こうじマガジンNO.106(2005.2.1)  

「事実を通して思想を語る」

1月16日(日)に
「市民生活」出版5周年記念式典に参加しました。
私も創刊以来投稿し続けています(年4回の季刊)が、
締め切りに追われ十分納得のいく原稿が
なかなか書けていません。

この「市民生活」は広島・地方行政研究所
(代表は山口 氏康元広島市議会議員)の
立ち上げともに始まりました。

「政治家はなかなか文章を書く機会がないので、
こうした機会を利用してまとまった文章を書いて、
言葉を大事にしよう」という山口先生の
アドバイスが関わるきっかけとなりました。

山口先生のあいさつには
いつも得るところが多いのですが、
「政治家は事実を通して思想を語る」ことが大事だ、
というご指摘には全面的に賛同いたしました。

ともすれば事実だけを追ったり、
あるべき論をとうとうと語る議員が多いと
感じていましたので、「なるほど」と思ったわけです。

もう1つは、
広島市土地開発公社の問題です。
山口先生はこの土地開発公社を
議員時代を通じて追っておられ、
昨年も取得土地の売却に伴う手数料の問題で、
広島市に対して住民監査請求をされました。

現在公社には400億円の塩漬け土地があり
(その代表例が広島駅貨物ヤード跡地です)、
その金利負担でその負債はどんどん膨らんでいます。

昨年公社を廃止しようという議論が
秋葉市長から出てきました。

問題はこの塩漬け土地をどうするか、です。
時価で売却しても200億円近い赤字が
出ることになります。
この損失を誰が負担するのか。
まさに不良債権処理の問題が出てくるわけです。

市長は山口先生に
「土地の有効利用に関して提案してください」
と言われたそうです。

今までのツケを払わないといけないわけですが、
今後本気で知恵を出していかなければならない問題です。

<主な行事>
1月14日(金) 保護司業務、広島港について勉強会
1月16日(日) 広島地方行政研究所5周年総会(サンプラザ)、南区老人クラブ連合会
          新年会
1月17日(月) 公明党広島県本部新年互礼会
1月18日(火) 皆実町六丁目街頭演説、宇品女性会新年会
1月19日(水) 警察商工労働委員会
1月21日(金) 予算ヒアリング、宇品東女性会新年会
1月24日(月) 段原街頭演説、福祉勉強会
1月25日(火) 介護保険調査
1月28日(金) 県病院で打ち合わせ、鴻池 祥肇参議院議員勉強会
1月30日(日) 保護司業務
1月31日(月) 旭町街頭演説、障害者雇用について勉強会
2月1日(火) 広島地方は6cmの積雪でアポ2件キャンセルになりました。

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