こうじマガジンNO.127(2006.10.17) | |||
△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ こうじマガジン NO.127 △▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼**▲▽**△▼ 「2006年9月16日から2006年9月30日までのダイアリー」 ●●2006年09月16日●● 「台風13号」 台風が近づいているせいか、 雨がちの天気が続いています。 午前中、事務所で書類整理と原稿書き。 午後、明日予定されている運動会2件 (宇品中学校の運動会は20日に延期、 宇品東学区の町民運動会は 先週の日曜日が延期になっていたため、 今回は中止) の中止の連絡が入りました。 多分今日の夕方から 準備に入らないといけないために、 雨が続いてグランド状態が悪いことや、 台風の影響を考慮しての判断だと思います。 せっかく準備しても明日雨で中止だと無駄になるし、 逆に心配しすぎて明日天気が持つと もったいないと思うし、 責任者の方は、いつもこの微妙な判断に苦労されると思います。 明日の午前中の予定は これで2件キャンセルということになりました。 ●●2006年09月17日●● 「宇品詩吟の会」 昨夜は台風の接近に伴う豪雨で、 県内に大きな被害が出ました。 台風13号は、今日の深夜 広島市に最接近する様子で、心配です。 今日午前中は何とか雨が降らずにすみました。 近くの幼稚園では、運動会を行っていました。 昼には終わっていたので 早めに切り上げたのだと思います。 11時過ぎに、 宇品詩吟の会でごあいさつをさせていただきました。 広島県の課題等についてお話させていただきました。 ●●2006年09月18日●● 「敬老の日」 県北部、特に太田川上流域に 大変な被害をもたらした台風13号ですが、 今朝には既に日本海に抜けていきました。 心配していた高潮被害もなく、 地域を一回りしてみましたが、 大きな被害の様子もありませんでした。 今日は敬老の日です。 由来を調べてみますと、 「今までは9月15日が敬老の日でしたが、 9月の第三月曜日に変更となり、 今年は9月18日が敬老の日となります。 敬老の日は、 もともと「としよりの日」という名前で 昭和29年に制定されましたが、 もっといい呼び方にしようということで、 昭和39年に「敬老の日」と改められました。 そして昭和41年に「国民の祝日法」が改正され、 “老人を敬愛し長寿を祝う”として、 国民の祝日となりました。」とあります。 実は宇品地域では、 地域の女性会主催の敬老会は 4月に行われます。 何でだろう、とお聞きしてみると、 宇品では敬老の日が定められた 昭和29年以前から、 4月に敬老会をやっていたので、 そのまま続けている、とのことでした。 ではなぜ9月15日なのか。 「まずひとつは、聖徳太子の説です。 聖徳太子が大阪に四天王寺を建てた時、 ここに四天王の名前に合わせて、 敬田院・ 悲田院・施薬院・療病院の四箇院を設置したといわれています。 その内の悲田院というのが、 今でいうところの老人ホームで、 この悲田院が誕生したのが9月15日であったため、 この日が選ばれたということです。 ふたつ目は、元正天皇の説です。 元正天皇が717年に「万病を癒す薬の滝」 といわれていた岐阜県の養老の滝へ行幸し、 「醴泉は、美泉なり。以て老を養うべし。蓋し水の精なればなり。 天下に大赦して、霊亀三年を改め、養老元年と為すべし」と告げて、 年号を「養老」に改元した故事にちなむというものです。 さらに、養老の滝には 敬老の日と結びつきの強い伝説があります。 ある父親思いの息子が、 老いた父に酒を飲ませたいと願ったところ 霊泉から酒がわいたという故事です。 これらにもとづき、 全国的に9月中旬頃に 地域のお年寄りを招待して敬老会を開く ということが慣わしになり、 そこで9月15日を敬老の日に定めたといわれています。」 とのことでした。 ●●2006年09月19日●● 「総務委員会」 朝8時から旭町交差点で街頭演説。 終了後、県議会に移動して9時45分から議会運営委員会。 10時から会派総会。 10時半から総務委員会。 