こうじマガジンNO.161 (2007.11.02) | |||
△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ こうじマガジン NO.161 △▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ 「2007年9月11日から2007年9月20日までのダイアリー」 ●●2007年09月11日●● 「学生インターン勉強会。 」 今日と明日の午前中、 9時から12時まで、 学生インターン6名の関心に沿って 6テーマをピックアップし、 県庁の担当室から レクチャーを受ける 勉強会を実施しました。 6テーマをご紹介しますと、 「お金をかけないで福祉を充実させる政策はあるのか」、 「虐待、ドメスティック・バイオレンス」、 「平和教育の問題点と改善方法」、 「広島県のごみ問題」、 「若年層の雇用対策」、 「広島県の財政状況」です。 それぞれ、担当室の皆さんから 丁寧にご説明いただき、 私も通常県議会での説明とは違った雰囲気で、 そして切り口での説明だったので、 たいへん参考になりました。 特に彼らに身近な問題、 若年層の雇用対策についてですが、 県内の大学等新卒者の求職者数は約1.5万人、 就職率は19年3月卒で90.6% (過去20年では平成12年3月卒で79.0%が最低) となっています。 一方で、 いわゆるフリーターは3.5万人 (この10年間で2倍に増加)、 若年無業者(ニート)は約1万人です。 広島県では政策的に、 この3.5万人のフリーターを、 平成22年までに 3万人に減らすべく 「ひろしま若者しごと館」などの事業を通じて、 努力しています。 年間だいたい2千人づつ 減ってきているようです。 現在、 75歳以上の後期高齢者の数は約30万人ですから、 ニート・フリーター4.5万人を できるだけ減らしていく というのは大事です。 さらには派遣社員の問題、 ネットカフェ難民、 ワーキングプアといった、 深刻な問題も出てきています。 こうした分野にも 目を向けていかなければなりません。 午後からは、 「ルイス・マンフォード勉強会」と、 会派の合同幹部会が続きました。 ●●2007年09月12日●● 「安倍総理辞任。」 昨日同様 9時から学生インターン勉強会を行って、 昼食、 ルイス・マンフォード勉強会を行っていたら、 「安倍総理辞任」という びっくりするようなニュースが 飛び込んできました。 代表質問も予定されていたし、 常識的にはありえない話なので、 ただただ驚いた、 感じです。 次は誰に、 今後の日程は、 総選挙は早まるのか、 といった疑問が 会派控室でも飛び交いました。 印象に残ったのは、 「軽挙妄動することなく」 という麻生幹事長の言葉です。 第一報を受け、 もう次への策動が始まっている、 自民党のパワーはまだまだ落ちていない、 と感じました。 「政治は勢い」といいますが、 今後の総裁選びや首班指名を通じて、 また自民党が勢いを盛り返す、 そんなシナリオも考えられるな、 と思います。 ●●2007年09月13日●● 「9月定例県議会に向けての勉強会。」 朝9時から、 南警察の方と、 地域の安全安心について意見交換。 10時には県議会へ。 東京の知人からの訪問を受け、 情報機器端末、いわゆるパソコンの 廃棄処分に関して、 ビジネスを展開している、 というお話をお聞きしました。 昼休みには自主トレ(大芝水門コース)。 3時からは、 9月定例県議会に向けての勉強会(会派総会)。 一般質問予定者からのレクチャーや、 提出予定議案等についての勉強会を行いました。 ●●2007年09月14日●● 「農林水産委員会 正副委員長勉強会。」 朝9時半より、 正副委員長で、 農林水産委員会 勉強会 を行いました。 今回は、 世羅町森林組合の不正経理問題、 森林環境税の配分問題等、 林業関連の課題が 浮き彫りになってきています。 夜は、広島で活動している、 防衛大学校29期時代の同期が、 5人集まりました。 起業家、公務員、弁理士、サラリーマンと 職種はさまざまですが、 同期の消息や、 在学中の思い出話に 遅くまで盛り上がりました。 ●●2007年09月15日●● 「宇品中学校体育祭、広島地区同盟ソフトボール大会。」 朝9時から、 宇品中学校体育祭へ。 宇品中学校創立60年、 体育祭が復活してから5周年の 記念すべき体育祭だそうです。 今年のテーマは、 「汗光る デルタの南 宇品の祭」です。 町内会や体協のソフトバレー部で 日頃接している子どもたちも、 一所懸命頑張っていました。 連合町内会や、 社会福祉協議会、 女性会等の地域団体の役員さんも、 見にきておられ、 地域上げての行事といった 雰囲気になってきました。 地域の元気の中核となるのが、 この中学校だと思っています。 午前中で切り上げ、 西区観音の三菱グランドで実施中の 「広島地区同盟ソフトボール大会」 のほうへ移動しました。 100人以上の参加者で、 こちらも盛り上がっていました。 今月は体育関連の行事が まだまだ続きます。 夕方自主トレ(元宇品コース)。 ●●2007年09月16日●● 「朝起き会、宇品詩吟の会。 」 朝4時起床、5時から朝起き会へ。 9月11日に、 グリーンアリーナで開催された大会の、 会長ご倫話を、 テープでもう一度拝聴しよう というものでした。 やはり、 二度聞くと頭に入ってくる言葉や、 その意味が変わってくると感じました。 