こうじマガジンNO.133(2006.11.30)  
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こうじマガジン NO.133


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「2006年11月19日から2006年11月25日までのダイアリー」


●●2006年11月19日●●

「翠町学区防災訓練・防災フェア」

朝10時から 翠町小学校で開催された
防災訓練・防災フェアに参加しました。

これは翠町学区自主防災会、南区役所、
南消防署・消防団、医師会、南警察署等が、
「震度6強の地震により、多数の家屋が倒壊するなどして
多くの住民が負傷したほか
ライフラインも壊滅的な被害を受けた」という想定で、
住民に避難勧告が発令され
翠町小学校に避難し
生活避難場所の運営が開始した、という訓練です。

当日は雨にもかかわらず、
多数の住民の方々が参加され、
医師会が中心となった救護訓練、
住民の方々の誘導と生活必需品の確保と配分、
主要機関との連携と全体の管理運営
といった多方面にわたって
訓練が行われていました。

実際にこうした事態が発生すると、
さらに混雑、混乱、不満や対立
といった事も予想され、
その対応も大変だと思いますが、
こうした訓練を行っておけば、
そのリスクもかなり回避できますし、
問題点も明確になってくると思います。
休日に訓練に参加するというのは大変な中、
翠町学区では始めての試みだったそうで、
地域のリーダーの方々や
参加された皆さんには本当にご苦労さまでした。
年に一回でもこうした訓練は欠かせないと感じています。



●●2006年11月20日●●

「推薦決定」

朝8時前から宇品ジャスコ前にて街頭演説。
午前中は原稿作成や来客対応。
午後3時に、
観音にある三菱重工労組広島支部に向かいました。
本日、組合組織で
県議選に向けての推薦をご決定いただける、
ということで、ごあいさつに参りました。
私の今までの選挙で、
この時期にご推薦をしていただける、
というのは今までなかったことで、
大変励みになりますし、
責任の重さも痛感しています。
さらに多くの方々から
ご支援・ご支持をいただけるよう頑張って参ります。

夜は菅川 洋さんのパーティに参加(全日空ホテル)。



●●2006年11月21日●●

「環境・安全・危機管理対策特別委員会 県外調査(1)」

朝9時15分広島西飛行場発の便で、
一路鹿児島空港へ。
コミューター機(直通便)で約1時間、
10時半ごろ到着しました。
鹿児島空港から市内まで約1時間かかり、
広島空港と似ています。

まず訪問したのは鹿児島県議会。
10年前に建てられた議会棟は
桜島を望む7階建てのビルで、
大変立派な建物でした。
こちらでは
「台風の常襲地帯である鹿児島県の総合防災体制について」
レクチャーをいただきました。

私自身は、海岸線が長く、
鹿児島(錦江)湾という閉鎖性水域を抱えている県なので、
広島県でも最近問題になっている異常潮位や、
台風等に対する沿岸部の高潮対策はどうなっているのか、
聞いてみました。

鹿児島県では異常潮位については、
深刻な変化は起こっていないようですし、
海岸部に民家が集中しているという地形でもないため、
あまり意識は向いていないようです。
異常潮位は瀬戸内海に強く現れている現象なのか、研究が必要です。

次に鹿児島海上保安部に伺いました。
平成13年12月に
九州南西海域で発生した
北朝鮮の工作船を海上保安庁と自衛隊の艦船が追尾し、
後に自沈した事件は記憶に新しいところですが、
鹿児島海上保安部の所属する第10管区は、
中国に至る広大な海域をその警戒範囲としています。
今日も大隅海峡付近で、
潜水艦と貨物船が衝突する事故が発生し、
巡視艇が出動待機状態になっていました。
別の巡視艇を見学させていただきました。
私自身は護衛艦に乗っていた経験があるので、
艦内設備や装備自体は普通だと感じましたが、
乗組員の緊張感といいますか、
現場の気迫は護衛艦以上だと感じました。
今後、
不審船対策や工作船への対応は
どうしても海上保安庁の任務ということになります。
北朝鮮の動向もあり、
緊張感はさらに増していくものと思いますが、
任務の無事な遂行を祈るばかりです。

