こうじマガジンNO.190 (2008.7.2)  
△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼

こうじマガジン NO.190

△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼


「2008年6月22日から2008年6月28日までのダイアリー」



●●2008年6月22日●●


「親和会(宇品西老人クラブ)総会。 」

朝11時から
「親和会(宇品西老人クラブ)総会」に出席。
まずは音楽療法士の石井講師による講演会が行われました。
講演会といっても、病院や介護施設で歌うことをメインに、
手足や身体を動かす運動を指導されているとのことで、
全員参加で楽しく1時間あまりを過ごしました。
毎回というわけにはいかないでしょうが、
デイケア等でこうした時間が過ごせれば
頭にも身体にもいいんだろうな、と感じました。

講演終了後、12時過ぎからは総会が行われました。
さすがに手馴れたもので、
決算監査報告・活動報告・予算・活動予定と、
効率よく議事を進められました。
ただ会員数の減少が課題となっています。
昨年度亡くなられた方が4名、
そして脱会する方もいらっしゃり、
広島市の補助基準である50名
(この会は2ブロックですので100名)を切ってくると、
活動にも支障が出てきます。

こうしたことを参加者で認識し、約30分で総会終了、
私もごあいさつをさせていただき、懇親会へと進みます。
まだお昼ですが、とにかくお酒が進みます。
いつもお元気だなあ、と感じる瞬間です。
いつもはあまり飲まない日本酒をいただきながら、
お話をさせていただきます。
地域のこと、後期高齢者医療制度のこと、
趣味・仕事と話題には事欠きません。
こうした会合に参加させていただき、
お話させていただく度に頑張らなければ、
と気持ちも新たにさせていただきます。


●●2008年6月23日●●


「街頭演説。 」

朝8時から宇品ベイシティ前にて街頭演説。
毎週週始めの日に街頭演説を行っていますが、
先週は宇品ジャスコ前でした。

ここ10年継続している街頭演説ですが、
先週気づいたことがあります。
宇品ジャスコ前(宇品電車通り)の人や車の往来が少なくなった、
ということです。
一方宇品ベイシティ前(鷹の橋宇品線、宇品橋のたもと)は、
人・車共にどんどん増えているような気がしています。
バスもいつも満員状態です。
宇品地区の重心が西に移動している、というのが実感です。
街づくりにも影響する変化ですが、
東側の中広宇品線も近々全線整備(四車線)が完了する予定ですし、
にぎわいづくりも欠かせません。
真ん中の電車通り(松川宇品線)をどう活用していくのか、
これからの地域課題として研究していく必要があります。


●●2008年6月24日●●


「農林水産委員会 正副委員長勉強会。 」

11時から、
農林水産委員会 正副委員長勉強会に出席。
6月定例会に提出予定の
農林水産関係補正予算、条例案等の説明、
県出資法人の事業・決算報告、
一般所管事項に関する報告等が議題です。

今回は、
広島県農業信用基金協会、広島県漁業信用基金協会
について調査してみようと思います。
6月定例県議会では、最終日に議会人事が行われます。
各常任委員会も編成替えされますので、
7月4日の委員会が最期の委員会となります。
約1年間にわたって副委員長をつとめさせていただきましたが、
委員長が庄原市選出の小林 秀矩議員ということもあり、
正副委員長勉強会では
かなり熱心に議論させていただきました。
広島県の農林水産行政について
深く研究することができました。
今後に必ず生かしていきたいと思います。



●●2008年6月25日●●


「こども家庭センター。 」

朝からショックを受けました。
7時半過ぎ子どもたちが学校に出かけますが、
かわいがっていた子猫の様子がどうもおかしい、
ということで見てみると、
自力で立っていられないほど衰弱しています。
2週間ぐらい前からお腹の辺りが膨らんでいるな、
と家族で話していましたが、
元気で歩いていたので
そう心配していませんでした。

9時前に中区千田町の動物病院に連れて行きました。
ウイルス性の腹膜炎とのことで、
生後6ヶ月ぐらいの猫によく見られる病気で、
ウイルス性なので治療法がなく、
猫自体の治癒力にかけるほかありません、
とのことでした。
点滴と抗生剤を打ってもらって帰りましたが、
ほどなく死んでしまいました。
猫は人間のように不調を訴えることがないので、
命尽きる寸前まで歩き回るそうです。
子どもたちもたいへんショックを受けていましたし、
私自身も飼いだして4ヶ月ほどですが、
情も移っていたし
朝晩元気に顔を合わせていたので落ち込みました。
命のはかなさを感じるとともに、
それを乗り越えて強く生きることの大事さ
を子どもたちも学んで欲しいと思っています。


