2002年12月・県議会報告
職員給与の減額などで、一般会計で28億5000万の減額補正予算を組み、予算以外の議案として、平成13年度普通会計決算・企業会計決算の認定など、32件の議決いたしました。
知事の陳謝
「今般、県出資の第三セクタ−である株式会社広島ソフトウエアセンタ−において、前社長が業務上横領事件を起こし、それに幹部職員を始め、多数の県職員が関わっていた事案、また、中央森林公園拡充整備事業に関して、施工管理の遺漏により、異例の民事調停が申し立てられた事案が発生し、県行政に対する県民の信頼を著しく損なう事態を引き起こしたことは遺憾であり、誠に申し訳なく思っております。」
1 雇用対策

来月1月から、携帯電話でも受信可能となるよう雇用労働情報提供システムを機能拡充します。
就職内定状況が厳しい高校生に対して、県内5ヶ所で、「高校生就職支援セミナー」を広島労働局等と共催したほかに、2月には合同就職面接会を開催するなど就職支援に努めます。

2 教育改革
本県障害児教育の基本的な方向を示した「広島県障害児教育ビジョン」を策定しました。今後は、さらに専門性を高め、障害児一人一人をきめ細かく指導し、その能力や可能性を最大限に伸ばしていく教育を行っております。
3 子育て支援
こどもや家庭に関する、相談から保護・ケアまでを総合的・専門的に支援する拠点として、「こども家庭支援センター」を中央児童相談所の現在地(南区宇品東)で、17年度の開設に向けて整備することとし、併せて、福山・三次地域での機能強化も図ってまいります。
4 安全・安心なまちづくり
犯罪の起こりにくいまちづくりを進め、県民が安心して暮らせる社会の実現に向けて、県として取り組むこととし、「減らそう犯罪」ひろしま安全なまちづくり推進条例案を提出するほか、有害ビラの配布などの行為や、暴走族に関する暴力団などによる不法行為を規制する。