こうじマガジンNO.58(2003.01.29)  
「世論調査」

 本日1月28日(火)の中国新聞朝刊に、
市長選挙の世論調査の結果が掲載されていました。
私自身も平成5年7月と平成8年10月の衆議院選挙の際には、
投票日約1週間前に行われるこの各社の世論調査を見て、
一喜一憂したものです。

これらの世論調査は
投票日の開票速報に利用されるわけですが、
立候補予定者にとっては
模擬試験の結果公表みたいな感じでイヤなものです。

インターネットによる選挙運動は
まだ解禁されておりませんので、
特定候補についての投票依頼は一切いたしませんが、
各社の記事を参考に少し分析してみたいと思います。

まずどの新聞も現職優勢と報じています。
無党派(全体の5割)の6割が現職支持、
また大田候補を推薦している自民支持層(3割)を
三分の一取り込み、
同じく支持している公明支持層(5%)にも
食い込んでいるそうです。

民主支持層(6%)では半数に届く勢い、
社民・共産(合わせて5%)は現職支持ですから
さらに高い支持を得ているでしょう。

年齢層でも、現職は若年層に強い傾向があり、
態度未決定の4割のうち
50%以上が20歳代ということを考えると、
現職優勢がうかがえます。

報道では、「今回は特に明確な争点もなく、
無党派層の動向が注目される」といつも言ってますが、
現状では現職支持といえます。

無党派や若年層という現状改革派が現職支持、
という構図は今までなかったと思いますが、
「なぜ秋葉さんじゃダメなのか」という
素朴な疑問にどの候補も
ストレートにわかりやすく答えていない、
伝わっていない、ということだと思います。

ただ選挙選は、特に広島市長選のような大型選挙は、
最後の3日間が勝負だといわれています。

昨年横浜市長に当選した中田市長の場合も、
中間の世論調査では「現職に歯がたたない」
という結果でしたが、
残りの1週間で逆転したわけですから
今回も最後までわかりません。

変化への強烈なメッセージが
どこかの陣営から出てくるか、
このまま終わるのか、
注視したいと思います。

4月には私自身の県議選が控えていますが、
今回の世論調査では
参考になる興味深い数字が出ていました。

「新市長に期待する政策」として、
経済の活性化・景気浮揚策を
65%もの方々が上げている点です。

一方、女性を中心に
福祉の充実を50%近い方々が上げています。
有権者が求めている市長像は、
「景気浮揚を直ちに行う実行力と、
福祉の充実にも熱心なやさしい人柄を持った人物」
ということになります。

今後の政治活動にしっかりと生かしていきたいと思います。



<主な行事>

1月18日(土) 街頭ラリー 4ヶ所、広島・地方行政研究所新年会

1月19日(日) 広島市長選挙告示日、南区老人クラブ連合会新年会

1月20日(月) パワーウォーク 楠那町、来年度予算要望を知事へ申し入れ

1月21日(火) パワーウォーク 楠那町、宇品女性会新年会

1月22日(水) パワーウォーク 日宇那町、選挙対策会議

1月23日(木) パワーウォーク 日宇那町

1月24日(金) パワーウォーク 日宇那町、林務行政勉強会

1月25日(土) パワーウォーク 仁保、裏千家淡交会青年部総会

1月26日(日) パワーウォーク 仁保、葬儀、お茶会

1月27日(月) パワーウォーク 宇品海岸1丁目、宇品共和国イベント打ち合わせ

1月28日(火) パワーウォーク 仁保、メルマガ原稿作成

   (※パワーウォークとして、一日50人の方にお会いすることを目標に
   南区を訪問して歩いています。)

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