こうじマガジンNO.167 (2007.12.28)  

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こうじマガジン NO.167

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 「2007年12月1日から2007年12月15日までのダイアリー」



●●2007年12月01日●●

「いよいよ12月。」

今年もあと一月あまりとなりました。
忘年会シーズンは
既に始まっていますが、
12月ということになると、
年賀状のことやあいさつ回り、
やり残したことや、
何といっても
来年への展望を考えたい、
といった思いが交錯し、
いつもながら気ぜわしくなります。
さらには、
6日から18日までは、
12月定例県議会が開会中で、
時間的にも余裕がなくなってきます。
あと一ヶ月
気合を入れて頑張って参ります。



●●2007年12月02日●●

「福岡国際マラソン。」

7時に起床後、
早朝自主トレ(元宇品コース)。

地域行事に参加した後、
午後から自宅でふとテレビをつけて見ると、
福岡国際マラソンの中継がありました。
ついつい見入ってしまいました。
中国電力の二人(佐藤選手、油谷選手)が
頑張っていたので、
応援にも熱が入ります。
夕方たまに、
私の自主トレの大芝水門コースを走っていると、
デオデオの女子選手や、
中電の男子選手が、
さーッと風のように
追い抜かしていくのを
何度か経験しました。
考えられないスピードで、フルマラソン、
同じ人間とは思えない体力です。
北京オリンピックに向け、
是非とも頑張っていただきたいと思います。



●●2007年12月03日●●

「私学助成。」

朝9時半に県議会へ。
「広島県私学助成を進める会」の陳情書を、
知事・議長に提出するので、
会派の政調会長として
同席しました。

私学助成とは、
私立の幼稚園、小中学校、高等学校に、
公立学校との格差を埋めるために、
その経常費・授業料等を
助成するための制度です。
平成18年度決算で、
約176億円
(高校 36校、中学校 24校、小学校 6校、幼稚園 193園)
をあてています。
現在25000人の県内高校生のうち、
9000人が私学に通っており、
その学費は約3倍とのことでした
(陳情にこられた方の発言より)。
一方広島県は単県での継ぎ足し分を、
平成19年から3年間で、
年間10%づつ、
約3割削減する方針で、
年々厳しくなってきています。
父兄のご意見の中では、
「私学は先生の移動もなく、
卒業してからもしっかりフォローしていただけるし、
特にスポーツの分野では、
その特色を生かして
成果を上げている学校も多い」、
「しかし、学費の面で
近年退学すら考える生徒が出てきている
という現状で、
一層の助成が必要」
というものもありました。
こうした点をしっかり配慮していただきたいと、
知事にあらためて要請しておきました。

終了後、会派の三役会等
打ち合わせをこなし、
今日は4時から、
インフルエンザの予防接種
を受けに行きました。

夕方は、三菱重工労組広島支部へ。



●●2007年12月05日●●

「農林水産委員会。」

10時から会派総会。
10時半から、農林水産委員会。
今日は
「ひろしまの森づくり事業の取組状況について」
の説明がありました。
この4月から、
ひろしまの森づくり県民税を導入し、
個人県民税の均等割に500円の超過課税を行っています。
その目的は、
「森林を手入れし、
森林の役割を最大限に発揮させながら、
安らぎと潤いのある県民生活を維持し、
次の世代へ引き継いでいくため」としています。
5億5千万円の税収を
どういった事業にあてていくのか、
その概要が明らかになったわけです。
約50万haある森林を、
人工林(スギ・ヒノキ)14万haと
里山林(天然林、マツ・広葉樹の人工林)35万haに分け、
人工林をさらに、
手入れがなされている森林8万ha(林業の成り立つ森林)と、
手入れがなされていない森林6万haに分けて、
これを里山林と合わせて
「環境に貢献する森林」として、
この事業の対象にしています。
人工林対策の補助金事業と、
里山林整備、間伐財利用等に
半分ずつを計上しています。
後者は、
実施主体は市町として、
森林面積や人口を考慮して
額を決めています。
今後5年間でどれだけ整備できるのか、
計画的な実施が望まれますが、
大事な事業です。

午後からは、
南区役所に行き、
地域の要望を調整しました。
夜は後援会の懇親会。



●●2007年12月06日●●

「12月定例県議会 開会日。」

10時から会派総会。
10時半から、
12月定例県議会開会のため本会議場へ。
知事から提出議案の趣旨説明がありました。
過去に借り入れた
高金利の政府資金等を
繰上償還するための経費について、
公債管理特別会計など3つの特別会計で約18億円、
病院事業会計など3つの企業会計で、約32億円
の補正予算が計上されています。
また、予算以外の議案として、
条例案10件、
人事案件1件、
その他の議案では37件が
提出されています。
午後からは、来客対応2件。
5時からは、
県議会三会派(自民刷新会議、民主県政会、自民良政会)
]の合同意見交歓会(ANAホテル)。