今日は、非常に残念な報告が2件ありました。 エルミタージュ美術館分館構想からの事実上の撤退宣言と、 広島空港アクセス鉄道の実施断念(?)です。 アクセス鉄道に関しましては、 JR西日本の協力が得られない、というのが最大の原因ですが、 「もう一度知事がJR西日本の社長と会って、 必死に説得する努力をすべきではないか」、 とうかがいましたが、「好転の見込みなし」ということで、 淡々と受け止めているようです。 どうも全てが中途半端、 貴重な税金と職員の労力が無駄に使われている ように思えてしかたありません。 本当に残念です。 知事の見通しや判断に甘い点があったのではないか、 9月定例会ではしっかりと議論していきたいと思います。 3時から県議会で、 連合広島の政策制度要求に関するレクチャー。 夕方、自主トレ(元宇品コース) ●●2006年09月20日●● 「『秋の祭りは宇品色』 宇品中学校運動会」 朝9時から宇品中学校運動会へ。 17日(日)に予定されていましたが、 台風接近のため、 平日ですが、今日に延期になりました。 宇品中学校に運動会が復活して4年目ですが、 地域との密着度も高まり、 生徒達の表情にも やる気がみなぎっているように感じました。 私も学生時代は足が早いほうではなかったので、 運動会は憂鬱なほうでしたが、 競技はともかく、いろんな余興といいますか 出し物には積極的に参加しました。 いい思い出として残っていますが、 宇品中の生徒達にとっても この運動会がいい思い出になるよう祈るばかりです。 今日は久しぶりの秋晴れ、深い青空が広がっていました。 1時からは県議会で、インターン生の勉強会。 夕方自主トレ(元宇品コース)。 ●●2006年09月21日●● 「9月定例会開会日」 いよいよ9月定例会が開会しました。 10時からの会派総会の後、 10時半に議場へ。 ほぼ議員がそろったころを見計らって、 議長が議長席に登壇。 この時は、 なぜか拍手で迎えることになっています。 議長のあいさつの後、開会の宣言。 そして知事はじめ説明員(執行部)が 議場に入ってきます。 ここまでの手続きですが、 私は非常に重要だと思っています。 広島市議会では、 議長の登壇に対して拍手もなかったし、 市長はじめ説明員はすでに席についている、 という状態からスタートします。 ちょっとした差ですが、 知事を頂点とするいわゆる広島県と、 広島県議会はあくまでも同格、 さらに議場では知事はあくまでも説明員 という伝統が固く守られている、 という点は素晴らしいと感じています。 続いて、会議録署名者の指名や会期の決定の後、 審議される議案が上程され、 知事の趣旨説明が行われます。 今定例会の大きなテーマは、 知事後援会の政治資金規正法違反事件、 2大プロジェクト (エルミタージュ美術館分館構想、広島空港アクセス鉄道)の頓挫、 財政問題等です。 月曜日から始まる一般質問が、議論の主戦場になります。 5時半からは県議会の四会派の懇親会(全日空ホテル)。 ●●2006年09月22日●● 「全員委員会」 朝9時から事務所にて、 地域の安全確保等について懇談。 11時から県議会で全員委員会。 9月定例会に上程された議案を、 当局から詳細に説明を受けます。 終了後、日中友好広島県議会議員連盟総会。 1時から議会運営委員会。 ●●2006年09月23日●● 「広島車いすダンスくらぶ 『10周年記念公演』」 どうも最近花粉症の症状が出て体調がいまいちです。 今日はまず早朝自主トレ(元宇品コース)から始めました。 午前中事務所で事務作業。 午後3時から、広島車いすダンスくらぶ「10周年記念公演」 に行きました(広島県民文化センター)。 「輝くいのちと、やさしさに会える」をテーマに、 素晴らしいパフォーマンスを拝見しました。 こうした試みには全面的に協力していきたいと思います。 ●●2006年09月25日●● 「一般質問 初日」 朝7時半から宇品ジャスコ前にて街頭演説。 今日から一般質問です。 10時半から、下原 康充議員(賀茂郡)、 午後1時から、佐々木 弘司議員(広島市安佐南区)、 大曽根 哲夫議員(広島市安芸区)と続きました。 終了後、議会運営委員会理事会。 4時からはインターン生との勉強会。 