午後からは、
広島市南区宇品東にあるこども家庭センターを訪問しました。
用件は、センターの前を南北に走っていた旧宇品線の様子を描いた絵画が、
1997年に「ひろしま美術大賞」の佳作に入選された
宇品御幸にお住まいの野田様が、
その絵をセンターに寄付したいとのことで、
その打ち合わせです。
幸い快く受けていただけるとのことで、
手続き等相談した後、せっかくですので
当センターの業務概要についてレクチャーいただきました。

「子どもと家庭に関する総合的な相談支援」が主な業務ですが、
平成19年度児童に関する相談が県内3センター合計で、8,401件
(うち障害(保健を含む)関連が55%を占めています)、
知的障害者に関する相談が1,416件、
女性に関する相談が2,328件(うちDV関連が51%を占める)となっています。
合計で1万2千件の相談を受けていることになり、
当センターだけでも年間5,000件近い相談を処理するわけで、
土日祝日も含め一日14件の相談がある計算になります。
一方対応する職員数は非常勤も含めて54人体制で、
果たしてこれで十分対応できるのか、チェックが必要です。

横杉所長によると、
「子どもに関する相談業務は、
一義的には市町が主体となって地域で守るのが基本で、
たとえ職員を倍にしても十分なケアが出来るかは疑問」とのことでした。

確かに子どもの異変やそのケアは、身近な地域で捉えていかないと、
職員が常時監視していくわけにはいきません
(その守備範囲は大竹市から竹原市まで)。
そのためセンターが力を入れているのは市町職員の研修を強化し、
児童相談の人材育成を図ることです。

特に深刻なのは児童虐待です。
県全体の虐待相談件数はここ10年で10倍以上
(平成9年112件、平成19年1,580件)になっており、
当センターでも590件に上っています
(広島市は平成18年度が547件でしたが、
平成19年度は406件となぜか減少傾向にあります)。
児童虐待に関しては、
「絶対に深刻な事件・事故になる前にその予兆を捉え、未然に防ぐ」ことが、
行政に課せられた大きな役割です。
何の罪もない子どもに大人社会のシワ寄せが及ぶことは、
絶対に避けなければなりませんし、
そのために深刻なケースでは、
警察も積極的に介入することができるようになりました。

一時保護の状況も一日当り平均保護人数が11.5人、
一人当り平均保護日数が14.3日となっています。
24時間365日の施設で、
相談件数の増えていくという状況ですが、
是非頑張っていただきたいと思いました。


午後3時半には広島市議会へ。
町内会から要望のある用途地域変更の手続きに関しての相談です。
こちらも進めていかなければなりません。



●●2008年6月26日●●


「農林水産委員会。」

朝10時から会派総会。
ブラジル組も帰国して、
久しぶりに全員そろっての総会でした。

10時半からは農林水産委員会。
相次ぐ食品偽装事件、ついに卵も値上げに踏み切るなど、
農林水産業を取り巻く環境は悪化しています。
漁船の一斉休業のニュースにも心配していますが、
平成20年6月時点で、
19年度と比較してA重油が1.7倍、軽油が1.6倍と値上がりし、
供給自体も不安定になってきているとのことで、
採算性が厳しい実態です。

7月15日には3000人規模の全国漁民大会が東京で開かれ、
県内でも60漁協が一斉休業する予定だそうです。
漁船8,000隻、一日20tの水揚げが無くなるわけで、
流通業者、消費者への影響も大きいと思われます。
こうした状況に対して、
広島県は危機感を持って現場の声を吸い上げているのか、
有効な対策を打つ気はあるのか、
原油高騰緊急対策本部を作って総合的に策を練るべきではないか、
といった議論をいたしました。

先日の海員組合の会議でもこの問題について、
早急に対策を打たねばと話し合ったばかりですが、
さらに深刻化しています。
国の緊急対策もまとまったようですので、
県としての方針を明確にしていく時期にきていると思います。


●●2008年6月28日●●


「三菱広製OB会。 」

朝10時から三菱広製OB会総会に出席。
OB会といっても3,000名を超える大組織です。
三菱重工業広島製作所の現職が2,000名あまりですから、
人員ではそれを超える強力な応援団です。
組合活動の現状や、会社の経営状況等のご報告がありましたが、
皆さん興味深く聞いておられたのが印象的でした。

夜は、
「あどRUN太全国デビュー五周年ふれあいパーティ」
(アークホテル)に出席しました。
これも毎年の恒例行事です。
広島掃除に学ぶ会のメンバーや全国から集まられた方々で、
非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。
竹花 豊元県警本部長も大阪から駆けつけておられ、
近況や今の世相についてお話させていただきました。
あどさんには今後もさらに活躍していただきたい
とエールを送りました。




こうじマガジン目次へ