こうじマガジンNO.122(2006.08.08)  
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こうじマガジン NO.122


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「2006年7月15日〜2006年7月29日までのダイアリー」


●2006年07月15日
「パワーウォーク再開」
10時前から宇品学区をパワーウォーク。
暑さが身にしみます。
バンコックより暑いんじゃないか、
と感じるくらいです。

夕方、長女と一緒に自主トレ(元宇品コース)。


●2006年07月16日
「パワーウォーク(5)」
10時過ぎから宇品学区をパワーウォーク。
来週からは宇品東学区に参ります。



●2006年07月17日
「原稿書き」
子どもたちと早朝自主トレ(元宇品コース)の後、
事務所へ。

今日はたまっている原稿書きにあてました。
こうしたブログや、依頼されている原稿、
お礼状等、日常的に文章を書く機会は
なるべく多くとるようにしています。


●2006年07月18日
『「模倣犯」宮部 みゆきを読み終えました』
段原交差点で街頭演説。

宇品東学区のパワーウォークを始めたら、
雨になりました。
パワーウォークの最大の敵は雨です。
傘をさして、
というわけにはいかないので、
事務所にもどり、礼状書き。

午後は後援会の打ち合わせ。

夕食後、焼酎を飲みながら、「模倣犯」を読みました。
全5巻の大作です。
時間つぶしに買った本ですが、
熱中してしまいました。
読み終えると夜中の2時をまわっていました。
明日は寝不足です。


●2006年07月19日
「総務委員会、議会運営委員会」
10時に会派総会。
10時半から総務委員会。
6月定例県議会で、
常任委員会の構成変えがあって、
文教委員会から総務委員会に変わりました。
5年ぶり2度目の総務委員会です。

総務委員会の特徴は、
執行部でいうと総務部、
政策企画部、地域振興部、監査委員会、
人事委員会がその守備範囲ということで、
説明員が非常に多い、ということです。
県という中間自治体の
さらに総務企画的な部署で、
県民との密着度は薄い委員会です。
今回は財政問題や税務、情報政策等を中心に
勉強していこうと思っています。

午後からは議会運営委員会。
こちらもメンバーが変わって始めての会合です。
私は会派代表で、
理事として留任することになっています。

夜は総務委員会の懇親会。
これも恒例行事ですが、
委員も含めると50人近いメンバーになりますので、
大変盛り上がりました。


●2006年07月20日
「広島県屋外広告物審議会、
      県立広島病院 臨床腫瘍科開設」
10時から、
広島県屋外広告物審議会に出席。
議題は、「尾道市への屋外広告物規制の権限移譲」
に関するものです。
尾道市は、尾道水道をはさんだ
市中心部における景観の維持に熱心で、
先日も尾道駅近辺の高層マンション建設計画に対して、
その予定地を買い取るという手段で、
高層マンション建設を阻止しています。
こうした建築物の規制とともに、
屋外広告物も積極的に規制していきたい
という意欲は素晴らしいと感じています。

午後2時からは、
県立広島病院に新設される
「臨床腫瘍科」の開所式に参加しました。
ガン治療には手術等の外科治療だけではなく、
抗ガン剤等による化学療法も
近年その有効性が高まっているそうです。
その化学療法の中心になるのが「臨床腫瘍科」です。
県病院の機能強化がさらに前進しました。


●2006年07月21日
「段原再開発事業」
最近どうも雨続きです。
県北部や北陸地方では土砂災害も発生しています。
梅雨明けが待ち遠しいわけですが、
まだ当分雨模様の天気が続くようです。

今日は、
久しぶりに曇っていますが雨が上がったので、
気分転換も兼ねて、
お昼に自主トレ(大芝水門コース)をしました。

午後1時からはお世話になった地域の方の葬儀に参列。

3時半から、
県議会で段原再開発事業についての相談を頂きました。
段原西部地区の再開発事業(土地区画整理事業)は、
この4月に換地処分が完了し、
ようやく終了した、というニュースがありました。
小規模宅地所有者の精算金をめぐって
もめにもめた事業でしたが、やっと終わったのか
と思っていましたが、
まだこの換地処分に対する不服審査請求の期間で、
現在8件近くの審査請求が
広島県知事に対して出されているようです。
そのうちの一件に関して
住民の方がご相談に来られたわけです。
まだこれからしっかり調査をして、
広島市からの弁明書も見て、
事実を掌握しなければならない段階ですが、
ご不満の内容もよく理解できる内容です。
詳しくは事実がはっきりしてからのご報告にしたいと思います。


