こうじマガジンNO.(2003.7.22) | |||
「広島高速道路整備計画の見直し」 先週17日に広島高速道路公社が、 広島高速道路整備プログラムの見直しを発表しました。 広島市域の高速道路網は、この高速道路公社が 高速1号線(安芸府中道路 広島東インターにのる際、 現在の府中バイパスの出口からインターを直結させる)、 高速2号線(府中仁保道路 仁保ジャンクションから 府中バイパスを繋ぐ)、 高速3号線U期(広島南道路 宇品〜吉島)、 高速4号線(西風新都線 全線開通)、 高速5号線(東部線 府中バイパス入り口と広島駅北口を結ぶ)を 整備することになっています。 今回の見直しは、 「高速道路完成時(平成22年)の計画交通量が、 当初計画の約13万3千台/日から約9万6千台/日と 約3割の減少が見込まれる。 したがって、投資可能額が約4600億円から約3600億円へ 約1000億円減少する。このことから、 本線2車線整備(初期コスト低減、早期ネットワーク化)、 ランプ(出入路、連結路)の段階整備、完成時期が2〜3年遅れる、 管理コスト・工事コストの縮減に取組むこと、 をとりまとめた。」という内容です。 なぜこの時期に計画交通量の減少が見込めるのか、 という私の質問に対しましては、 「昨今の経済状況と、日本道路公団が日本全体の計画交通量を 下方修正しているから」とのことでした。 根拠としてはあまりにもあいまいなものです。 また、なんで投資可能額が1000億円減少するのか、 いかなる算定根拠があるのか、という質問に対しては、 「政令市の高速道路料金は一律500円で 計算することになっているため、 投資可能額を算定した」とのことでした。 将来10年近く4000億円近い税金を 使うことになる計画にしてはあまりにも乱暴な計算だな、 と感じました。 そしてこの高速道路は、 「完成後36年間で高速道路の無料化が実現する」 という基本方針で計画されていることもわかりました。 現在日本道路公団の民営化をめぐり、 政府では大変な議論になっています。 貸借対照表の資産査定の問題、新規道路の着工の問題、 公団の収益性と管理システムの問題、 そしてトップの人事についてです。 広島高速道路公社のトップは、国土交通省からの天下りです。 計画されている高速1〜5号線は本当に必要なのか、 税金の無駄遣いはないのか、本当に無料化は可能なのか等、 今後徹底的に調査してみたいと思います。 <主な行事> 7月5日(土) 宇品学区ソフトバレー 7月6日(日) ノーマライゼーション草の根コンサート(アステールプラザ)参加 7月7日(月) 一家言の会 7月8日(火) 周恩来展(池田平和会館) 7月9日(水) 県庁で相談事項の処理 7月10日(木) 尾道・因島方面あいさつ回り 7月11日(金) 事務所で相談事項の処理 7月12日(土) 学生インターン面接会、宇品東学区ソフトバレー 7月13日(日) 「風の祭典 恵子とともに」参加 7月14日(月) 増原 義剛衆議院議員パーティ(リーガ) 7月15日(火) 港湾局との打ち合わせ、県立広島女子大学現地調査 7月16日(水) 県病院との打ち合わせ 7月17日(木) 広島港活性化策について検討 7月18日(金) 生活福祉保健委員会、特定疾患事業についての勉強会、新田 篤実議長就任パーティ(リーガ) 7月19日(土) 小児慢性特定疾患事業についての勉強会、宇品学区ソフトバレー 7月20日(日) 第10回宇品小ソフトボール大会 7月21日(月) メルマガ原稿作成 7月22日(火) 全国大会に出場する宇品バレーボールチームと副知事を表敬訪問 |
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