●●2007年12月07日●●

「全員委員会。」

朝10時から会派総会。
10時半から、全員委員会。
昨日提案された議案の説明を、
当局から受けました。
今日は昼休みを利用して、
自主トレ(大芝水門コース)。

午後からは県議会で
打ち合わせをこなした後、
4時からは
南区出汐町にある
旧被服支廠の活用策について、
兵庫県神戸市から来られた、
文化財の保存・活用についてのプロを交えて
意見交換を行いました。
具体的にいい提案ができるよう
頑張らなければなりません。



●●2007年12月08日●●

「HuMA in グランドプリンスホテル広島。」

朝9時に事務所へ。
11時からは、
宇品西二丁目老人クラブ(親和会)の忘年会へ。
「心筋梗塞・脳梗塞」について、
広島市中保健センター所長の
ご講演をうかがった後、
一言ごあいさつさせていただきました。
少しお酒も交えて、
今年一年を皆さんと振り返りながら、
懇親を深めさせていただきました。

3時過ぎからは、
グランドプリンスホテル広島で、
NPO法人HuMA(Humanitarian medical assistance 
災害人道医療支援会 http://www.huma.or.jp)の
総会・臨時総会・懇親会に
出席させていただきました。
先日10月3日のブログでも
紹介させていただきましたが、
観音高校で、
当会の鵜飼 卓理事長が、
高校生対象にご講演されて以来のご縁で、
賛助会員にも登録させていただき、
今年は広島で総会を開催される機会に、
出席させていただいた次第です。
医師・看護師の皆さん20名近くが参加され、
今年度の活動報告や、
来年の計画について
議論されていました。
医師・看護師として、
国内で十分に活躍されておられる皆さんが
志を立て、
被災地や難民キャンプに出向き
治療にあたる、
というこの活動は、
非常に具体的で
いつも感銘を受けます。
しかも、
国家としてこうした活動は
できないのですべて民間ベース、
資金調達から派遣する人材まで、
このNPO法人がこなさなければなりません。
臨時総会では、
バングラディシュや
ソマリアの難民キャンプでの活動報告があり、
国際情勢に振り回され、
途方にくれているこうした方々に
具体的な医療援助を、
効果的に展開していくことの難しさ
を痛感しました。
私はあくまでオブザーバー参加でしたので、
その後の懇親会の席で、
いろんな疑問を
ぶつけさせていただきました。
広島県が今直面している、
@中山間地での医師不足の問題をどう考えるのか、
A国内的には、
高度ながん治療を地方でどれだけ提供できるか、
が大きなテーマになっているが、
このことについてはどうか、
B世界的には、
災害人道医療支援の分野はどの国が熱心で、
日本はどれくらいのレベルなのか、
といった点です。
基本的には
善意の心にあふれた皆さんの集まりですから、
非常に居心地の良い、
気持ちのいい会合でした。
今後も是非とも頑張っていただきたいと
エールを送らせていただきました。



●●2007年12月09日●●

「中国ユース音楽コンクール。 」

朝7時に起床して、
早朝自主トレ(元宇品コース)。
地域行事に参加して、
午後からは、
子どもたちの習い事の関係で、
「中国ユース音楽コンクール 
最優秀賞受賞記念演奏会」
に出かけました(はつかいち文化ホールさくらぴあ)。
ピアノ部門と管楽器部門があり、
久しぶりにクラシック音楽を
ゆっくり聞きました。
小学校低学年の生徒が、
ショパンを弾いたり、
高校生の部ではプロ顔負けの演奏で、
十分満足できました。
私自身は、
楽器は全くだめですが、
これからの時代、
どんな職業につくとしても
楽器の素養は必要だと思います。
クリントン元大統領がサックスを吹いたり、
江沢民元総書記がピアノを弾いたり、
印象的な映像は目に焼きつきます。
ストレス解消になる演奏会でした。



●●2007年12月10日●●

「日本三大桜。」

朝8時から、
皆実町六丁目交差点にて街頭演説。
10時からは、
地域課題の意見交換のため、丹那町へ。
昼前に事務所にもどったところ、
うれしい来客がありました。
先週八日の土曜日、
宇品西老人クラブの会合で、
桜の写真を撮ることが趣味で、
日本全国を訪ねて回っている
という方にお会いしました。
事務所に是非飾ってほしい
とのうれしいお話をいただき、
今日来所されました。
日本三大桜とは、
三春滝桜(福島県三春町)、
淡墨桜(岐阜県本巣市)、
神代桜(山梨県北杜市)
を言うそうです。
その他にも素晴しい写真が
たくさんありました。
大事に飾らせていただきたい
と思います。
事務所も一気に
明るくなりました。



