こうじマガジンNO.196 (2008.8.20) | |||
△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ こうじマガジン NO.196 △▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ 「2008年8月3日から2008年8月8日までのダイアリー」 ●●2008年8月3日●● 「南区子ども会夏季球技大会。」 朝8時過ぎから 南区子ども会夏季球技大会の開会式に出席しました。 うちの子どもたちも、 大会種目のフットベースボールの練習に 何度か参加したみたいですが、 この大会までは勝ち残れなかったようです。 終了後は事務所で来客対応と相談処理。 ●●2008年8月4日●● 「夏のインターンスタート。 」 朝8時から宇品ジャスコ前にて街頭演説。 今日から夏のインターン生、 修道大学経済学部三年生の岡元君と、 同じく修道大学商学部二年生の古本さんが加わりました。 約二ヶ月間活動を共にすることになります。 街頭演説終了後、 二ヶ月分のスケジュール調整を行いました。 何かをつかめるようなインターンに してあげたいと思っています。 午後からは県議会へ。 来客対応が4件ほどあり、 しかも調整が難しい案件ばかりでした。 何とかうまく処理できればと祈るような気持ちです。 ●●2008年8月5日●● 「9月補正予算ヒアリング。 」 朝10時から県議会にて9月補正予算ヒアリング。 まずは総務局から、 平成20年度県税収入状況についての報告を受けました。 調停状況は前年同期比(6月末)で103.2%ということで、 ほぼ前年並みです。 ただ株式や投資信託等への課税となる 個人県民税の配当割等が 約5億程度落ち込んで1.5億円(前年比24%)だったり、 本年4月の暫定税率失効分の穴が約13億円あったりしていますが、 国からの税源移譲63億円分で これらを埋め合わせる形になっています。 つまりこの委譲分を除いた税収は21億円の減、 前年比98%と景気の低迷の影響がうかがえます。 法人事業税の内訳を見ても、 製造業が前年比91%(206億円)、 特に繊維(36%)、鉄鋼(83%)、自動車(74%) の落ち込みが目立っています。 非製造業は前年比113%(290億円)ですが、 これは郵政民営化で金融部門の税収が増えた (前年比174%、53億円)ことによる部分が大きく、 総じて前年並みです。 景気後退の兆候は明らかになってきています。 財政収支見通しでも財源不足額は、 昨年の試算よりも毎年5億から9億悪化しています。 現在の要求ベースでの補正予算の規模は約11億円で、 公共事業は土木・都市局で国の認証減などにより約19億円の減、 農林水産局で約2億円の減など緊縮予算となっています。 厳しい財政状況が続いていますが、 この局面をどう乗り越えていくのか議論が必要です。 ヒアリング終了後は会派総会、 そして夕方は西区田方の慈学院大本山太光寺で行われた 「2008年平和の鐘の集い〜子供たちの平和・・・ それはわたしたちの今の行い〜」に参加しました。 ●●2008年8月6日●● 「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式。 」 平成11年に県議に当選させていただいて以来、 8月6日の日程は変わりません。 今の私たちにできること、 それは63年前の今日に思いをはせ、 ただひたすら祈ること、 それは慰霊であり、平和への願いです。 朝4時起床後、 広島市立皆実小学校体育館で行われている朝起き会に参加し、 演壇をさせていただき、 6時15分には平和公園へ移動し、 戦災供養会主催の慰霊行事に出席。 7時半には終了し、引き続き 広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に出席します。 今年で10回目の出席ですが、 秋葉広島市長も同じ時期に当選されておられますので、 10回の平和宣言を読み上げられたことになります。 それまでの市長とは明らかに違う「自らの言葉」で、 メッセージ性の強い宣言だったと感じていますが、 今年は「都市」(核兵器のターゲットとしての都市、 大多数の都市住民の生活を守る都市)というキーワードで、 核廃絶派が多数派だという、 新しい論理構成で平和運動を表現し、 そこに希望を見出していくという考えを明らかにされています。 私は画期的な論理構成であり、説得力のあるもので、 都市という具体的な運動単位も設定されていて、 素晴らしいと感じています。 今後の展開に大いに期待しています。 深い深い祈りの一日でした。 ●●2008年8月7日●● 「 「中原 好治応援団 県政報告会及び懇親会」。 」 今日は、朝9時からと午後1時から、 民間企業による地球温暖化対策の技術提案について、 県当局へのプレゼンテーションの機会をいただきました。 一つは、家庭の流しで生ゴミを2o程度に粉砕して 下水に流すというものです。 アメリカではこの処理方法が主流ですが、 日本では下水処理の負荷がかかりすぎる等の理由で 普及が進んでいません。 しかし、最近市町レベルで 下水処理も含めた処理コストの社会実験が行われたりして、 ゴミ減量化に向け見直されてきています。 その事例の紹介も含めたプレゼンテーションでした。 もう一つは、東芝の開発したコピー機、E−blueです。 印字が青なのでこの名称ですが、 一回行ったコピーが熱を加えることにより消え、 コピー紙の再利用が五回まで可能というものです。 洞爺湖サミットで実用されたとのことで、 コストとの見合いになりますが、 環境対策の一環としては注目すべき技術だと思います。 そして午後5時からはグランドプリンスホテル広島で、 「中原 好治応援団 県政報告会及び懇親会」を行いました。 納涼ということで、懇親会は外のビアガーデンで行いましたが、 なんと広島ではめずらしいかなり大型の虹が目前に現れ、 これは「縁起がいい」と皆さん感激でした。 年に2回はこうした会を開いていこうと思います。 ●●2008年8月8日●● 「NPO法人 高次脳機能障害サポートネットひろしま。 」 午後佐伯区観音台にある 「NPO法人 高次脳機能障害サポートネットひろしま クラブハウスシェイキングハを訪問しました。 2002年9月に行った一般質問で、 「障害福祉に関連して、交通事故や脳梗塞などによって、 脳機能の中でも記憶や判断といった高次な機能について 障害を受けている、いわゆる高次脳機能障害のある方は、 外見上そのハンディがわからないことから、 周囲からの理解を得ることが難しく、 また、現段階では障害者手帳の交付対象とされていないこと、 対応した適切な医療や福祉サービスが 十分には整っていないという状況におかれている。 このため、ご本人はもとより、ご家族の苦悩には大変なものがあり、 早期に対策が講じられるべきである」という質問に対し、 「国のモデル事業を導入する」という答弁で 一気に進んだ高次脳機能障害対策ですが、 2006年4月には 東広島市の県立リハビリテーションセンター内に 広島県高次脳機能センターがオープンし、 中四国地方でも先進的な取組が進んでいます。 医療・診断面でのこうした先進的な取組に対して、 患者さんのリハビリや社会復帰といった 福祉面でのアプローチはまだまだ遅れており、 行政との連携も不十分で、課題が山積しているようです。 代表の浜田さんや 子どもさんの高次脳機能障害と闘っておられる高田さんから 直接お話をお聞きし、 対策の必要性を痛感しました。 今後担当部局と対策を練っていきたいと思います。 |
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