こうじマガジンNO.195 (2008.8.8)  

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こうじマガジン NO.195

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「2008年7月27日から2008年8月2日までのダイアリー」



●●2008年7月27日●●


「 「船から見る風景100選」 国土交通省・日本旅客船協会。 」

7月24日(木)の夜、
中国国際交流協会(日本で言うと外務省の外郭団体)
から3人のゲストが広島にみえられ、
その歓迎会を有志で行いました。
場所はグランドプリンスホテル広島です。
そこで橋本支配人から素晴らしい情報をいただきました。

それは「船から見る風景100選」(主催 日本旅客船協会)
のベストショット賞に、
宇品港を出て5分位のところで撮影した
「帰るまでの夕日」が選ばれたというニュースです。
加藤 庸二選考委員長の講評によると、

「日本の北から南に至るまで実に数多くの船が、
たくさんの人々、さまざまな貨物を載せて、
毎日くまなく航海を続けている。
そういう中で私たちは旅の途上で船に乗ったり、
通勤や通学の中で船に乗ったりしたとき
「あ、これはすばらしいな」と思わず写真に収めようと
シャッターを切った人も多いことだろう。
今回の船から見る風景100選は
そうして撮られた総数2,259点の応募作品の中から選ばれた100点で、
船と人と自然の織りなす風景をみごとに切り取った優秀作品である。
船に乗るとこんな場所やこんな風景に出会えるという
楽しさやすばらしさを教えてくれる写真たちと言えよう。
船での旅、そして港にはロマンやポエジーがある。
今後もぜひ、船から見る“私の好きなアングル”
というものを探し続けてほしい」とあります。

つまり「宇品港から見る風景は日本一」ということではないか、
と胸が躍りました。
当然そこに立地するプリンスホテルの橋本支配人も、
大変喜んでおられました。

日常活動で似島に渡る時、
自主トレで元宇品の周回道路をジョギングする時、
プリンスホテルでの会合に参加する時、
宇品港の風景に触れるたびに感じていた
「満たされた感覚」はこういうことだったんだ、
すなわち日本一の風景に癒されていたんだと、感動しました。

おおげさかもしれませんが、
広島の、南区の、しかも地元が宇品で、
政治活動ができることを本当に誇りに思いそのことに感謝しました。
撮影者は多分学生だと思いますが、
そのコメントにもしびれました。

「私の学校は広島市内にあり、実家は瀬戸内海に浮かぶ江田島です。
毎日、フェリーに揺られながら通っています。
なぜか皆は「大変だね」と声をかけますが、
私はそう思ったことはありません。
フェリーは思っている以上に快適なのです。
クーラーも効いておりテレビもあります。
そしてなにより外の景色が最高です。
飽きることがありません。
この、私の撮った写真は特別ではありません。
いつものキレイな風景を切りとっただけです。」

素晴らしいコメントです。
これだけで涙が出るほど感動しました。
一枚の写真がこれだけのメッセージを発信し、
ひとの心を感動させることを大変うれしく思いました。



●●2008年7月28日●●


「全国最年少市長誕生! 」

先日もブログで報告しましたが、
応援に行った松下政経塾の後輩、
福原 慎太郎君が島根県益田市長選に当選した
とうれしいニュースが入ってきました。

金曜日に現地入りし、
約7時間にわたり街宣カーに乗り、
候補者と共に街頭演説も10ヶ所近くこなしましたが、
反応は素晴らしく、「これはいける」と感じました。
4年前と比べて、
大きく成長した福原君と、
彼を支える方々を非常に頼もしく感じましたし、
「市職員半減、サービス倍増」という思い切った政策も、
人口減少で産業・医療・教育の各分野で
行き詰っている益田市の市民の皆さんから
受け入れられたものと思います。

これからが大変だと思いますが、
全国に発信するような「一流の田舎町」に
変えていただきたいと思います。
いいニュースを聞いて、
今日は街頭演説からスタートです。
場所は宇品ベイシティ前です。
私もしっかり頑張らないと。


●●2008年7月29日●●


「原爆被爆者対策事業。 」

今年も広島県・広島市から
「原爆被爆者対策事業概要」が送付されてきました。
8月6日を前に毎年この時期に送られてきます。

簡単にご報告させていただきますと、
平成20年3月末日現在の被爆者数ですが、
全国で243,692人で、
昨年比約8,000人の減となっています。
内訳は、広島市が75,642人、
広島市を除く広島県が34,561人となっています。
被爆者の平均年齢ですが、広島県全域で75.7歳となっています。
かなり高齢化が進んでいることがわかります。

それではこうした被爆者の方々に
どういった対策がおこなわれているかを、
簡単に見ていきますと、
広島県内での医療給付が約172億円、
介護保険給付が約6億円、
月額33,800円の健康管理手当をはじめとする手当等の支給が、
約402億円となっています。

予算ベースで見ますと、
平成20年度の広島県予算額が約164億円、
広島市予算額が367億円、
厚生労働省予算額が約1536億円となります。
厚生労働省の予算をベースに
被爆者一人当たりの額を算出しますと、
約63万円となります。

原爆症認定問題もありますし、
ようやく在外被爆者への援護も進んできました。
原爆被爆者対策は国にとっても、
広島県・広島市にとっても大事な事業です。
今後ともしっかりとチェックしていきたいと思います。



●●2008年7月30日●●


「あいさつ回り。」

朝9時から関係先のあいさつ回りを行いました。
連日の猛暑のせいか、企業・労組・地域と回りましたが、
突然の訪問にもかかわらず、
皆さんとじっくりお話することができました。


●●2008年8月1日●●


「第21回縮景園原爆犠牲者慰霊供養式並びに平和を願う集い。 」

朝9時から宇品西一丁目町内会の地域課題について打ち合わせ。
午後からは県議会へ。数件の打ち合わせの後、
午後5時半からは
「第21回縮景園原爆犠牲者慰霊供養式並びに平和を願う集い」
に出席しました。

被爆後、縮景園で亡くなられた方々の慰霊を行うわけですが、
縮景園だけあって
上田宗箇流のお家元の主催で、
若宗匠の献茶奉呈といった行事もあります。
さらには広島市立幟町中学校の生徒さんによる「平和への誓い」、
さらには筝曲の献曲もありました。
毎年参加するようにしていますが、
今の私たちには慰霊と祈りしかできませんが、
どうすればそのことを深め、広めることができるのか、
大事なテーマです。
今後も考え続けていきたいと思います。

また今日から夏の学生インターンがスタートしました。
この慰霊式にも参加してもらいました。
何か感ずるものがあれば、気づきがあれば、出会いがあれば、
と今回もいろんなところに引っ張っていこうと思います。


●●2008年8月2日●●


「盆踊り(宇品三・四丁目町内会)。 」

今週と来週は各地で盆踊りが開催されます。
あいにく今年の暦は
行事が重なるようになっているのでしょうか、
どうも参加が難しくなっています。
こうした地域行事を通じて、
いろんなご意見やご相談を頂くことになります。
町内会長は
「年々子どもの数が減ってきて、
参加者も少なくなってきている」と言われておられましたが、
こうして継続しておられることに大きな意義があると思います。




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