この日は鹿児島市内泊。



●●2006年11月22日●●

「環境・安全・危機管理対策特別委員会 県外調査(2)」

調査2日目は、屋久島への移動です。
この日は朝から雨模様で、
10時半に
鹿児島空港発屋久島行きのコミューター機に乗り込む予定でしたが、
屋久島空港天候不良のため
着陸できない場合は鹿児島空港に引き返す
という条件付のフライトでした。
小さな飛行機で天候不良、しかも条件付きで、
たとえ着陸できても、4時前には鹿児島空港に戻って、
広島まで帰らないといけないのに、
飛行機が飛ばなかったら屋久島に足止めになるな
とずいぶん心配しました。
とりあえず屋久島までは何とか到着しましたが、
雨足は強くなるばかりで、
調査先の
屋久島自然保護官事務所や
ヤクスギランドは予定通りこなしましたが、
びしょ濡れの状態での調査となりました。

ただ屋久島は年間降雨量が四千ミリと、
全国平均の倍近く雨が降る地域で、
逆にそのことがヤクスギの生育環境に必要だ
との説明を受けました。

世界遺産の中でも自然遺産
(厳島神社や原爆ドームは文化遺産)は、
「人の力が加わっていない自然そのものを対象としている」
ということで、
縄文杉や紀元杉といったいわゆる名所には、
徒歩で山を踏み入って、
往復10時間の行程が必要とのことでした。
開発の手を入れない、
というのが大原則で、
旅行者も一定のマナーを守る必要がある、
と感じました。

今日は屋久島泊まりか、
と心配しましたが、
何とか4時前に鹿児島便が予定通り飛んでくれました。
鹿児島空港で乗り換えて、
7時には無事広島西飛行場に到着できました。





●●2006年11月23日●●

「スポーツ大会」

朝9時半から、
南区PTA連合会の親善スポーツ大会の開会式に参加。
毎年この時期にソフトバレーを
各学区対抗で行われています。
私は開会式だけの参加ですが、
かつて宇品学区体協で
ソフトバレーをやっていたので
顔見知りの方々もたくさん参加されていました。
最近は行事が多いのと、
体力的にも無理があって練習には参加していません。

開会式終了後はあいさつ回りにあてました。



●●2006年11月24日●●

「質問の構想」

9時過ぎから、
大河学区をパワーウォーク。

昼過ぎから県議会に移動して、
企業会計決算特別委員会の総括質問(知事も出席)
の構想をまとめました。
答弁も含めて20分という短時間ですが、
私を含めて14人が質問しますので、
まる一日かかります。
病院事業・工業用水事業・土地造成事業と
それぞれ聞いてみようと思います。
私は副委員長ですので、
最後の質問者ということになります。
29日(水)に開催されます。





●●2006年11月25日●●

「合唱祭」

今日は、子どもたちの通う小学校の合唱祭です。
家でよく練習してましたので、
大丈夫なのかな、
と心配していましたが、
クラス全員で息の合った合唱には感動しました。

聞きながら
自分の小学校時代のことを思い出しました。

音楽の先生は
大変インパクトのある先生で、
当時 はやっていた
学園物のドラマ(中村正俊が印象的でした)さながらの、
ギターを抱えて青春ものの歌を教えてくれ、
その自由な雰囲気に
子どもながらにわくわくドキドキしたのを
今でも覚えています。
その先生は今でもお元気で、
数年前に学年の同窓会で再会できました。
なんと先生を辞めずに(こういうと怒られましたが)、
母校の校長先生になっておられました。

私の歌や音楽における才能は
全く開花しませんでしたが、
このときの思い出がいまでも貴重です。
今日の合唱祭では、
子どもたちがたくさんのことを感じ、
これからの人生に生かしてくれたら、
と切に思いました。


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