今日も演壇に立たせていただきました。 会長先生が強調されている 「モラルハザード」を捉えて、 現在の学生インターンの様子や、 ニート・フリーターの問題に ふれてみました。 終了後6時半から、 自主トレ(元宇品コース)。 11時からは、宇品詩吟の会へ。 会長をはじめとして、 いつもお世話になっている皆さまですが、 活動報告をさせていただきました。 こうした機会をいただけることに、 本当に感謝です。 ●●2007年09月17日●● 「敬老の日。」 今日は午前中、 季刊誌「市民生活」 (広島地方行政研究所、山口氏康理事長) に投稿する原稿書きに当てました。 今日は「敬老の日」ですが、 宇品学区、宇品東学区は、 敬老行事を4月から5月にかけて実施するため (敬老の日制定前からの恒例行事なので、 この時期にやっています)、 特に行事はありません。 午後は、自主トレ(元宇品コース)の後、 先日購入した 「地下室の手記」ドストエフスキー(光文社)、 「地域再生の経済学」神野 直彦(中公新書) を読み進めました。 読書の秋といいますが、 この時期読みたい本が たくさんあります。 また感想等も、 このブログで 披露していきたいと思います。 ●●2007年09月18日●● 「農林水産委員会。 」 朝10時から、会派総会。 10時半から、農林水産委員会。 9月定例県議会に提出予定の、 農林水産関連の議案説明が中心です。 世羅郡森林組合の不正経理事件の報告は、 報告書類不備、 真相解明にはまだ時間がかかる等の理由で、 会期中の次回委員会に持ち越されました。 懸案事項の多い委員会になりそうです。 ●●2007年09月19日●● 「9月定例会開会日 駐車禁止規定除外車両。 」 朝8時半から、 学生インターン3名参加のもと、 皆実町六丁目交差点にて街頭演説。 その後、県議会に移動し、 10時から会派総会、 10時半から本会議場で、 9月定例県議会開会日、 知事の議案説明に臨みました。 出された議案は、 補正予算が、一般会計約22億円、 土地造成事業会計約9億円 (企業誘致のための工業団地造成)で、 予算以外の議案が11件、 人事案件3件、 その他議案5件で、 合計21議案を審議することになります。 同時に平成18年度の 普通会計・企業会計決算認定の件について の議案も提出され、 今定例会中に、 普通会計・企業会計決算特別委員会が構成され、 閉会中の審査となる予定です。 4年連続で、 「財政再建優先の超緊縮補正予算」 となっています。 来週からは、一般質問が始まります。 12時半からは、県警本部から、 主に障害者の方々を対象に行われている、 「駐車禁止除外車両」の件で、 この8月1日から規定が改正されたということで、 その説明を受けました。 この制度は、 障害者の方々が、 車で移動する際に、 その移動を円滑にするために、 駐車禁止区域においても、 駐車せざるを得ないような場合、 その禁止規定から除外するというものです。 この規定は 今まで各県まちまちだったわけですが、 不都合が生じてきたため、 警察庁のほうで 全国一律の規定を定める(公安委員会規則) ということで改定が行われました。 先日、この改正により 除外の枠からはずれることになった、 ということでクレームをいただきました。 改正後の規定では、 「直近に車を止めないと、 目的地に行けない方々が対象になる」とされ、 障害者手帳等の条件がつき、 従来は障害を持った方々が乗られる「車」に 除外規定が適用されましたが、 改正後は「人」に適用される ことになったそうです。 これにより、 全国で除外規定が適用されることや、 車椅子用の介護車両や、 視覚障害者にも適用される ことになったそうです。 一方で、 広島県内では今まで約3万人の方々が、 この除外規定の適用を受けていましたが、 そのうち約6千人の方々が 適用されないことになります。 私の受けたクレームは このうちのお一人ということになります。 適用されなくなる方々の数が、 あまりにも多すぎる、 と感じています。 県警では、 「平成22年7月31日までの3年間は 経過措置を認めている」ことを理由に、 救済策は今のところ考えていない、 とのことでした。 他県(3県ほどですが)では、 独自の緩やかな基準を設けている ところもあり、 配慮が必要ではないか、 というのが私自身の考え方です。 さらにこの問題は研究していきます。 午後2時からは、 森本市議及び学生インターン5名と共に、 広島市児童相談所を訪問しました。 広島県の「子ども家庭センター(広島市南区宇品東)」 と同様の機能を持っています。 児童に関する相談件数が、 年間約3200件 (うち心身障害に関するものが約2000件を占めています)、 職員数が約40名とのことでした。 児童虐待の相談・通告受理件数も 年間約500件と深刻です。 広島県同様、 絶対に事件に発展させないよう 頑張っていただきたいと感じました。 ●●2007年09月20日●● 「全員委員会、「連合広島 政策・制度要求」。 」 朝10時から会派総会、 10時半からは全員委員会。 昨日の9月定例会提出議案の、 詳細な説明を受けました。 2時からは、 「連合広島 政策・制度要求」 の勉強会に出席しました。 連合広島という立場から、 多方面にわたる政策・制度の提言 を頂きました。 会派としての、 予算要望活動等に 是非生かして参ります。 |
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