●2006年07月22日
「広島夢みなと花火大会」
9時半過ぎから宇品東学区をパワーウォーク。

今日は梅雨の晴れ間といった感じで、
花火大会には絶好の日よりとなりました。
今年は子どもたちも小学校に入学し、
少しは興味を持つだろうと、
花火が打ち上げられる1万トンバースの近くまで行きました。
ものすごい人で、迷子にならないようにと気をつけました。
やはり花火は近くで見る物だ、とあらためて感じました。
8000発の花火を十分に楽しむことができました。
40万人近い方々が宇品に来られたということですが、
地域的に言うと大規模な交通規制とか、
青少年対策の見まわりとか、当然あとかたづけ等
たいへんな労力が必要です。
年1回の行事ですので、地域でも大事に育てていく
そんな雰囲気をつくっていきたいと思います。


●2006年07月23日
「学生インターン2次面接」
10時半から事務所で、
ドットジェイピー主催の学生インターンプログラム
の2次面接を行いました。
今回も2人ほど受け入れる予定で、2人とも女性です。
十分な経験が積めるよう工夫していこうと思います。
8月2日の街頭演説からスタートです。

午後からも事務所に来客2名ありました。


●2006年07月24日
「学童保育」
朝10時過ぎから、宇品東学区をパワーウォーク。
1時から県立広島大学で打ち合わせ。
3時から後援会関係者との打ち合わせ。

夜は、西日本地域で保育所事業を展開している
青年実業家と懇談。
中心部の小さな保育所から、
企業内保育所を幅広く展開しています。
広島県でも有効な子育て支援策を打ち出そうと、
知恵を出しているところですが、彼の会社のように
ビジネスベースで充実した保育所を複数展開する
というのは、当然社員教育や待遇面での工夫、
蓄積されたノウハウ、他と違う一流のサービス提供と
課題は山ほどあるそうです。
そして現在は学童保育に注目しているそうです。
各小学校には児童館があって、放課後から5時ぐらいまで
子どもたちがそこで過ごせる場所です。
両親が共働きの小学校低学年の子どもたちが、
その対象になるわけですが、
今この児童館が飽和状態になっています。
当然地域にもよりますが、
宇品学区や安佐南区の小学校区ではその傾向が強いようです。
さらに時間延長や、サービスの質向上への要望も非常に強く
この部分はビジネスとして十分運営できるのではないか、
という感触を持っているようです。
当然首都圏や関西圏では、既にビジネスとして
生かされているそうです。
広島でもやってみたら、と話に花が咲きました。
こうした都市型サービス産業の充実にも
目を向けていく必要があります。


●2006年07月25日
「街頭演説、パワーウォーク」
やっと雨が上がったようで、
旭町・出汐交差点で街頭演説、
10時前からは宇品東学区をパワーウォークと、
しっかり動きました。

さすがにお昼過ぎて2時ごろになると疲れますが、
本来のいただいたご相談の処理や、諸連絡、
事務作業をしっかりとこなします。

夜は自主トレ(元宇品コース)。
こうした動きを継続できるか、
あるいはペースをさらに上げることができるか、
頑張りたいと思います。


●2006年07月26日
「ディベロッパー」
9時過ぎから宇品東学区をパワーウォーク。

1時から県議会で、
ひきこもり対策についての打ち合わせ。
先日ご報告した「KHJもみじの会」の、
今後の行政との連携体制について話し合いました。

夜は後援会活動でお世話になっている方々と懇親会。
うちお一人は、いわゆるディベロッパーで、
県内各地で開発事業の提案、スポンサーの確保、
テナント募集、地権者との交渉、
行政の許認可申請等を行っておられます。

面白いことに自ら手がけた開発事業で、
進出予定だった回転寿司が急遽撤退、
自らが回転寿司をはじめることになったそうです。
もともと島のお生まれで、釣りが趣味という方ですから
「趣味と実益を兼ねて」というところですが、
実際は経営はたいへんご苦労されているそうです。

非常に派手に見えるディベロッパーですが、
いろいろお話をお聞きすると、
その巨大なリスク、きめ細かい交渉能力、
行政との粘り強いやりとり、辛抱強さ等、
困難な問題を乗り越えていく
たいへんな仕事だと感じました。