●●2007年12月11日●●

「一般質問 第一日目。」

朝10時から会派総会。
10時半からは、
一般質問が始まりました。
午前中は、
松岡 宏道議員(福山市、自民刷新会議)、
午後からは、
金口 巌議員(尾道市、民主県政会)、
森川 家忠議員(竹原豊田郡、自民議員会)
と続きました。
終了後は、
広島県機構改革についての勉強会。
6時からは、
お世話になっているNPO法人の総会・懇親会。
7時半過ぎには、
広島地区同盟のクリスマスパーティに
途中から参加しました。
スケジュールに追われる一日でした。



●●2007年12月12日●●

「一般質問 二日目。」

10時から会派総会。
10時半からは、本会議場で一般質問。
午前中は、
浅野 洋二議員(福山市、公明党)、
午後からは、
佐藤 一直議員(広島市中区、つばさ)、
井原 修議員(東広島市、フォーラム広島)と続きました。

本会議終了後、農林委員会正副委員長勉強会で、
4時からは、
土木三部長(土木部長・空港港湾部長・都市部長)に対して、
「平成20年度予算編成に対する要望 23項目」を、
民主県政会として提出しました。
地域からの
道路・河川整備、港湾・漁港、まちづくり
に関する要望を、
所属議員を中心にまとめたもので、
これで先日知事に提出した主要10項目と、
85項目の要望書と合わせて、
118項目にわたる項目を
要求したことになります。
どれくらい実現するかわかりませんが、
大きく反映していただきたい
と願うばかりです。
終了後、
6時からは南区保護司会の懇親会へ
(グランドプリンスホテル広島)。
7時半には移動して、
株式会社 アメリカンドリームの
創業20周年のパーティへ参加しました。
吉川社長とは
16年来のお付き合いを
させていただいています。
英語教育、アメリカ留学への橋渡し、
サッカーワールドカップでは
自ら通訳として活躍されていた熱血漢です。
今後のますますの発展を祈りました。



●●2007年12月13日●●

「一般質問 三日目。」

10時から会派総会。
10時半からは、本会議場で一般質問。
午前中は、
松浦 幸男議員(尾道市、自民議員会)、
午後からは、
高橋 雅弘議員(安芸郡、民主県政会)、
中村 道徳議員(広島市安佐北区、自民刷新会議)と続きました。
その間、東京からの来客もありました。
本会議終了後、
4時からは
全日本海員組合中・四国支部へ
ごあいさつにうかがいました。
光栄にも、
支部の政治顧問のお話をいただきました。
海や船舶に関することは、
私自身も好きで、
そこにある様々な課題をさらに勉強して、
何らかのお役に立てるよう
頑張って参りたいと考えています。
夜は、
広島大学関連のW先生と、
久しぶりに意見交換を
させていただきました。
知的刺激をたくさんいただき、
今後の活動や生き方に
ずいぶんヒントをいただきました。



●●2007年12月14日●●

「農林水産委員会。」

朝10時から会派総会。
10時半からは、農林水産委員会。
付託議案の審査を行い、
全会一致で採択しました。
一般所管事項の質疑では、
民主党が参議院に提出し可決された
「農業者戸別所得保障法案」
についての質疑がありました。
広島県のように
小規模農家が多い地域では、
この政策は有効ではないか、
という声は、
多くの農業者の方々からも
いただいています。
衆議院での審議は
まだ始まったばかりのようですが、
どういう判断が下されるのか、
要注意です。



●●2007年12月15日●●

「長崎県佐世保市の散弾銃乱射事件。」

昨日夜、とんでもない事件に驚きました。
人ごみでの散弾銃乱射事件は、
日本では始めてではないでしょうか。
犠牲となられた方々には、
こころからご冥福をお祈りいたします。
銃の管理が大きな課題であることは、
前々から意識していましたが、
ついに無差別乱射事件が
起こってしまいました。
私も防衛大学校時代、
射撃訓練を受けました。
殺傷能力の高い実弾射撃というのは、
人間の感覚を大きく麻痺させます。
精巧に組み立てられた銃と、
鉛の弾丸、
引き金を引く瞬間の緊張感、
銃口を弾が滑り出すかすかな音、
強烈な反動、
的に命中する時の音、
こうした一瞬のうちに起こるかすかな変化が、
確実に人の命を奪う、
という認識は、
人間の判断力を麻痺させ、
こうした事件に結びつくのではないか、
と不安を感じていました。
事件の真相は
これから明らかになっていくと思いますが、
銃の管理は
大きな政治課題である
ことは間違いありません。


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