こうじマガジンNO.181 (2008.4.24)  
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こうじマガジン NO.181

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「2008年4月15日から2008年4月21日までのダイアリー」



●●2008年4月15日●●


「農林水産委員会 正副委員長勉強会。

朝10時から、
農林水産委員会 正副委員長勉強会に出席。
やはり話題は、
「暫定税率の期限切れによる県内公共事業への影響」、
がメインでした。

農林水産関係の公共事業は、
平成20年度予算ベースで
約250億円あります。
私は3月6日の農林水産委員会で、
道路特定財源や暫定税率の問題で、
農林水産関係の公共事業に影響はあるのか、
と質問したところ、
財源としては
道路特定財源や暫定税率に
頼っていないので直接的な影響はない、
という答弁でした。
広島県では4月2日に、
「暫定税率などが廃止されると,
平成20年度予算ベースで
県の収入が年間183億円減少し,
さらにその影響により,
国庫補助金の受け入れや
新たな起債の発行が出来なくなることが想定され,
結果として約480億円の道路事業の実施が
困難となることが考えられます。」として、
約7割近くの公共事業を
現在凍結しています。
委員長は庄原市選出の小林 秀矩議員ですので、
この影響はサービス業まで巻き込んで、
地域は非常に冷え込んでいる、
という認識でした。

5月の連休明けにも
与党による三分の二再議決があるのか、
が目下の焦点ですが、
先日のNHKの世論調査の結果を見ると、
この再議決に明確に反対の意思表示をした方は、
四分の一弱に留まっています。
賛成とする方々を若干上回っていますが、
まだ4割近い方々は
「よくわからない」と
態度を保留されています。
こうした世論の動きには
敏感に反応しなければなりませんが、
どうも一般的な関心は、
年金問題と後期高齢者医療制度に
移ってきているのではないか、
とも感じられます。

こうした政局の流れに
一石を投じることになるのが、
今日公示された山口二区の補欠選挙です。
ガソリンの問題と、
社会保障制度の問題、
有権者がどう判断するのか、
大きな分かれ目になるのは間違いありません。
せっかく動き出した政治の流れを
ここで止めることは許されません。
全力投球あるのみです。

夕方6時からは、
宇品神田神社総代会に出席
(総代会顧問に任命いただいております)。


●●2008年4月17日●●


「会派総会。」

朝10時から県議会控室において、
後援会活動年間計画と、
会報誌作成の打ち合わせ。

午後から来客2件。
3時半から会派総会。
平成19年度の政務調査費収支報告
についての打ち合わせと、
会派調査活動の年間計画について
の意見交換を行いました。

その後6時からは、
昨年度で退職された
部長級の職員の皆さんと、
会派メンバーとの懇親会を行いました。
60歳で定年ですから、
県庁で35年以上勤務されたことになります。
いろんな出来事があったと思いますが、
しっかりと乗り越え、
各部長として指揮をとられたことに
最大限の敬意を表したいと思います。

防衛大学校卒業時、
尊敬する制服の恩師が、
「これからの自衛隊人生が
開けるかどうかの大きな鍵は、
いい上司にめぐりあえるかどうかです」
と言われたのが、
いまだに忘れられませんが、
約1万人といわれた県庁職員
(現在は約7000人に削減されています)の中で、
トップまで登りつめ、
無事退職を迎えられた
ということは
ご本人の努力もさることながら、
いい上司との出会いや、
幸運に恵まれたということだ
と思いました。
しっかりと現場を持ち、
訓練ではない生身の人間の
喜び悲しみと向き合い、
地方公務員として
一つ一つの決断を下してきた、
という意味で、
それぞれの部長さんのごあいさつには、
充実感があふれていたように感じました。

私たち議員は、
職員の方々との接触なしでは、
情報も得られませんし
地域課題の解決もできません。
職員の方々の
人生観に触れることのできる貴重な場でした。


●●2008年4月18日●●


「農林水産委員会。 」

朝10時から会派総会の後、
10時半から農林水産委員会。
4月1日の人事異動で、
局長はじめ
新しい顔ぶれの紹介がありました。
組織再編で、
委員会に出席する説明員も減っていますし、
農業職のプロが幹部に少なくなった、
と感じています。
午後からは東区牛田南に移動して、
先日ご報告した
断酒会の皆さんと意見交換しました。
10人ほどが集まっておられ、
久しぶりのミニ集会
といった感じでした。

夜は、
少子化・人づくり対策特別委員会で
お世話になっている職員の皆さんと懇親会。


●●2008年4月19日●●


「5万件突破。」

ホームページの訪問者数のカウントが
5万件を突破しました。
2001年6月25日にアップしていますから、
約7年間続けていることになります。
年間7千件、毎日20件あまりの訪問が
あったことになります。

ホームページ関連では、
定期的に広島県内の
「議員・首長・政党・会派のサイトへのアクセスランキング」
を公開しているサイトがあります
http://parh.net/rank/rank_hiro/index.html)。
2005年12月14日からは、
「こうじブログ」も始めました。
こちらも約2年半続けています。
活動報告が中心ですが、
自らの活動やその時々の関心事等、
後から振り返れるというメリットがあります。
定例的な業務も多いのに気づきますが、
ワンイシューで時系列的に追ってみると、
結構まとまった記述になります。
例えば、
産業廃棄物処分場問題や知事後援会問題、
予算要望・政調活動の記録等です。

こうした問題は、
学問的にも耐えうる内容に編集し直して、
世に問うことも可能かと考えたりします。
とにかく議員として発信していくこと、
これからも続けて参ります。
夕方自主トレ(元宇品コース)。


●●2008年4月20日●●


「宇品東学区春季球技大会。 」

朝8時半から、
宇品東学区春季球技大会に出席。
学区内の町内会対抗で、
男子はソフトボール、
女子はソフトバレーボール
で競います。
恒例の行事ですが、
参加者は年々減少傾向にあるとのことで、
会長も活性化を図らねばと、
考えておられるようです。


●●2008年4月21日●●


「石炭灰を用いた河川底質改善技術。」

朝8時から
段原・的場交差点にて街頭演説。
素晴らしい青空が広がっていたので、
お昼休みに思わず
自主トレ(大芝水門コース)をしました。

午後2時からは県議会会派控室にて、
石炭灰を用いた河川底質改善技術
に関する勉強会に出席しました。
この技術を開発しているのは、
中国電力です。

火力発電等で発生する
大量の石炭灰(約70万トン)を
有効活用できないか、
という発想で、
石炭灰の浄化機能や酸素供給により、
河川に堆積しているヘドロを除去する、
というものです。
技術的にはわかりやすい原理ですが、
果たしてどれくらいの効果があるのか、
が問題です。
現在天満川の中広橋北側と、
空鞘橋南側で
実証実験を行っているとのことで、
現地にも行ってみました。
施工後2年4ヶ月が経過している
空鞘橋南側では、
ヘドロが除去され、
砂浜が再生されていました。

「広島の海・川をきれいにしよう」
というのは、
私の目標でもありますし、
この技術で
広島の川のヘドロが除去できれば、
水質や生物の繁殖にも効果が現れ、
広島のシンボルである川の魅力が
高まっていくことは間違いありません。
この実証実験が成功し、
ヘドロの除去へ
積極的な投資が可能になるよう、
バックアップしていく必要がある、
と考えています。





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