こうじマガジンNO.36(2002.07.16)  

「パワーウォーク」

5月の連休明けからこのパワーウォーク(一日50人の有権者に会う)、
月曜日の早朝及び土日どちらかの街頭演説を自らに課し実行中です。

パワーウォークのほうは7月15日(月)現在で、
2100軒を訪問いたしましたので、
1000人弱の方にお会いしたことになります。
しばらくこのペースで続け、
秋からは倍のペースで目標は来年4月までに2万軒、1万人です。
このパワーウォークを通じていろんなことを感じています。

まず、お叱りの言葉で一番多いのは
「選挙の前になったらこうやってくるんじゃけえ、だめよ!」です。
これには申し訳ございません、
としか言いようがないのですが、
議員に相談するような問題がそれほどなかったとも言えます。

一方でここぞとばかりに
地域の問題をお話される方もいらっしゃいます。
福祉関係では、障害者福祉に関連してサービスのあり方への不満、
県営住宅への入居が競争率が高くて困難だ、
病児保育の充実や子ども病院の設立、
地区集会所の整備等です。
道路・交通関係でもたくさんあって、
渋滞緩和策や安全対策、バス路線の問題、
放置自転車の撤去等いろんな声を頂いています。
こういった地域課題への不満や提案だけでなく、
やはり国政レベルの話や政治一般についてのお叱りもあります。

逆に励ましの声を頂く事もあります。
「上がって休んでいきんさい」とか
「応援しよるけえ、頑張りんさいよ」とか
お声がけいただくと本当にうれしくなります。
こうした訪問活動を行いますと、
議員の目は常に住民側に向いてないといけない、
と思いを新たにします。

50軒まわろうとすると、私の足で2時間かかります。
また移動時間や準備のための時間をいれると3時間は必要です。
毎日3時間のパワーウォークが日課になってきました。
だいたい50軒のうち6割は留守です。
時間帯によって違うのではと、
いろんな時間にまわりましたがあまり変わりません。
留守宅には丁寧に一言ごあいさつをメモして
ポストにいれていきます。

お会いできる20人のうち、ほとんどは、
よろしくお願いします、で終わります。
前述したお叱りを頂くケースも、
地域課題をうかがうケースも、
応援いただけるケースも3〜4人程度です。
考えてみると、本当に単調なことの繰り返しです。

このパワーウォークが何らかの理由でできなくなった時、
例えば体力の低下とか、時間がさけないとか、
やる気がなくなったり、意味を感じなくなったりしたら、
政治家としては失格だと思っています。
もちろん選挙を意識していることも事実ですが、
政治活動の基本、政治家としての初心を
大事にしていきたいと思っています。

<主な行事>

7月9日(火)  パワーウォーク 霞団地

7月10日(水) パワーウォーク 宇品神田2丁目。
         夜、南 一誠さんコンサート

7月11日(木) パワーウォーク 宇品神田2丁目

7月12日(金) パワーウォーク 宇品神田3丁目。
         夜、藤田知事、中田県議と夕食会。

7月13日(土) 長女の幼稚園のソフトボール大会。
         夜、宇品体協のソフトバレー。

7月15日(月) パワーウォーク 宇品神田3丁目

   (※パワーウォークとして、一日50人の方にお会いすることを目標に
   南区を訪問して歩いています。)

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