、
貴重なお昼休みにおじゃまして申し訳ないと感じながらも、
少しでもお役に立てるよう頑張らねばと決意も新たになります。
午後からは市内のあいさつ回り。


●●2009年1月6日●●


「一体感。 」

朝8時から今年最初の街頭演説(段原交差点)。
2週間ぶりとなる街頭演説なので寒さがこたえました。
街頭をやるとたくさんの方々の目にさらされますし、
マイクを持ってしゃべりますので当然テンションも上がります。
新しい年、新しい気持ちで頑張ろうと力がわいてきます。
今年も週始め、南区内6ヶ所の街頭演説は確実に行っていきます。

9時過ぎに事務所に戻り、
10時には全日本海員組合中・四国支部の三次支部長の来訪を受け、
12時前には三菱重工労組広島支部へ。
今日は8ヶ所の職場集会で新年のごあいさつをさせていただきました。
午後2時からは今年最初の会派総会、
4時半からは連合広島・広島県労福協の新年旗開き、
引き続き6時半からは広島県電力総連の新年旗開きに出席しました。


今日のお昼広大な三菱重工広島製作所の敷地内を移動していて、
何かなつかしさを感じる瞬間がありました。
防衛大学校、海上自衛隊時代に感じた心地よい一体感です。
外界とは遮断された広大な敷地の中で、生活をともにし訓練にあけくれ、
当然ささいな衝突や外界へのあこがれはありますが、
敷地内の見ず知らずの方々まで含め、ここちよい一体感がありました。

私は外界へのあこがれや、
そこにある厳しさとうらはらの無限の可能性にかけてみたいという思いが強く、
飛び出してしまいましたが、
大組織の持つ「心地よい一体感」を久しぶりに垣間見た気がします。
お昼休みにトレーニングする人も、車に乗った人もあわただしく道を急ぐ人も、
行きかう人すべてが仲間だと思える職場の雰囲気を感じることができました。
これは県庁や市役所では味わえない感覚です。

私自身はなつかしく感じた「一体感」ですが、
今日の連合広島の旗開きで広島労働局長が似たようなごあいさつをされました。
それは、職場の一体感について、
「是非派遣社員や期間従業員ともこの一体感を共有していただきたい」
というものでした。
正規と非正規の壁を作った張本人からの指摘ですが、
法律の不備を反省した上での発言でしたので、考えさせられる内容でした。
今年はこの壁をどう乗り越えるのかが
大変重要な課題になることは間違いありません。
その意味で連合広島の役割に大いに期待したいところです。



●●2009年1月7日●●


「電力・ガス。 」

今日は午前中市内企業のあいさつ回りを行いました。
昨日は広島県電力総連の旗開きに出席して、
今日は広島ガス及び労組を訪問しました。

昨年末からの円高で、輸出企業にとっては大変な経営環境ですが、
電力・ガスといったエネルギー産業にとっては
昨年上半期の原油高から一変して経営環境は好転しているものと思われます。
お話を聞いてみると、「原料価格の変化は半年後に現れる」とのことで
すぐさま電気代やガス代に反映されるものではないようです。
しかし、昨年赤字決算だった中国電力は、今年黒字計上の見通しで、
円高メリットも考えると経営は好転しているものと思われます。
ただ現下の不況で電力・ガスの使用料自体が下がっていく傾向にあるため
楽観視はできません。

不況になるとこうしたエネルギー産業や官公庁の人気が高まります。
安定という面では確かにそうですが、
リスクをとって勝負をかけるという面での醍醐味はないわけです。
対極にあるのは銀行や証券会社ですが、
こちらも不況になると安定志向で「貸し渋り」や「貸しはがし」が問題になり、
その隙間を公共で埋めているという現状です。
あいさつ回りをしていて、「株や土地は今が買い時」という声もあります。
しかし不況の時に誰がリスクをとって勝負をかけるか、
最初の引き金をだれが引くのか、が大きなテーマです。
今年はしっかりとこうした経済の動きに注目していく必要があります。

お昼には三菱重工広島製作所へ向かい、
職場集会での新年のごあいさつを行いました。
三日目ですが今日は江波工場内の6ヶ所で行いました。



●●2009年1月8日●●


「写真をアップします。 」

今年の元旦朝8時半から行われた、
神田神社新年互礼会で年頭のごあいさつをさせていただいた時の写真を
ブログに掲載しました。
宇品学区連合町内会の皆さんが100名近く集われ、
地域の結束と発展を誓いあいます。


●●2009年1月9日●●


「全日本海員組合中・四国支部会館旗開き。」

政治参与というお役をいただいてほぼ一年が経過しました。
原油価格の高騰で旅客船・内航船ともに打撃を受け、
離島航路の維持確保のための対策を要望した上半期から一転して、
現下の課題は景気対策としての高速道路料金値下げが、
瀬戸内海で競合する航路の経営を圧迫するという新たな課題に直面しています。

例えば広島松山間をフェリーで移動せずに、
しまなみ海道を利用した場合その移動距離は200kmに及びます。
これは単なる料金だけの問題ではなく、
二酸化炭素の排出量がトラックの場合70s増えることを意味します。
フェリーで移動すればそれがゼロに抑えられるわけで、
モーダルシフト(トラックによる幹線貨物輸送を、地球に優しく、
大量輸送が可能な海運または鉄道に転換すること)という考え方です。

さらには災害時の機動性を考えると、旅客船航路の維持は重要で、
市場原理に任せて縮小・廃止ということになっては大問題です。
ではどういった対策が必要なのか、これから知恵を出していく必要があります。
これは瀬戸内海航路については大事な課題です。
今年の大きなテーマとして捉えていきたいと考えてます。




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