今回は「よりよい人間関係構築のために」というテーマで、 親友の中田 敬司さんに講師を頼みました。 夜は引き続き懇親会(段原)。 ●●2006年09月26日●● 「一般質問 二日目」 午前中、日下 美香議員(広島市中区)、 午後から、沖井 純議員(佐伯郡)、 神川 正紀議員(広島市西区)。 4時から、来年の統一地方選に挑戦したいという若手と懇談しました。 ●●2006年09月27日●● 「似島」 朝7時半、 広島港発のフェリーで似島へ(学生インターン同行)。 秋晴れのいい天気で、空気もおいしく 気分が高まりました。 フェリーに乗船される皆さんに、 ごあいさつとビラ配り。 空いた時間にポスティングと、頑張りました。 9時似島発の便で広島へ。 10時前に県議会に到着。 一般質問三日目です。 午前中、天満 祥典議員(三原市)、 午後、門田 峻徳議員(福山市)、 安井 裕典議員(佐伯郡)と続きました。 終了後、議会運営委員会。 国に対して広島県議会として要望を行う、 意見書の協議を始めました。 今回は各会派から12本の意見書案が提出されています。 ●●2006年09月28日●● 「一般質問最終日」 午前中、辻 恒雄議員(福山市)、 午後、石橋 良三議員(広島市安佐南区)、 城戸 常太議員(安芸郡)と続き、 質問を終結した後、 補正予算の追加提案が行われました。 台風13号による災害復旧のための補正予算で、 約43億円計上されています。 早期の復旧が必要ですので、 被害状況の大まかな把握とともに、 復旧に向けたとりあえずの必要経費です。 迅速な対応だと評価できます。 さらに、 平成17年度の普通会計・企業会計の決算特別委員会(それぞれ委員15名) が構成されました。 次回の12月定例会までの間に、 議会閉会中ですが、 断続的に会議を開いて審議することになります。 今回私は、 企業会計決算特別委員会の副委員長に指名されています。 水道管崩落事故や、県立病院の経営状況等、 重要な案件があります。 しっかりと調査研究、そして発言して参ります。 ●●2006年09月29日●● 「総務委員会、知事後援会問題の訴訟記録の開示」 10時から会派総会。 知事後援会問題に関連して、 昨日広島地検から、 訴訟記録の閲覧請求を行っている県議会調査会に対して、 本日10時から閲覧可能、との連絡があったそうです。 閲覧は申請者を含めて2人、 訴訟記録は1000ページに及び、 コピー及び写真撮影は禁止という制限されたものです。 知事本人とマスコミ各社も同様の請求を行っているので、 お昼頃にはその概要が明らかになるのでは、とのことでした。 10時半からの総務委員会では、 「昨年度の繰越金の計上時期について」と、 「広島空港アクセス鉄道関連の調査費について」質問したしました。 昼過ぎに控室に帰ってみると、お昼のローカルニュースで、 「平成9年の知事選挙に際して、 15人の県議会議員に対策費が配られた(現在も現職なのは10人)」 との報道があった旨聞きました。 当時の知事秘書の供述だそうです。 「ついに出てきたか」という感じでしたが、 その供述の詳細が伝えられるにつれ、 「金まみれ選挙」の実態が赤裸々に語られているのを知り、 愕然といたしました。 あすのマスコミ各社の報道のほうが、 より詳細を伝えると思いますが、 大変な事態であることは確かです。 平成5年、9年の知事選挙に関しての供述ですから、 時効(3年から5年)が既に成立している問題ですが、 事実とすれば当然知事の道義的責任問題、 我々議会側も説明責任が問われてきます。 来週から、閉会日の4日に向け激動が予想されます。 ●●2006年09月30日●● 「宇品小学校運動会」 朝8時半から宇品小学校運動会。 お昼頃に広島空港へ。 本日4時からの結婚式に出席のため、 来広される松下政経塾の先輩で 衆議院議員の野田 佳彦さんをお迎えに行きました。 4時からの結婚式には私も出席予定だったため、都合が合いました。 車中、政治状況のお話や、 政経塾のお話等貴重な時間を過ごすことができました。 それにしても一夜明けて、 知事後援会の問題では、 かなり厳しい反応が帰ってきてます。 |
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