２００１年８月フォトレポート・海外出張号（ロシア編） 　2001年8月17日（金）〜31日（金）まで、県のロシア東欧視察団に加わり、ロシア、ブルガリア、ハンガリー、スイスの4カ国を訪問させていただきました。 　2001.8.19（日）ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸﾞにて ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸﾞは、2003年に建都300周年を迎えます。それに向けて、市のあちこちでﾘﾌﾚｯｼｭ事業が進行中でした。 広島県は現在、「ｴﾙﾐﾀｰｼﾞｭ美術館」（世界3大美術館の1つ）の分館誘致に動き出しており、ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸﾞ市と総合的な文化交流を実現したいというのが私達訪問の目的でした。 市内には、冬の宮殿（ｴﾙﾐﾀｰｼﾞｭ美術館）以上の高さの建築物は全くありません。 　2001.8.21（火）ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸﾞ夏の宮殿 ﾊﾞﾙﾄ海に臨む地にﾋﾟｮｰﾄﾙ大帝（300年前ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸﾞに建設したﾛﾏﾉﾌ王朝の皇帝）がつくった、夏の宮殿です。その広大さと、緑の美しさが非常に印象的でした。 　2001.8.24（金）ｿﾌｨｱ（ﾌﾞﾙｶﾞﾘｱ）ﾎﾞﾔﾅ教会にて、右から、浅野洋二県議、中田選県議。教会の壁画は世界遺産に登録されています。中世ﾙﾈｯｻﾝｽのはるか以前に、人間そのものの姿を正確に描き出したもので、ｷﾘｽﾄやﾏﾘｱ像が身近な人間として描かれており、１千年の時を越えて前に立つ私達に語りかけてくるようでした。壁画遺産を保全、維持することは技術的にも大変で、中は立ち入り禁止、撮影禁止ですが、当日は、特別に見学させていただきました。 　2001.8.26（日）ﾌﾞﾀﾍﾟｽﾄ（ﾊﾝｶﾞﾘｰ)　世界遺産にも登録されている、王宮内の正門にて（この風景は、ﾌｧｯｼｮﾝﾓﾃﾞﾙが並んでよく女性誌の表紙を飾るそうです。）ﾊﾝｶﾞﾘｰは、NATOに加盟し、ﾕｰﾛ加盟を実現すべく、国をあげて取り組んでいます。ﾌﾞﾀﾍﾟｽﾄはﾄﾞﾅｳ川をはさんで、ﾖｰﾛｯﾊﾟの歴史の重みを感じさせる、すばらしい都市でした。是非もう一度行ってみたいと思っています。 　 　2001.8.29（水）ｼﾞｭﾈｰﾌﾞ（ｽｲｽ)、国連訓練調査研究所（ﾕﾆﾀｰﾙ)本部で、ﾎﾞｲｻﾞｰﾙ所長と、 現在広島県はﾕﾆﾀｰﾙ広島事務所の誘致に動いています。お金のかかることなので、今年行うﾊﾟｲﾛｯﾄ事業（世界遺産の保全についてのﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑが10月に広島で行われる）の成果をこれからも目を向けていく必要があります。 活動フォトレポート目次へ