グループホームくにくさの家 (2001.11.28訪問)  
安芸区阿戸町にある、グループホームくにくさの家は、施設長の横山様の案内を受けました。薬科大学を出て、外科医であるご主人と結婚後、診療所の無かった阿戸町に社会福祉法人を設立し、特別擁護老人ホーム、老人保健施設、地域診療所を次々と建ててこられました。「痴呆を有する高齢者にとって、自然の光と風に触れ、痴呆介護の研修を重ねた職員が、関わること、その住環境が整えば、地域社会にとけこまれ、その人の自尊心を失うことなく、平穏な暮らしの継続が可能になることがわかりました。」という、横山施設長の言葉は、これからの痴呆介護のあり方を示唆する重要な、コメントであると思いました。
 山に囲まれた地の国道沿いですが、草園をはさんでいるので車の騒音もあまりせず、静かです。 
 玄関への廊下。壁にかけられているのは、入居者の方々の作品。
入居者の家族が来られたときの、応接間。ヘルパーさん用の宿直室を改造。宿直の方は、夜、寝れないので、有効利用したそうです。
 共用部分での団欒の様子。ちょうど、墨絵の年賀状教室が終わったところで、くつろいでらっしゃいました。 
★料金について・・・
 毎月の基本料金は100,000円(部屋代47,000円、食材料費39,000円、14,000円)となっています。

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