●2006年07月27日
「電化住宅とソーラーシステム」
9時過ぎから宇品東学区をパワーウォーク。

パワーウォークをしていますと、
おしゃれなデザインの家、二世帯住宅、
ソーラーシステム等、どんな方がお住まいなのか、
と興味を持つことがあります。

今日は夜にパナホームの広島支社長と懇親会を持ちました。
戸建て住宅の話で盛り上がりました。
パナホームは、松下電器の住宅部門の関連会社で、
社員が6000人、売上が2500億円の大企業です。
広島支社には150人の社員がいらっしゃるそうです。
パナホームの手がける新築戸建ての9割が電化住宅とのことで、
ソーラーシステムやエコキュートといった
省エネ設備とセットで新築されるそうです。
ソーラーシステムの場合、外出等家で電気を消費しない場合は
売電も可能で、その投資は10年で回収可能とのことです。
私が驚いたのは、電化住宅の場合
余計な電気を切ったり 節電したりすると、
その効果が一目でわかるシステムになっており、
家族全員が今日はこれだけ節約できた、
とその努力を数字で確認しあうことができるという点です。
省エネへの意識が高まるばかりでなく、
当たり前のこととして日常化されるというのは、
ライフスタイルを変えるという意味で大きな変化だと感じました。
こうした住宅のあり方と現代の社会現象との関連、
例えばひきこもりやニート、病気、事故、犯罪といったことですが、
その関連が明らかになれば、
根本的な改善が図れるのではないか、と最近考えています。
人間にとって、住環境というのは非常に重要な要素だ
と痛感しています。


●2006年07月28日
『「宣告」加賀 乙彦』
9時過ぎから宇品東学区をパワーウォーク。
そうとう暑さがこたえるので、
早めに歩き始めないと、途中でバテてしまいます。

午後から県議会へ。
しばらく宮部 みゆきの本に熱中していましたが
(模倣犯のあと「火車」も読みました)、
犯罪心理といいますか、心の問題に興味を持ってきました。
幸せとは心の持ちようだ、とよく言われます。
その人の置かれた環境、例えば両親の仕事、
収入、財産、学歴、友達といったものですが、
こうした相対的なものに結構不満を覚えたり、
落ち込んだりしているのが日常です。
当然必要最低限の経済的な基盤、
信頼できる人間関係は不可欠ですが、
こうしたものが欠けてくると犯罪が起こる、
ということだと思います。
保護司をやっていてその辺はよく考えさせられます。
これは社会問題として捉えて、
政治・行政が切り込んでいかなくてはならない問題だ
とも考えています。
どちらにしても上昇指向にはキリがなく、
幸せ感はつかの間のもの、というのが現実です。
「宣告」は死刑囚の心の動きを、
精神科医の著者が追ったものですが、
「幸せとはなにか」「悪とは何か」といった問題に
鋭く切り込んでいます。
しばらくは空き時間を使って読み、考えてみたいと思います。

夜は自主トレ(元宇品コース)。


●2006年07月29日
「あどRUN太さん」
9時過ぎから楠那学区をパワーウォーク。
黄金山周辺にはりついているこれらの地区は、
まだ黄金山が島だったころの集落で、
歴史がたいへん古い地区です。
大河・丹那・仁保といった地域ですが、
昔ながらの街並みも含めて好きな地域です
(ただ選挙的にはたいへん厳しい地域ですが)。
なじみの宇品・皆実・翠地区から、
こうしたあまりなじみのない地区へ、
お盆から秋口にかけて歩いていきたいと思います。

5時半からは、
あどRUN太さんのデビュー3周年パーティに参加しました。
あどさんは安佐北区在住の歌手です。
難病との闘いから奇跡的に回復され、
生きることへの応援歌を、特に若い世代に
さらには非行に走っている若者たちに、
贈りたいと頑張っておられます。

最初の出会いはPTA活動からですが、
5年ぐらい前からは、県警の暴走族対策、
広島掃除に学ぶ会でも歌っておられる姿を
拝見するようになりました。

そして2002年7月末に吉田高校で行われた
掃除の会が大きな縁で、
本格的に県警の暴走族対策に連動して、
側面的にさまざまな活動を展開されるようになったそうです。

当時の竹花 豊県警本部長もこの会には参加され、
「こうした会に本部長自ら参加されるというのは、
素晴らしい行動力だ」と感動いたしました
(本部長は東京からキャリアの方が約2年交代でこられますが、
こうした場に参加されるということは、まずないことだと思います)。

竹花本部長は、自らもトイレ掃除をやられ、
汗だくになりながらも、ある種の威厳を保ち、
この運動の本質的な部分を捉えられておられた、
と感じました。

その後、竹花本部長は、
広島の暴走族対策に成果を出され、
東京都の副知事に抜擢されました。
現在は警察庁生活安全局長という要職についておられます。
竹花さんはどうも歌がご趣味なのか、
このあどRUN太さんのパーティには毎回ご出席されています。
自ら作詞された歌、「愛する若者(あなた)たちへ」
をあどさんと熱唱されます。
その姿が「かっこいい」と感じます。
演出や所作、まわりの配慮だけでは出すことのできない
魅力、迫力があります。
こうした本気の瞬間をさりげなく出せる、感じさせる、
素晴らしいリーダーだとまた感動しました。
この日の便で東京に帰られましたが、
さらなるご活躍を期待いたしました。
歌を通して心の繋がりを、
こうして築いていらっしゃるあどRUN太さんにも、
広島発で是非頑張っていただきたいと思います。
素晴らしいパーティに参加させていただきました。



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